レッドリストとは? わかりやすく解説

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レッド‐リスト【Red List】

読み方:れっどりすと

絶滅するおそれのある野生生物種の一覧生物学的観点から絶滅危険度評価し、すでに絶滅したと考えられる種や絶滅危機ある種を「絶滅」「野生絶滅」「絶滅危惧」「準絶滅危惧」などのカテゴリー分類して記載しているまた、レッドリストに掲載された種について、生態・分布生息状況などの詳細な情報掲載したレッドデータブック作成される

[補説] IUCN国際自然保護連合)が作成する世界規模のレッドリスト(正式名称は「IUCN絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト:IUCN Red List of Threatened Species」)をもとに世界各国地域独自のリスト作成公表されている。日本では環境省各都道府県および日本哺乳類学会などの学術団体それぞれ独自のレッドリストを作成している。

レッドリストのカテゴリー
IUCN 2001年版

絶滅EX
野生絶滅EW
絶滅危惧ⅠA類(CR
絶滅危惧ⅠB類(EN
絶滅危惧Ⅱ類(VU
準絶滅危惧NT
軽度懸念LC
情報不足DD

環境省 平成19年2007)版
絶滅EX(旧・絶滅種
野生絶滅EW 
絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN(旧・絶滅危惧種
 絶滅危惧ⅠA類(CR 
 絶滅危惧ⅠB類(EN 
絶滅危惧Ⅱ類(VU(旧・危急種
準絶滅危惧NT(旧・希少種
情報不足DD 
絶滅のおそれのある地域個体群LP旧・地個体群


レッドリスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 15:22 UTC 版)

レッドリスト(英語: Red List, RL[1])とは、国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリスト[1]。正式には The IUCN Red List of Threatened Speciesという[2]。2017年12月現在で、最新のバージョンは2017年版[2]


注釈

  1. ^ IUCN のデータベースによると、レネ・ホネッガー (René E. Honegger) 編『第3巻「爬虫類と両生類」』の1975年以前の版は未掲載であり[7]、OCLC の書誌情報では初版は1968年発行とある[8]
  2. ^ 詳細は、Historical IUCN Red Data Books and Red Listsを参照。
  3. ^ 環境省レッドリスト2017では、植物の分類群が「維管束植物」「蘚苔類」「藻類」「地衣類」「菌類」と細分化されたため、評価対象の分類群の数が(10→13に)増えている。
  4. ^ 日本のレッドデータ検索システムが全国のレッドデータの改訂に応じ、「全国レッドデータ検索システム」を提供。「最新のレッドデータリスト・ブック」という表組みで表示され、適宜、更新している[51]

