おお‐まめ〔おほ‐〕【大豆】
読み方:おおまめ
ダイズの別名。
だい‐ず〔‐ヅ〕【大豆】
読み方:だいず
マメ科の一年草。高さ約60センチ。茎の先はやや蔓(つる)状になり、全体に粗い毛がある。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏から秋、紫紅色か白色の蝶形花を開き、莢(さや)の中にふつう2、3個の種子ができる。中国の原産。若い実は枝豆としてゆでて食べ、熟した種子は豆腐・味噌・醤油などに広く利用する。みそまめ。あぜまめ。おおまめ。
[補説] 種子は、たんぱく質と脂肪を豊富に含むことから「畑の肉」ともよばれる。乾燥した種子100グラム中のたんぱく質は35.3グラム、脂質は19.0グラム。対して、和牛もも肉の赤身100グラム中に含まれるたんぱく質は20.7グラム、脂質は10.7グラムとなっている。
大豆
【原文】Glycine max
アジア原産の植物で、多数の食品に用いられる豆を結実する。大豆製品にはイソフラボン(エストロゲンに似た物質)が含まれ、がん、閉経期に起こるほてり、骨粗鬆症(骨密度の減少)を予防するものとして研究されている。大豆製品を食事の際に摂取すると、コレステルールを低下させ、心疾患の危険性を減少させうる。「soy(大豆)」、「soya(大豆)」、「soybean(大豆)」とも呼ばれる。
大豆
【原文】soy
Glycine max。アジア原産の植物で、この植物から獲れる豆は多数の食品に使用される。大豆製品にはイソフラボン(エストロゲンに似た物質)が含まれており、がんや、閉経期に起こるほてり、骨粗鬆症(骨密度の減少)を予防する効果について研究が行われている。大豆製品を食事の際に摂取することで、コレステロール値を低下させ、心疾患のリスクを低減できる可能性がある。「soya(大豆)」、「soybean(大豆)」、「Glycine max(大豆)」とも呼ばれる。
大豆
【原文】soya
Glycine max。アジア原産の植物で、この植物から獲れる豆は多数の食品に使用される。大豆製品にはイソフラボン(エストロゲンに似た物質)が含まれており、がんや、閉経期に起こるほてり、骨粗鬆症(骨密度の減少)を予防する効果について研究が行われている。大豆製品を食事の際に摂取することで、コレステロール値を低下させ、心疾患のリスクを低減できる可能性がある。「soy(大豆)」、「soybean(大豆)」、「Glycine max」とも呼ばれる。
大豆
ダイズ
だいず (大豆)
大豆
大豆は、中国では米、麦、粟、黍(きび)又は稗(ひえ)とともに五穀の一つとして数千年も前から栽培されてきました。朝鮮半島を経由して日本に伝わるのは、弥生時代初期とみられています。当時の食べ方は、煮豆や炒り豆が主だったようで、味噌や醤油の前身である穀醤(こくびしお)として利用され始めるのは奈良時代に入ってからです。また、国内で広く栽培されるようになるのは鎌倉時代以降です。なお、豆粒がはるかに大きいそらまめ等を差し置いて「大豆」と呼ばれるのは不思議な気もしますが、当時は単に「豆(まめ)」と言えば大豆のことを指すほど重要視されていたため、「大いなる豆」、「大切な豆」との意味でこのような表記になったと言われています。一方、英名の"soybean"は、醤油(英語でsoy)の原料であることに由来しています。 | |
大豆は、現在、沖縄を除き全国的に栽培され、北海道、東北、関東、北陸、九州地方が主な産地です。一般的なものは黄大豆で、他に青大豆や一般に「黒豆」と呼ばれる黒大豆などがあります。それぞれの主な用途は、黄大豆は食品一般、青大豆はきな粉や煮豆、黒大豆は煮豆などです。 全国の品種の数は多いのですが、主なものとしては「フクユタカ」、「エンレイ」、「タチナガハ」、「リュウホウ」、「スズユタカ」等があり、これらで作付面積全体の5割以上を占めます。 大豆の国内自給率は3~4%程度で、大半は輸入されています。輸入の8割近くがアメリカから、次いでブラジル、パラグアイなどとなっています。大豆は、これら諸国を始め世界的には油を採る目的で生産されており、国際連合食糧農業機関(FAO)の統計では油糧種子に分類されています。日本国内でも需要の8割は製油用で、残りが煮豆、惣菜(そうざい)、納豆、豆腐、油揚げ、凍豆腐、味噌、醤油等の食品用です。なお、国産大豆はほぼ全量が食品用に仕向られているため、製油用を除いた食用自給率は2割強となっています。 |
大豆
姓 | 読み方 |
---|---|
大豆 | おおまめ |
ダイズ
(大豆 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 07:51 UTC 版)
大豆(学名: Glycine max)は、マメ科の一年草。完熟種子は主に搾油の原料となり、脱脂後の絞り粕(大豆粕)は飼料として利用されている。食用にもなり特に東アジアでは様々な利用形態が発達している。未成熟の種子を枝豆と呼ぶ。
注釈
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大豆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 10:23 UTC 版)
原材料が安価で最も一般的な原料の一つ。精製しても独特の匂いが残るため、他の油と混合することが多い。
※この「大豆」の解説は、「サラダ油」の解説の一部です。
「大豆」を含む「サラダ油」の記事については、「サラダ油」の概要を参照ください。
大豆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 03:55 UTC 版)
大豆は世界レベルでは油糧作物であるが、東アジアにおいては重要な食用豆でもある。未熟果(枝豆)や完熟果が食用にされ、味噌、醤油、豆腐、納豆など様々な食品へ加工もされる。詳細はダイズ#さまざまな大豆加工食品および豆腐#豆腐料理を参照。
