アフリカトキコウとは? わかりやすく解説

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アフリカトキコウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/31 06:08 UTC 版)

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アフリカトキコウ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: コウノトリ目 Ciconiiformes
: コウノトリ科 Ciconiidae
: トキコウ属 Mycteria
: アフリカトキコウ M. ibis
学名
Mycteria ibis
(Linnaeus, 1766)
和名
アフリカトキコウ
英名
Yellow-billed Stork
Mycteria ibis

アフリカトキコウ(学名:Mycteria ibis)は、コウノトリ目コウノトリ科に分類される鳥類の一種である。別名トキコウ。種小名(ibisはラテン語でトキの意味である)からもわかるように、かつてはトキ類と混同されていた。そのため、英名でWood Ibisと呼ばれることもあった。

分布

サハラ以南のアフリカ、マダガスカルに分布する。

形態

全長約95-105cm。体は白色で、風切羽、尾羽は黒色である。雨覆は紅色をおびている。眼の周囲から嘴の基部までは皮膚が裸出しており赤い。嘴は橙黄色、脚は桃色である。

幼鳥は全体に灰褐色である。

生態

湖沼や、干潟、海岸、湿地などに生息する。

魚類甲殻類昆虫類などを捕食する。ネズミなどの小型の哺乳類を食べることもある。

大木の上や崖などに、小規模のコロニーを形成して繁殖する。雌雄で造巣し、1腹2-4個の卵を産み、抱卵期間は約30日である。抱卵、育雛は雌雄共同で行う。雛は、約55日で巣立ちする。

参考文献

  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、50頁




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