箒星_(曲)とは? わかりやすく解説

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箒星 (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 22:54 UTC 版)

Mr.Children > 箒星 (曲)
「箒星」
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『HOME
B面
  • ほころび
  • my sweet heart
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞・作曲 桜井和寿
プロデュース
ゴールドディスク
ダブル・プラチナ(日本レコード協会
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[1]
  • 2006年7月度月間2位(オリコン)
  • 2006年度年間12位(オリコン)
Mr.Children シングル 年表
四次元 Four Dimensions
(2005年)
箒星
(2006年)
しるし
(2006年)
HOME 収録曲
彩り
(3)
箒星
(4)
Another Story
(5)
B-SIDE 収録曲
こんな風にひどく蒸し暑い日
(6)
ほころび
(7)
my sweet heart
(8)
EANコード

EAN 4988061891774
(初回限定盤、TFCC-89177)
EAN 4988061891781
(通常盤、TFCC-89178)

ミュージックビデオ
「箒星」 - YouTube
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箒星』(ほうきぼし)は、日本バンドMr.Childrenの28枚目のシングル。2006年7月5日にトイズファクトリーより発売された[2]

概要

前作『四次元 Four Dimensions』から約1年ぶりに発売されたシングル。アートディレクター丹下紘希

初回限定盤と通常盤の2形態で発売。初回限定盤はCD+DVD、通常盤はCDのみ。Mr.ChildrenのシングルとしてDVDが付属するのは今作が初となる。

チャート成績

オリコンチャートでは初週25.4万枚、累計売上は42.0万枚。[3]

収録曲

CD

全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「箒星」桜井和寿桜井和寿
2.「ほころび」桜井和寿桜井和寿
3.「my sweet heart」桜井和寿桜井和寿

初回限定盤付属DVD

箒星 -Ordinary Beauty-
“人は誰でも光り輝くことができる”をテーマに撮り下ろされたショートムービー[4]。監督は同じく丹下が務めており、ショートムービーという形になったのは小林によるアイデアだという。作中のアコーディオンも小林によって新たに演奏されたもの[5]

楽曲解説

  1. 箒星
    • トヨタ自動車『トビラを開けよう』キャンペーンCMソング[2]
    • 桜井和寿曰く「ものすごくポップに振り切ったものだし、ポジティヴに振り切ってるもの」とのこと[6]
    • 本CMの放送開始直後は現在のバージョンと歌詞が一部異なっているバージョンが使用されていた。
    • 2006年の1月にデモが持ち込まれ、2006年の2月から本曲のデモセッションは行われていた[7]
    • 元々歌詞は2通り考えられていて、最初にCMで使われたバージョンと、“観覧車バージョン”という恋愛に寄った歌詞のバージョンがあった。現在の歌詞は“観覧車バージョン”に手を加えたものになっている[8]。また、アレンジも現在のバージョンの他に“観覧車バージョン”に沿ったものとして「イノセント・リボーン」という仮タイトルのついた「innocent world」と「蘇生」が合わさったようなアレンジが考えられたが、こちらは採用されなかった[9]
    • 2006年の2月末に歌詞が二転三転し、スタッフにアンケートを取る結果となった[10]
    • 歌詞の微調整も含め、本曲は歌詞に9個の別バージョンが存在しているとのこと。レコーディングは2006年の4月下旬に行われた[7]
    • ミュージック・ビデオには寺部智英と町田歩美が出演している。監督は丹下紘希で、作中のダンスの振り付けは康本雅子が担当[11]。2009年2月26日発売のDVDTANGE KOUKI VIDEO COLLECTION』、2012年5月10日発売のベスト・アルバムMr.Children 2005-2010 <macro>』の初回限定盤、2018年3月21日発売のライブ・ビデオ『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』に収録されている。また、このミュージック・ビデオを含むショートムービーが本作の初回限定盤付属のDVDに収録されている。
    • 2021年12月24日に1週間限定でMr.ChildrenのYoutube公式チャンネルで公開された『誰も得しないラジオ(仮)SP』にて本曲のスタジオライブ映像が公開された[12]
  2. ほころび
    • 野外音楽イベント『ap bank fes』をイメージして作られた曲で[13]、実際にこの年のap bank fesでも演奏された。
    • 初めからカップリング曲としてレコーディングされたという[7]
  3. my sweet heart
    • Mr.Childrenでは初となるジャジーな楽曲[13]
    • 初めからカップリング曲としてレコーディングされたという[7]
    • セッション中に完成した曲で、構成もコンパクトになっている[14]
    • 桜井曰く「オヤジっぽい」[15]、「3曲入りの1曲だから許してもらえるかな、みたいな(笑)、それぐらい個人的な歌かもしれない」[13]とのこと。
    • 鈴木英哉曰く、ギターソロは小倉博和を意識しているとのこと[14]

テレビ出演

番組名 日付 放送局 演奏曲
COUNT DOWN TV 2006年7月2日 TBS 箒星
ミュージックステーション[16] 2006年7月7日 テレビ朝日
音楽戦士 MUSIC FIGHTER 2006年7月15日 日本テレビ

ライブ映像作品

箒星

作品名
ap bank fes '06
HOME[注 1]
Mr.Children HOME TOUR 2007
Mr.Children DOME TOUR 2009 SUPERMARKET FANTASY IN TOKYO DOME
MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012

収録アルバム

脚注

注釈

  1. ^ 初回限定盤付属のDVDに収録。

出典

  1. ^ 箒星 | Mr.Children”. ORICON NEWS. 2020年9月30日閲覧。
  2. ^ a b Mr.Children、待望のニューシングル「箒星」リリース決定!”. ORICON NEWS (2006年5月11日). 2020年9月30日閲覧。
  3. ^ ミスチル、13年連続、通算24作目のシングル首位獲得!”. ORICON NEWS (2006年7月11日). 2022年8月19日閲覧。
  4. ^ 『WHAT's IN?』ソニー・マガジンズ、2006年7月号、18頁
  5. ^ 『WHAT's IN?』ソニー・マガジンズ、2006年7月号、36頁
  6. ^ ROCKIN'ON JAPANロッキング・オン、2007年3月号、54頁
  7. ^ a b c d 『別冊カドカワ Mr.Children』KADOKAWA、2007年
  8. ^ WHAT's IN?ソニー・マガジンズ、2006年7月号、39頁
  9. ^ 『WHAT's IN?』ソニー・マガジンズ、2006年7月号、32頁
  10. ^ 『WHAT's IN?』ソニー・マガジンズ、2006年7月号
  11. ^ 康本雅子 | 経歴”. 康本雅子 公式ウェブサイト. 2021年5月5日閲覧。
  12. ^ Mr.Childrenからのクリスマスプレゼント スタジオライブ『誰も得しないラジオ(仮)』SP公開”. オリコンニュース (2021年12月24日). 2021年12月26日閲覧。
  13. ^ a b c MUSICA』FACT、2007年6月号、38頁
  14. ^ a b 『B-SIDE』ライナーノーツ
  15. ^ 『WHAT's IN?』ソニー・マガジンズ、2006年7月号、40頁
  16. ^ 出演者ラインナップ | ミュージックステーション”. テレビ朝日. 2020年12月19日閲覧。

外部リンク


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