※この「大豆」の解説は、「豆」の解説の一部です。
「大豆」を含む「豆」の記事については、「豆」の概要を参照ください。
大豆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:36 UTC 版)
大豆は唯一の原料とも言えるものである。まず第一に、タンパク質の含有分の高い事が求められ、香り、また遺伝子組み換えをしているか否かなどの安全面が考慮されることが多い。豆腐に適した大豆品種としてはフクユタカやエンレイなどが挙げられる。油糧用(大豆油用)や飼料用を除く食品用大豆の国内自給率は2013年度は25%(大豆全体では7%)、輸入大豆の約7割はアメリカ産である。アメリカ産大豆の作付け面積の9割は遺伝子組み換え大豆であるが、日本へ輸出されている大豆は非遺伝子組み換え大豆である。 国産大豆や有機大豆、非遺伝子組み換え大豆など、特色のある原材料を使用していることを表示する場合、「国産大豆使用」などと表示できるのは、100%その原材料を使用している場合のみで、100%未満の割合で使用している場合は「国産大豆○○%使用」もしくは「国産大豆○割使用」などと、使用割合を表示しなければならない。なお、使用割合は切り捨てまたは最小値を表示しなければならない。 また、遺伝子組み換え大豆を使用している場合、「遺伝子組換え」や「遺伝子組換え不分別」という表示が義務づけられている。遺伝子組み換え作物の表示の詳細については、遺伝子組み換え作物を参照。
※この「大豆」の解説は、「豆腐」の解説の一部です。
「大豆」を含む「豆腐」の記事については、「豆腐」の概要を参照ください。
大豆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 23:40 UTC 版)
毎年約48万ヘクタールが主要な大豆生産熱帯国で大豆のために森林伐採されている。大豆の使用用途として最も多いのは家畜飼料で、世界の大豆のほぼ80%は、牛肉、鶏肉、卵、乳製品(牛乳、チーズ、バター、ヨーグルトなど)の生産のために家畜に供給されており。世界の大豆の77%は、主に豚と家禽の飼料に使用される。大豆の栽培は、アマゾンの森林破壊の二大要因の一つであり(もう一つは牛肉生産)、ブラジル、アルゼンチン、ボリビアの広大な森林が、大豆栽培のために切り開かれている。 2021年の世界の大豆消費のうち、約9割の3億tが搾油用等のために生産され、搾油後の産物を加熱乾燥した大豆ミール(脱脂大豆や大豆粕などと呼ばれる)が飼料用に利用され、残りの約1割が食用や飼料用などに充てられている。FAOの2013年のデータでは、世界の大豆の生産量は267.45百万トンで、用途として最も多いのが加工用であり227.31百万トン(総量の85.0% )であり、生産される油42.63百万トン (16%)、そのうち食用油が24.34百万トン(9.10% )、産業用に17.46百万トン(6.53% )使われる。搾油後の大豆ミールが飼料として175.87使百万トン(65.76% )利用される。生大豆は飼料用として17.48百万トン(6.53% )、人の食用10.65百万トン(3.98% )、種用に7.4 百万トン(2.77% )が利用されている。 世界の大豆生産の半分以上が南米にあり、2000年以降、大豆の収穫面積はブラジルで160%、アルゼンチンで57%増加している。ブラジルのアマゾンでは1960年代から大規模な森林伐採がはじまり、今に至るまで大規模な環境問題として注目を集めている。2006年には米国大手穀物商社のカーギル社をはじめとするブラジル産大豆の取引業者が声明を発表し、アマゾンで新規に森林転換して生産される大豆の購入の2年間停止(モラトリアム)に合意し、一時的に森林破壊が食い止められたかのように見えた。しかし、2010年から2020年にかけてブラジルはなおも森林伐採が最も多く行われた国となっており、当時モラトリアムに合意したカーギル社も、2022年の報告によると、アマゾンの森林破壊された土地で栽培された大豆の購入を辞めていない。カーギル社は動物飼料に使用するために、毎年少なくとも10万トンのブラジル産大豆を英国に輸出している。 2021年2月にフランス金融大手BNPパリバが、アマゾンで森林破壊に加担する企業への投融資をやめると発表するなどしている。
※この「大豆」の解説は、「森林破壊」の解説の一部です。
「大豆」を含む「森林破壊」の記事については、「森林破壊」の概要を参照ください。
大豆
「大豆」の例文・使い方・用例・文例
- 大豆
- 大豆はしょうゆ,豆腐やたくさんのものになる
- 彼が大豆の効用とお手軽料理のレシピを紹介します
- 大豆を水に漬ける
- 大豆を発酵させた味噌で作ります。味噌をお湯で溶かし、その中に野菜や豆腐、海藻を入れます。
- この栄養補助食品には大豆タンパクやイソフラボンが含まれている。
- 我々は大豆アレルゲンのエピトープ解析を行った。
- 昨年大豆の卸値は劇的に高騰した。
- 味噌の原料となる大豆は、タンパク質を多く含む。
- 私たちは大豆をもっと食べるべきだ。
- 私の大好きな豆乳は大豆から出来ています。
- それは大豆を発酵させて作ります
- 日本の大豆料理は素晴らしい。
- 醤油、豆腐、きなこ、豆乳、これらはすべて大豆からできている。
- 大豆.
- 大豆油.
- 豆腐の原料は大豆です.
大豆と同じ種類の言葉
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CFDの呼値とは、CFDの銘柄の最小の値動きする単位のことです。呼値は刻み値ともいいます。例えば呼値が0.1の銘柄の場合、現在の価格が1235.9ならば、値上がりしたら1236.0、値下がりしたら12...
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