出典

  1. ^ a b 編集部「レッド・リスト」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、1984〜1994年(コトバンク。2015年5月18日閲覧。)
  2. ^ a b International Union for Conservation of Nature and Natural Resources "The IUCN Red List of Threatened Species. Version 2017.3."
  3. ^ 環境省『報道発表資料 第4次レッドリストの公表について(お知らせ)』、2012年8月28日。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n 岩槻; 太田 2014, pp. xiii–ix.
  5. ^ Simon (1966). Mammalia, a compilation. Red data book. 1. IUCN. https://portals.iucn.org/library/node/6495 
  6. ^ Vincent, Jack; Simon, Noel (1966). Aves. Red data book. 2. IUCN. https://portals.iucn.org/library/node/10048 
  7. ^ Honegger, René E. (1975年). “Amphibia and Reptilia”. Morges : IUCN. 2019年8月8日閲覧。
  8. ^ OCLC 923127522
  9. ^ Melville, Ronald (1970). Angiospermae, a compilation. Red data book. 5. IUCN. https://portals.iucn.org/library/node/6502 
  10. ^ Miller, Robert Rush (1979). Pisces : freshwater fishes. Red data book. 4. IUCN. https://portals.iucn.org/library/node/6501 
  11. ^ 1986 IUCN red list of threatened animals. IUCN. (1986). https://portals.iucn.org/library/node/5804 
  12. ^ a b c d IUCNRL-CC 2001.
  13. ^ a b c d e IUCNRL-CC-J 2001.
  14. ^ Baillie, Jonathan; Groombridge, Brian; World Conservation Monitoring Centre (WCMC = 世界自然保全モニタリングセンター); Species Survival Commission, International Union for Conservation of Nature and Natural Resources; Birdlife International (1996). 1996 IUCN red list of threatened animals. IUCN. NCID BA33163751 
  15. ^ a b c レッドリストについて”. WWF-J. 2015年5月18日閲覧。
  16. ^ 絶滅の危機に瀕している世界の野生生物のリスト「レッドリスト」について”. WWF-J (2018年11月26日). 2019年8月7日閲覧。
  17. ^ WWF-J「IUCNレッドリスト2006」発表
  18. ^ WWF-J「IUCNレッドリスト2007」発表
  19. ^ WWF-J 1万6,928種が絶滅の危機に 2008年版IUCNレッドリスト発表される
  20. ^ WWF-J 2009年版「レッドリスト」が発表されました
  21. ^ ニュース:科学 > 【COP10】絶滅おそれ3割超す 1060種増、IUCN発表」『産経ニュース』、2010年10月28日。2015年5月18日閲覧。オリジナルの2010年11月26日時点におけるアーカイブ。
  22. ^ くらし > クロマグロ、アメリカウナギのレッドリスト入りで食卓は変わる?さらなる値上げの可能性も」『産経ニュース』、2014.11.17.。2015年5月18日閲覧。オリジナルの2017年2月19日時点におけるアーカイブ。
  23. ^ アユモドキがジャワサイ、ノグチゲラの仲間入り”. WWF-J. 2017年2月19日閲覧。
  24. ^ 速報 > 社会 > 記事 > マンボウが絶滅危惧種に レッドリスト最新版」『日本経済新聞』、2015年11月19日。2017年2月19日閲覧。オリジナルの2015年11月20日時点におけるアーカイブ。
  25. ^ IUCN Red List: Numbers of threatened species by major groups of organisms (1996–2016)
  26. ^ 久野華代「スッポン 新たに絶滅危惧種に指定 IUCN」『毎日新聞』、2016年7月5日 。2016年7月5日閲覧。オリジナルの/2016-07-05時点におけるアーカイブ。
  27. ^ IUCNレッドリスト2019-3の更新と、南西諸島のジュゴン個体群に関する声明 - IUCN日本委員会”. www.iucn.jp. 2019年12月29日閲覧。
  28. ^ Species recoveries bring hope amidst the biodiversity crisis - IUCN Red List” (英語). IUCN (2019年12月10日). 2019年12月29日閲覧。
  29. ^ 生物多様性が危機に瀕している中で, 種の回復は希望をもたらす- IUCNレッドリスト” (日本語). IUCN (2019年12月10日). 2019年12月29日閲覧。英語版発表資料の日本語版。
  30. ^ IUCN版との対応表
  31. ^ レッドデータブックカテゴリー(環境省、1997)
  32. ^ レッドリストカテゴリー(環境省、2007) (PDF)
  33. ^ 生物多様性情報システム
  34. ^ 汽水・淡水魚類レッドリスト見直しで明らかになった点
  35. ^ a b 環境省レッドリスト2017の公表について 2017年3月31日(環境省)
  36. ^ a b c 植物I-改定 2000.
  37. ^ 99.02.18 汽水・淡水魚類のレッドリストの見直しについて
  38. ^ 鳥類、爬虫類、両生類及びその他無脊椎動物のレッドリストの見直し
  39. ^ 哺乳類、汽水・淡水魚類、昆虫類、貝類、植物I及び植物IIのレッドリストの見直しについて
  40. ^ 第4次レッドリストの公表について(2012年)”. 環境省. 2017年3月28日閲覧。
  41. ^ 第4次レッドリストの公表について(2013年)”. 環境省. 2017年3月28日閲覧。
  42. ^ レッドリスト2015の公表について”. 環境省. 2017年3月28日閲覧。
  43. ^ レッドリスト2017の公表について”. 環境省. 2017年4月3日閲覧。
  44. ^ (pdf) 『レッドリスト2017掲載種数表』環境省、2017年4月3日http://www.env.go.jp/press/files/jp/105448.pdf 
  45. ^ レッドリスト2018の公表について”. 環境省. 2018年5月28日閲覧。
  46. ^ レッドリスト2018掲載種数表. 環境省. https://www.env.go.jp/press/files/jp/109164.pdf 2018年5月28日閲覧。 
  47. ^ レッドリスト2019の公表について”. 環境省. 2019年2月25日閲覧。
  48. ^ レッドリスト2020の公表について”. 環境省. 2020年3月28日閲覧。
  49. ^ レッドリスト2020掲載種数表. 環境省. https://www.env.go.jp/press/files/jp/113666.pdf 2020年3月28日閲覧。 
  50. ^ 水産庁編 『日本の希少な野生水生生物に関するデータブック』 財団法人自然環境研究センター、2000年、4頁。
  51. ^ ウェブサイト「日本のレッドデータ検索システム」は作成と運営はNPO法人 野生生物調査協会および NPO法人 Envision環境保全事務所。
  52. ^ 千葉市の保護上重要な野生生物について-千葉市レッドリスト-”. 千葉市. 2012年11月18日閲覧。
  53. ^ 名古屋市:「名古屋市版レッドリスト2015」・「レッドデータブックなごや2015」(市政情報)”. 名古屋市. 2019年1月6日閲覧。
  54. ^ レッドデータブックについて”. 松山市. 2019年1月6日閲覧。
  55. ^ 日本自然保護協会&WWF-J 1989.
  56. ^ 日本哺乳類学会 1997.
  57. ^ 日本産哺乳類のレッドリスト”. 2007年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年8月21日閲覧。
  58. ^ リスト[56]は 日本哺乳類学会のウェブサイトからも確認できる[57]


「レッドリスト」の続きの解説一覧

レッドリスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 04:23 UTC 版)

ハト科」の記事における「レッドリスト」の解説

上記のとおり、開発による生息地破壊羽毛目的乱獲人為的に移入され動物による捕食などにより、すでに絶滅してしまった種や、生息数減少し絶滅危惧されている種も散見される

※この「レッドリスト」の解説は、「ハト科」の解説の一部です。
「レッドリスト」を含む「ハト科」の記事については、「ハト科」の概要を参照ください。


レッドリスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 08:34 UTC 版)

ウバメガシ」の記事における「レッドリスト」の解説

生育地である下記の地方公共団体作成したレッドデータブック掲載されている。 千葉県:C 要保護生物 神奈川県:絶滅危惧IA京都府:要注目宮崎県準絶滅危惧 沖縄県絶滅危惧II

※この「レッドリスト」の解説は、「ウバメガシ」の解説の一部です。
「レッドリスト」を含む「ウバメガシ」の記事については、「ウバメガシ」の概要を参照ください。

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