放たれる
放たれる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/10 23:24 UTC 版)
| 「放たれる」 | |||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Mr.Childrenの配信限定シングル | |||||||||||||||||||
| 初出アルバム『REFLECTION』 | |||||||||||||||||||
| リリース | 2014年5月24日 | ||||||||||||||||||
| 規格 | デジタル・ダウンロード | ||||||||||||||||||
| ジャンル | |||||||||||||||||||
| 時間 | 5分34秒 | ||||||||||||||||||
| レーベル | トイズファクトリー | ||||||||||||||||||
| 作詞・作曲 | 桜井和寿 | ||||||||||||||||||
| プロデュース |
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| チャート順位 | |||||||||||||||||||
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| ゴールド認定 | |||||||||||||||||||
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『放たれる』(はなたれる)は、日本のバンド・Mr.Childrenの6作目の配信限定シングル。2014年5月24日にトイズファクトリーより発売された[3]。
背景・音楽性
本楽曲は、東宝配給映画『青天の霹靂』主題歌として書き下ろされた。桜井和寿は、脚本を読んだ際に「ケージの中で傷を癒した鳥が、再び空に向かって飛び立つ瞬間」というイメージが湧いたといい、本楽曲について「背負ってしまった運命。付き纏う寂しさ。拭えない悲しみ。思い通りに事が進まないもどかしさ。そんな、重く薄暗い場所にある誰かの心が、自由と明るさを取り戻す大事な場面に、ただ寄り添うだけの最良のBGMでありたい、そう願っています」とコメントを寄せている[4]。
仮タイトルは「唱歌」[5]。本楽曲について、桜井は「『わずかな光を頼りに上を向く』誠実な希望の歌」と紹介している[6]。桜井曰く「メロディが持ってる女性的な感じから呼ばれて歌詞を書いた」といい[7]、田原健一も「Mr.Childrenの曲の中でも、ここまで女性的な曲は珍しい」と語っている[8]。また、桜井は本楽曲をライブで演奏する際、「エコーの感じや広がりの感じが、ホールやアリーナのような大きな会場によって作られるリバーブ感にすごく合っているようにも思えます」と振り返っている[9]。
リリース・プロモーション
前作『REM』以来約1年ぶりとなる配信限定シングル。主題歌となっている東宝配給映画『青天の霹靂』の公開日に合わせてのリリースとなった[3]。
2018年5月10日よりMr.Childrenの全シングル・アルバムのダウンロード・サブスクリプション配信が解禁された[10]ことに伴い、本作のサブスクリプション配信も開始された。
本作発売時にはテレビ出演はなかったものの、本作が収録された35thシングル『足音 〜Be Strong』発売のタイミングで初披露された(後述)。
アートワーク
本作のジャケットの写真は齋藤陽道によるもの[11]。齋藤は本作の歌詞から「記憶」という言葉をイメージし、その言葉をキーワードに「どこか欠けていたり、曖昧だったりするもの」をテーマに撮影を行なった[12]。
批評
音楽評論家の小貫信昭は、本作は「ネガが転じてポジになる……、それが大きなネガであるほど大きなポジにもなるという人生のドラマが、バックグラウンドに感じられる楽曲」とし、「教会音楽を連想するイントロから、ピアノ、ギター、ベースが程よい距離感で響き合うアンサンブル。ドラムが加わって一気にスイッチが入る、ではなく、曲の印象はなだらかだ」「噛みしめるように、丁寧に言葉を置いてくように歌う桜井のボーカル。サビはファルセットを何ヵ所か使った歌い回しになっていて、ここのメロディの上げ下げになんとも心を揺さぶられる」と述べている[13]。
収録曲
| # | タイトル | 作詞・作曲 | 編曲 | 時間 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1. | 「放たれる」 | 桜井和寿 | 小林武史 & Mr.Children | 弦編曲: 小林武史 & 四家卯大 |
楽曲解説
- 放たれる
- 東宝配給映画『青天の霹靂』主題歌。映画の監督を務めた劇団ひとりはダメ元で主題歌のオファーしたといい[14]、主題歌発表に際し「まさか受けてもらえるとは思わず、お願いした本人が一番驚いています。映画本編よりミスチルの曲のほうが良かったと言われないように頑張ります」とコメントしている。また、映画の企画・プロデュースを手掛けた川村元気は「人生を諦めていた男が、大切な人の愛情を知り、再生していくこの歌は、まさに『青天の霹靂』の主人公・晴夫のために捧げられた歌だと思います」と述べている[15]。
- 2014年に開催されたZeppツアー『Mr.Children FATHER & MOTHER 21周年祭ファンクラブツアー』でライブ初披露された[16]。
- 本作リリースの約半年後に発売された35thシングル『足音 〜Be Strong』にカップリング曲として収録された。
参加ミュージシャン
テレビ出演
| 番組名 | 日付 | 放送局 | 演奏曲 |
|---|---|---|---|
| SONGS[6] | 2014年11月29日[注 1] | NHK総合 | 名もなき詩 |
| 口笛 | |||
| 足音 〜Be Strong | |||
| Melody | |||
| 放たれる |
ライブ映像作品
| 曲名 | 作品名 |
|---|---|
| 放たれる | Mr.Children REFLECTION {Live & Film}[注 2] |
| miss you LIVE[注 3] |
収録アルバム
脚注
注釈
出典
- ↑ “AKB48「ラブラドール・レトリバー」首位、西野カナとミスチル急伸”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2014年5月28日). 2026年3月30日閲覧。
- ↑ “レコ協、5月度着うた等有料音楽配信認定を公表”. Musicman. エフ・ビー・コミュニケーションズ (2014年6月20日). 2026年3月30日閲覧。
- 1 2 “Mr.Children新曲、劇団ひとり映画公開日に“放たれる””. 音楽ナタリー. ナターシャ (2013年5月17日). 2020年10月4日閲覧。
- ↑ “Mr.Children、劇団ひとり初監督映画の主題歌書き下ろし”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2014年2月13日). 2020年8月20日閲覧。
- ↑ 先崎佑哉 2014a, p. 10.
