ぜつめつ‐きぐ【絶滅危惧】
読み方:ぜつめつきぐ
レッドリストやレッドデータブックで、生物の種を絶滅の危険性の高さによって分類したカテゴリー項目のグループ。絶滅の恐れのある種。「絶滅」「野生絶滅」に次いで危険度が高い。絶滅危惧ⅠA類・絶滅危惧ⅠB類・絶滅危惧Ⅱ類が含まれる。
[補説] 絶滅危惧ⅠA類は、ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高いもの。略号はCR(Critically Endangered)。絶滅危惧ⅠB類は、ⅠA類ほどではないが、近い将来に絶滅の危険性が高いもの。略号はEN(Endangered)。絶滅危惧Ⅱ類は、絶滅の危険が増大している種。略号はVU(Vulnerable)。以前は、絶滅危惧ⅠA類と絶滅危惧ⅠB類は「絶滅危惧種」、絶滅危惧Ⅱ類は「危急種」として分類されていた。
絶滅危惧種
(絶滅危惧 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/24 22:49 UTC 版)
絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ、英語:Threatened Species、Endangered Species)とは絶滅の危機にある生物種のことである[1]。
- 1 絶滅危惧種とは
- 2 絶滅危惧種の概要
絶滅危惧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 18:46 UTC 版)
イランや中東での絶滅の原因は不明である。インドでは、19世紀以前には1,000頭以上のインドライオンが生息していたが、狩猟や開発により頭数が激減し、1913年には20頭までに減少した。その後、森林省当局の効果的な保護や努力の結果、ギル森林国立公園内のライオンの生息数が大幅な増加を記録し、2015年現在では、523頭に増加し保護に成功した 。 19世紀後半までインドライオンとベンガルトラは、インドの多くの地域で共存していたが、現在はインドライオンはギル森林国立公園野生生物保護区のみで生息している。他州の森林国立公園野生生物保護区にインドライオンを移す計画もあるが、ベンガルトラがインドライオンを殺すかもしれない懸念から計画は進んでいない。。 年 頭数 オス:メス:幼獣. 1968 177 - 1974 180 - 1979 261 76:100:85 1984 252 88:100:64 1990 249 82:100:67 1995 265 94:100:71 2000 327 - 2005 359 - 2010 411 97:162:152 2015 523 109:201:213
※この「絶滅危惧」の解説は、「インドライオン」の解説の一部です。
「絶滅危惧」を含む「インドライオン」の記事については、「インドライオン」の概要を参照ください。
絶滅危惧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 06:45 UTC 版)
国の天然記念物として保護を受けるようになり、淀川ではワンドに生息する魚種の第4位を占めるまでに個体数が増加するなどの成果もみられた。しかし年代が進むにつれブラックバス・ブルーギルの食害やタイリクバラタナゴとの競合といった外来魚の圧迫が増大し、加えて人間による観賞魚としての飼育や売買を目的とする密漁も横行したため、個体数は年々減少し生息地も縮小していった。 淀川では1983年に完成した淀川大堰の影響で平時水位が50 cm上昇して二枚貝類の繁殖に重要な水深30 cm以下の浅瀬が1/4に減少し、また水位変動がなくなり氾濫原がダム湖のように湛水域と化したため、さらに生息が圧迫された。人工ワンドや保護池でも環境の撹乱が不足して次第に水底の状態が悪化し、当初定着していた二枚貝が死滅するなどして生息不能な状態となっていった。 氷見市では1993年に万尾川改修工事が実施され、それにともない十二町潟では水が抜かれて魚類生息不可能な状態となった。半年後に十二町潟の水位は降雨により回復したが、万尾川からは遮断され十二町潟水郷公園として整備されたため生息地として再生する見込みはなくなった。仏生寺川からも姿を消しており、生息地は万尾川ただ1か所を残すのみとなった。 1995年、本種は環境庁(当時)により種の保存法に基づき国内希少野生動植物種に指定され、翌1996年には関係4省庁が合同で「イタセンパラ保護増殖事業計画」を策定、行政主導の保護活動が本格化した。絶滅危惧IA類(環境省レッドリスト)。
※この「絶滅危惧」の解説は、「イタセンパラ」の解説の一部です。
「絶滅危惧」を含む「イタセンパラ」の記事については、「イタセンパラ」の概要を参照ください。
絶滅危惧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 22:13 UTC 版)
ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 絶滅危惧I類 (CR+EN)(環境省レッドリスト) カブトガニの外部寄生虫としてカブトガニウズムシがおり、環境省レッドリストでは同じく絶滅危惧I類に指定されている。 天然記念物 日本では佐賀県伊万里市、岡山県笠岡市の繁殖地のみが国の天然記念物に、愛媛県西条市の繁殖地が県の天然記念物に指定されている。
※この「絶滅危惧」の解説は、「カブトガニ」の解説の一部です。
「絶滅危惧」を含む「カブトガニ」の記事については、「カブトガニ」の概要を参照ください。
「絶滅危惧」の例文・使い方・用例・文例
- 絶滅危惧のページへのリンク