じゅん‐ぜつめつきぐ【準絶滅危惧】
近危急種
(準絶滅危惧 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/19 07:02 UTC 版)
近危急種(きんききゅうしゅ、Near Threatened, NT、準絶滅危惧)とは、IUCNのレッドリストなどで定められている保全状況の一つ。ある生物種(または亜種以下の分類群)の生息状況を評価した結果、今のところは絶滅する危険性はないが、同じく絶滅の危険性のない低危険種(軽度懸念、LC)と違って生息地の変化などがあると将来的に危急種(絶滅危惧Ⅱ類、VU)に移行する可能性があると判断された種が近危急種としてカテゴライズされる。そのためIUCNでは、近危急種と評価された種の保全状況については、頻繁に、あるいは定期的に何度も再評価を行うことが重要であるとしている。
- 1 近危急種とは
- 2 近危急種の概要
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 02:57 UTC 版)
「エゾナキウサギ」の記事における「準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)」の解説
夕張岳の個体群の個体数が100頭未満であり、生息環境の岩のサイズが小さく生息に適していないことから、絶滅のおそれがあった。また、芦別岳の個体群については詳細な調査が行われていなかったため、状況が不明であった。そこで、まずは夕張・芦別のエゾナキウサギが、第2次レッドリスト(2002)で絶滅のおそれのある地域個体群(環境省レッドリスト)に選定された。
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