- 1 2 “SONGS | 第321回 Mr.Children ~心を打つ歌、そして言葉~”. NHK. 2021年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月1日閲覧。
- ↑ 鹿野淳 2015, p. 22.
- ↑ 先崎佑哉 2014b, p. 5.
- ↑ 河合良彦 2015, p. 25.
- ↑ “Mr.Children全シングル&アルバム、明日5月10日より配信開始”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年5月9日). 2026年4月29日閲覧。
- ↑ “写真家・齋藤陽道 感動を直球で伝える作風に支持”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社 (2016年2月27日). 2026年3月30日閲覧。
- ↑ FATHER & MOTHER 2014, p. 17.
- ↑ 小貫信昭 2014, p. 46.
- ↑ 須永貴子 2014, p. 22.
- ↑ “「本人が一番驚いています」ひとり映画主題歌にミスチル”. お笑いナタリー. ナターシャ (2014年2月13日). 2026年3月30日閲覧。
- ↑ 小貫信昭 2015, p. 11.
- ↑ “Mr.Children出演「SONGS」、11月29日にOA”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2014年11月24日). 2020年12月17日閲覧。
参考文献
- 河合良彦「Mr.Children 96kHzで捉えた比類無きバンド・サウンド『REFLECTION』を多角的に分析!」『サウンド&レコーディング・マガジン』第34巻第8号通巻411号、リットーミュージック、2015年8月1日、19 - 41頁。
- 須永貴子「プロダクション・ノート」『青天の霹靂 パンフレット』東宝、2014年5月24日、19 - 22頁。
- 『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第67巻、エンジン、2014年8月。
- 先崎佑哉「COULD BE ANYTHING」10 - 11頁。
- 「New Artist Photo Shooting Report」16 - 18頁。
- 先崎佑哉「FATHER & MOTHER 21周年祭特別号 Special Interview」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club 21st Special』エンジン、2014年、3 - 9頁。
- 小貫信昭「LIVE REPORT」『Mr.Children REFLECTION パンフレット』日活、2015年2月6日、7 - 12頁。
- 鹿野淳「誰もが知りたかったMr.Childrenの5年間、そして新しい足音を桜井和寿すべてを語る」『MUSICA』第9巻第1号、FACT、2015年1月15日、10 - 31頁。
- 小貫信昭「Mr.Children」『WHAT's IN?』第27巻第7号通巻326号、ソニー・マガジンズ、2014年6月13日、46頁。
外部リンク
「放たれる」の例文・使い方・用例・文例
- 目的物のそれに続く効果的な攻撃のための正確なデータを得るために放たれる発砲
- 突然放たれる
- 困難な考えから解き放たれることで特徴的な(とくに有罪)
- クラスター爆弾から放たれる細かい爆弾の1つ
- 爆弾が爆発するときに放たれる化学薬品を積んだ爆弾
- 原子核崩壊で放たれる放射線に対するバリアを意図する鉛またはコンクリートのシールド
- 空中の目標物に陸または船舶から放たれる誘導ミサイル
- 信託と神の加護で、キリスト教徒は戒律から解き放たれるという宗教的考え(文化の倫理的基準を含む)
- 物体の温度が上がるときに放たれる光の現象
- 腐敗や風化によってのみ胞子が放たれるいくつかの菌類の閉じられた胞子の構造(特に、アスペルギラセエとエリシファセエ)
- 渡り調査をするため標識をつけて放たれる鳥
- 「プレーする間は,プレッシャーから解き放たれるのは不可能だ。」とイチロー選手は言う。
- 環境省の職員は「輸入されたカブトムシは死ぬまで捕まえておくべきだ。それらのカブトムシは放たれると,在来のカブトムシと交配し,生態系を損なうかもしれない。」と話す。
- 9月24日,(ニホン)コウノトリが野生に放たれる。
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