ぎざ‐ぎざ【▽刻▽刻/▽段▽段】
ジグザグ
(ぎざぎざ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 00:48 UTC 版)

ジグザグ(英/仏:zigzag)は、Z字状に直線が何度も折れ曲がっている物や形態のこと。下図のように、直線に対して左へ角度を付けたら次は右へ、その次は再び左、次はまた右…と、一定の間隔ごとに角度を付け、その度に折り返して逆方向へ折れ曲がる線状のものをジグザグという。ジグザグ線の角の部分を緩やかな曲線にしたものは、波線という。
語源はフランス語で「歯」を意味するzagを重複させた「鋸の歯」が由来とする説が有力で、1600年代から用例がある[1]。日本語ではギザギザ[1](刻刻、段段 wikt:ぎざぎざ)や、稲妻の形に例えて稲妻形[1](いなづまがた)と呼ぶ。
脚注・出典
- ^ a b c 【何でもランキング】このカタカナ語 何語由来?/第2位 ジグザグ『日本経済新聞』土曜朝刊別刷り「NIKKEIプラス1」2021年6月26日(同日閲覧)
関連項目
- 鋸(のこぎり、のこ)
- スイッチバック
- つづら折り/つづら折れ
- パンタグラフ
ぎざぎざ
「ぎざぎざ」の例文・使い方・用例・文例
- ぎざぎざに入り組んだ海岸線
- へりにぎざぎざのあるナット
- ぎざぎざのかどが彼のズボンに引っかかって穴を空けた。
- ぎざぎざの線.
- 顔のぎざぎざの傷跡が彼に狂悪な人相を与えた.
- 10セント硬貨にはぎざぎざがついている.
- ぎざぎざのがけっぷち.
- 岩のぎざぎざの形状
- ぎざぎざに切る
- ぎざぎざの形をした葉の褐色海藻
- 端がぎざぎざの細長い鉤状のくちばしを持つ羽冠のある魚食性大型潜水ガモ
- 深いボートのような内面のある重いぎざぎざの殻がある海洋二枚貝の軟体動物
- 小さな途切れ途切れ、あるいはぎざぎざのチェック柄の布地
- 羽状に深く分裂した葉を持ち、ぎざぎざに切れ込みのあるアーモンドの香りのする紫白の花が総状花序につく、きゃしゃな南米の一年生植物
- 後にかぎざぎざの剛毛のあるいがとなる、緑がかった小さな頭状花序を持つ雑草
- 穀粒が硬質澱粉と軟質澱粉の両方を含み、成熟するとぎざぎざになるトウモロコシ
- 4つのぎざぎざの舞台袖がある紫がかっている花とさやのクラスタを生じさせる結節がある巻きついている年に一度のつる植物
- 縁がぎざぎざの葉と上部に紫がかった白い花を持つ温帯地域北部の多年草
- 白またはピンク色の花をゆるい末端の房があり、通常ぎざぎざの対生の葉と、細かく刻まれた皮のあるウツギ属の様々な低木のいずれか
- 毛が密生し多少縁がぎざぎざの葉と黄色から緋色の単生または群生の花を持つ熱帯植物
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