コウノトリとは? わかりやすく解説

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こうのとり〔こふのとり〕


こう‐の‐とり〔こふ‐〕【×鸛】

読み方:こうのとり

コウノトリ科全長1.1メートル全身白色で、風切り羽くちばしが黒い。などの樹上に巣を作り、姿がタンチョウに似るため「松上の鶴」として誤って描かれた。東アジア分布日本では特別天然記念物指定されたが絶滅した中国から冬鳥としてまれに渡来こうづる

コウノトリ目コウノトリ科総称大形で、脚・くび・くちばし長い鳴く器官退化しくちばしでカタカタッと音を出す。17種がアフリカアジア南部中心に分布


コウノトリ(こうのとり)(stork)


読み方:コウノトリ(kounotori)

コウノトリ目コウノトリ科


コウノトリ

史跡名勝記念物のほかの用語一覧
特別天然記念物:  カワウソ  カンムリワシ  コウシンソウ自生地  コウノトリ  タンチョウ  トキ  ノグチゲラ

読み方:コウノトリ(kounotori)

コウノトリ科渡り鳥

学名 Ciconia ciconia


コウノトリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 07:14 UTC 版)

コウノトリ(鸛[5]Ciconia boyciana)は、鳥綱コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属に分類される鳥類。コウノトリと「人間との関係」「伝承その他」については、シュバシコウを参照されたい。


  1. ^ Appendices I, II and III<https://cites.org/eng>(Accessed 30/12/2017)
  2. ^ a b UNEP (2017). Ciconia boyciana. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. (Accessed 30/12/2017)
  3. ^ a b c d e f g BirdLife International. 2016. Ciconia boyciana. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22697695A93630816. doi:10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22697695A93630816.en. Downloaded on 30 December 2017.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 大迫義人 「コウノトリ」『レッドデータブック2014 -日本の絶滅のおそれのある野生動物-2 鳥類』環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編、株式会社ぎょうせい2014年、36-37頁。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 江崎保男 「コウノトリ」『日本動物大百科 3 鳥I』日高敏隆監修、平凡社、54頁。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 竹下信雄 「コウノトリ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社2000年、180-181頁。
  7. ^ a b c d e 内藤和明, 池田啓 「コウノトリの郷を創る」『ランドスケープ研究』第64巻 4号、社団法人日本造園学会、2000年、318-321頁。
  8. ^ a b c d e f g h i 江崎保男 「コウノトリ科」『日本動物大百科 3 鳥I』日高敏隆監修、平凡社、50頁。
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  11. ^ 江崎保男, 佐竹節夫, 吉沢拓祥, 三橋陽子, 大迫義人 「兵庫県豊岡市に飛来・定着した野生コウノトリの死亡とその原因?激しい種内闘争?」『山階鳥類学雑誌』第43巻 2号、山階鳥類研究所、2011年、197-201頁。
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  13. ^ 『コウノトリ野生復帰の手引書』コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル、2018年3月31日、88-94頁。 
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  18. ^ “小浜のコウノトリ ひな二羽死ぬ 犯人はトンビ?”. 毎日新聞. (1964年5月18日) 
  19. ^ “二羽とも死ぬ 小浜 コウノトリのヒナ”. 福井新聞. (1964年5月18日) 
  20. ^ “ヒナ二羽とも死ぬ コウノトリ 犯人はトンビか 小浜市”. 朝日新聞. (1964年5月18日) 
  21. ^ “ヒナ二羽死ぬ 福井のコウノトリ”. 産経新聞. (1964年5月18日) 
  22. ^ “コウノトリ赤ちゃん初めて誕生”. 毎日新聞. (1988年4月6日). https://mainichi.jp/articles/20170424/org/00m/040/009000d 2019年2月3日閲覧。 
  23. ^ a b c 保護繁殖の歴史”. 兵庫県立コウノトリの郷公園. 2019年2月3日閲覧。
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  25. ^ 今藤祐馬 (2018年7月1日). “コウノトリひな誕生 皆で支える野生復帰に”. 中国新聞. 中国新聞社. 2009年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月29日閲覧。
  26. ^ 秋篠宮家のご日程:平成17年(7月~9月) - 宮内庁”. www.kunaicho.go.jp. 2023年4月21日閲覧。
  27. ^ キコニアレター No.7”. 兵庫県立コウノトリの郷公園. 2020年5月5日閲覧。
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  30. ^ 保科英人 (2016). “「見た目優先」の風潮が生み出した!?新コウノトリ害鳥論”. 自然保護 553: 20-21. 
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  32. ^ 『野生動物の餌付け問題』地人書館、2016年8月20日、159-165頁。 
  33. ^ a b あなたのまちにコウノトリが飛来したら、”. 兵庫県立コウノトリの郷公園. 2019年11月29日閲覧。
  34. ^ a b 概要 | コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル”. ippm-ows.jp. 2019年11月24日閲覧。
  35. ^ コウノトリを放鳥しました”. 野田市ホームページ. 2022年8月7日閲覧。
  36. ^ a b 飼育個体数”. 兵庫県立コウノトリの郷公園. 2019年3月29日閲覧。
  37. ^ a b 野外個体数”. 兵庫県立コウノトリの郷公園. 2019年3月29日閲覧。
  38. ^ “傷つくコウノトリ最多/進む野生復帰 防鳥ネット・電線に課題/17年度19羽 安全な環境づくりを”. 東京新聞 夕刊: p. 6. (2019年1月7日). オリジナルの2019年1月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190124203655/http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019010701000635.html?ref=rank 2019年1月24日閲覧。 
  39. ^ 今春 野田生まれのコウノトリ 小美玉市のハス田で保護”. WBSJ Ibaraki. 日本野鳥の会茨城県. 2019年3月29日閲覧。
  40. ^ 『コウノトリ野生復帰の手引書』コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル、2018年3月31日、58頁。 
  41. ^ 大谷壽文 (1998). 「琴浦の祭りとだんじり」. 鴻八幡宮祭りばやし保存会 


「コウノトリ」の続きの解説一覧

コウノトリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 08:27 UTC 版)

さよなら絶望先生の登場人物」の記事における「コウノトリ」の解説

四十一話で、交に対して命が「(赤ちゃんは)コウノトリが運んで来る」とはぐらかしたのを聞いた木津が、本当にコウノトリに赤子を運ばせたもの。毛布くるまった赤子を嘴にくわえて飛んでいる。赤子詳細不明

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コウノトリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/14 02:48 UTC 版)

放課後キッチン」の記事における「コウノトリ」の解説

ちかこは自分妊娠した事を伝えるために扮装したダンナは「白いペンギンなんていたっけ」とつっこんだ(ちかこ自身も「コウノトリには見えないか」と感じていた)。

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コウノトリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 09:03 UTC 版)

キャッチ!タッチ!ヨッシー!」の記事における「コウノトリ」の解説

ベビィマリオベビィルイージ運んでいたがカメック襲われふたりを落としてしまう。スコアアタックゴール登場する

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コウノトリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 23:48 UTC 版)

ヴァルフ」の記事における「コウノトリ」の解説

ヴァルフヴィースバーデン=シールシュタインとの間にニーダーヴァルフ自然保護区とシールシュタイン浄水場水質保護区がある。1970年代からシールシュタイン・コウノトリ共同体は、ヴァルフその周辺シュバシコウをここに再び定住させた。

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