パンタグラフとは? わかりやすく解説

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パンタグラフ【pantograph】

読み方:ぱんたぐらふ

電車などの屋根取り付けた架線から電気取り入れるための装置菱形折り畳み式になっている

図形一定の比率拡大または縮小するのに用いる、伸縮式の製図器写図器


パンタグラフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 11:12 UTC 版)

パンタグラフ: Pantograph)は、ギリシア語の 「すべてを(παντ-) 書く/描くもの(γραφ、drawing, painting, writingの意味)」を語源とし、菱形で収縮する機構に通常充てられる語。


  1. ^ 英語版en:Ultra Handおよびロシア語版ru:Ultra Handに他言語版で共有できない画像あり。


「パンタグラフ」の続きの解説一覧

パンタグラフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 09:45 UTC 版)

新幹線951形電車」の記事における「パンタグラフ」の解説

山陽新幹線でのき電方式変更と、これによるパンタグラフ間隔の50mから100mへの拡大睨んで、各車の連結面よりに1基ずつ下枠交差式パンタグラフを搭載するいずれも0系用PS200を軽量化したものである。2両ともに集電装置搭載されているが、実際には951-2のものが常用され、951-1のものは試験非常用とされた。

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パンタグラフ(シザー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 08:38 UTC 版)

キーボード (コンピュータ)」の記事における「パンタグラフ(シザー)」の解説

日本ではスイッチ外観・形状鉄道車両のパンタグラフに似ているため、パンタグラフと呼ばれている。英語ではシザーScissor)と呼ばれるラバードームとの組み合わせ使用されることが多い。中心から外れたところを打ってしまってしっかりとキー押せるという利点がある。構造的に薄く出来るので、ほぼ全てのノートパソコン採用されているほか、一部デスクトップパソコン向けキーボード採用されている。指先反発の力がダイレクトに戻ってくることや、構造ステップスカルプチャ形状をとるのが困難であることなどから、長期間タイピングには向かないとされていたが、低いキートップや短いキーストロークにより長時間タイピングでも疲れにくいとする意見もある。近年は軽い打鍵感により指を滑らせるような軽快入力が可能として、デスクトップパソコンでもパンタグラフキーボードを選ぶ者も多い。近年隣接するキーとの間に設け、各キー独立した配置としたアイソレーションキーボード呼ばれるデザイン流行している(外形チクレットキーボード似ている)。キー間に大きな隙間ができにくくゴミや埃が入りにくい、爪や指先キー引っかかりにくいといった長所がある。

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パンタグラフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 22:42 UTC 版)

集電装置」の記事における「パンタグラフ」の解説

鉄道におけるパンタグラフとは、コイルばねの力や空気圧などによって架線集電舟を押し付け関節構造または伸縮構造設けることで、架線高さの変化追従させる形態集電装置近年架空電車線方式における集電装置としては最も一般的に使われている。略してパンタ、またはパン呼ばれることが多い。 パンタグラフの構造は、大きく分けて4つ部分構成されており、架線直接接触して摺動しながら架線電力取込むための集電舟、集電舟が自由に動きながら架線追従性を良くするための集電支え装置鋼板アルミ合金・ステンレスパイプのリンクで構成され枠組、パンタグラフ全体支えて車体固定するためのからなっており、集電舟の架線との摺動部分は摺板と呼ばれており、導電性良く架線損耗与えにくいカーボン銅合金などが使用され摩耗による定期的な交換を必要とするため、それが容易にできるように、いくつか分割され構造となっている。 その発明者が誰であったかについては、現在に至るまで明らかとはなっていないが、ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道(Baltimore and Ohio Railroad)で1895年明治25年)、電気機関車先端集電台車取り付けたひし形集電装置使用している。アメリカ・サンフランシスコの対岸オークランド周辺路線網形成していたキー・システム (en:Key System) が1903年明治36年)の開業時に既に形パンタグラフを装備した電車就役させていたことが開業当日撮影され写真判明している。 「パンタグラフ」の語源は、製図フライス加工などで、複製のために用いられるリンク機構を持つ菱形つなげた形の道具である、パンタグラフ (Pantograph) に動作似ていたため採られた名称である。現在では必ずしも菱形のもののみを指すのではなく他の形状のものも含め関節構造備えた屋根上に装備する集電装置総称となっている。

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