ピンク
(ピンク色 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/03 04:06 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2014年12月)
|
|
|
16進表記 | #F8ABA6 |
---|---|
RGB | (247, 171, 166) |
CMYK | (0, 40, 25, 0) |
HSV | (4°, 33%, 97%) |
マンセル値 | 4.3R 7.6/6.8 |
表示されている色は一例です |
Pink (webcolor) | ||
---|---|---|
16進表記 | #FFC0CB |
ピンク(JIS慣用色名) | ||
---|---|---|
マンセル値 | 2.5R 7/7 |

|
|
16進表記 | #F6ADC6 |
---|---|
RGB | (246, 173, 198) |
CMYK | (0, 40, 4, 0) |
HSV | (339°, 30%, 96%) |
マンセル値 | 4.8R 7.7/7.3 |
表示されている色は一例です |
ピンク(英語: pink)は赤と白を混ぜて出来る色の一つ[1]。しばしば明るい赤と表現されるが、より正確には明度が高く彩度の低い赤である。ピンクは濃淡によってさまざまなバリエーションが存在する。ピンクとして分類される色は、通常、コンピューターやテレビの画面上ではRGBカラーモデルを使用し、印刷ではCMYKカラーモデルで作成される、明るいまたは彩度の低い赤、バラ色、マゼンタがある。
概要
英語の pink は、元来ナデシコの意であり[2]、シェークスピアの時代にはまだ色名としての用法はなかったとされる。後に、ナデシコの花の色を指してpink、すなわち「なでしこ色」と呼ぶようになった。
また、英語以外の多くのヨーロッパの言語では、ピンク色を指すのにバラを意味する語やその派生語を使い、いわば「ばら色」という言い方をする。
日本語では英語を借りて「ピンク」「ピンク色」と呼ぶのが一般的だが、モモの花に見立てた「桃色」の名もある。ほかに「撫子色」(なでしこいろ)、「石竹色」(せきちくいろ)などナデシコに由来する和色名もあるが、これらが英語pinkの同義語として扱われてきた実績がとくにあるわけではない。実際の色は微妙に異なる。
ピンクの色料
ピンクの顕色は一般的には赤色顔料と白色顔料による。セラミック顔料においては陶試紅やクロムスズピンク、サーモンピンクといったピンクの顔料が存在する(セラミック顔料で赤色顔料はカドミウムレッドをジルコンでコーティングしたファイアーレッドしか存在しない)。特にクロムスズピンクはピンクから紫がかった赤、ワインレッドにいたる様々な色を出す。
また、強い印象を与える派手で鮮明なピンク色をショッキング・ピンクと呼ぶ[3]。
研究

色彩心理学において、人間を含む動物に様々な影響を与えることがわかっている。30日間、1日12時間ピンクの照明を当てたマウスでの実験では、他の色に比べて副腎の重量が増した[4]。1979年にシアトルの海軍矯正施設でアレキサンダー・シャウス博士が行った実験では、明るいピンク色のポスターを抱きしめさせると被験者に筋肉弛緩が確認された。またピンク色の塗装を牢屋に行うと攻撃性の低下が見られた[5]。
脚注
- ^ “あの色とこの色を混ぜれば完成!手持ちの絵の具セットにない色の作り方|SAKURA PRESS|株式会社サクラクレパス”. 株式会社サクラクレパス. 2025年2月3日閲覧。
- ^ 一説に、花弁の縁端の特徴的な形状から、「ギザギザに切る」(cf. ピンキング)を意味するpinkの同系語であるとされる。
- ^ 松村明『大辞泉』小学館
- ^ Schauss AG (1979) Tranquilizing effect of color reduces aggressive behavior and potential violence. Journal of Orthomolecular Psychiatry 8: 218–221.
- ^ “攻撃性を抑制する効果があると世界の刑務所で採用されているピンク色の独房。受刑者は「屈辱的」と不満の声”. カラパイア. 2022年12月8日閲覧。
関連項目
「ピンク色」の例文・使い方・用例・文例
- その少女はピンク色のほおをしている
- バラのピンク色
- 彼女は酔うと頬がピンク色になる。
- 私達はピンク色を着ました。
- 修正箇所にピンク色で印を付けた。
- 実はビートを食べると、尿がうっすらピンク色をすることがあります。
- 壁にピンク色の壁紙をはる.
- ピンク色の健康そうな顔(色).
- 彼女の部屋はピンク色に上塗りされ[仕上げられ]ていた.
- 彼女の頬は健康的なピンク色だ.
- ピンク色にする
- 強いピンクから黄色がかったピンク色への
- 赤に近いピンク色の
- くすんだ紫がかったピンク色の何かの
- 空は暖かいピンク色でおおわれた
- ほんの少し内側の肉がピンク色になるまで料理される
- ピンク色の背と腹を持つ光沢のある黒い鳥
- 大理石のような模様のピンク色の皮
- 黒と白の翼を持つピンク色がかった茶色のヤツガシラ
「ピンク色」に関係したコラム
-
株式分析のニックMネクストムーブとは、ボリンジャーバンドとケルトナーチャネルズの2つのテクニカル指標によってトレンドを探し出すためのテクニカル指標です。テクニカル指標のボリンジャーバンドの特徴として、...
-
FXやCFDのトリプル指数移動平均とは、指数移動平均と指数移動平均の指数移動平均、さらに指数移動平均の指数移動平均の指数移動平均を用いたテクニカル指標のことです。トリプル指数移動平均は3重指数移動平均...
-
株式やFX、CFDのボックス理論(Box Theory)とは、相場のもみ合い状態における売買戦略のことで、ニコラス・ダーバス(Nicolas Darvas)によって考案された理論です。ボックス理論では...
-
FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)のDeMarkerの見方を解説します。DeMarkerは、MT4のナビゲーター画面の「罫線分析ツール」に登録されていま...
-
FXやCFDの線形回帰リバースとは、価格が下降すれば-1、上昇すれば+1の値になり、直前の価格よりも安くなるか高くなると数値が反転するテクニカル指標のことです。上の図はAUD/JPYの分足に線形回帰リ...
-
株式の信用取引における信用倍率とは、信用取引残高の買い残高を売り残高で割った数値です。信用倍率の単位は「倍」です。信用倍率は、次の計算式で求めることができます。信用倍率=買い残高÷売り残高例えば、買い...
- ピンク色のページへのリンク