骨粗鬆症とは? わかりやすく解説

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こつそしょう‐しょう〔‐シヤウ〕【骨粗×鬆症】

読み方:こつそしょうしょう

骨の構造海綿状になり、もろく折れやすくなった状態。通常老化現象の一。骨多孔症。→骨密度


骨粗しょう症

同義/類義語:骨粗鬆(しょう)症, 骨粗鬆症
英訳・(英)同義/類義語:osteoporosis

骨組織維持に働く破骨と骨再生バランス崩れ、骨が過剰に浸食され弱くなる病気逆に、骨真トリック過剰に合成される大理石骨症になる。

骨粗鬆症(コツソショウショウ)

骨に含まれるカルシウムなどの量(骨量)は若年期ピーク年齢とともに減ってます。そして骨量減少すると、骨の中の構造壊れ、骨は非常にもろい状態になり(脆弱性亢進)、折れやすくなる状態のこと。

骨粗鬆症

読み方こつそしょうしょう

骨の代謝バランス崩れ骨形成よりも骨破壊が上回る状態が続き、骨がもろくなった状態のこと。

 骨の代謝バランス崩れ、もろくなった状態のことです。骨は、骨芽細胞によって骨形成されると同時に破骨細胞によって骨吸収され、常に新しく作り直されるという新陳代謝リモデリング)を繰り返してます。通常骨吸収新たな骨形成バランス保たれていますが、これが崩れて骨吸収上回った状態が続くと、骨量減少してしまいますその結果骨がもろくなり、容易に骨折するような状態になるのが、骨粗鬆症です。
 原因としては、骨を形成するカルシウムマグネシウムの不足や、カルシウム吸収必要なビタミンDなどのビタミンバランスよくとれていないことが挙げられます。また、適度な運動によって骨に一定上の負荷かけない骨形成におけるカルシウム利用効率悪くなるため、運動不足も骨粗鬆症の要因となります一般に高齢女性発症リスク高くなっていますが、それは、閉経後、骨芽細胞活発にする女性ホルモンである「エストロゲン」が激減するためです。大豆含まれるイソフラボンは、エストロゲン似た働きをしてエストロゲン減少を補うため、骨粗鬆症の予防改善効果があると考えられています。


骨粗鬆症


骨粗鬆症

Osteoporosis

【概要】 単位体積あたりの骨量減少したために、腰背部痛脊柱変形骨折主症状とする疾患病理学的には骨の石灰化障害はない状態である。診断には症状の他に、骨量減少(X線像骨量計測)や血液検査判定することが多い。特に、骨粗鬆症は、(1)閉経後の女性65歳上の男性に多い。(2)腰背部痛円背身長短縮がおこる。(3)骨がもろくなり骨折しやすい。(例えば、橈骨遠位端、上腕骨近位端、脊椎大腿骨頚部骨折)が多い。 

【詳しく】 通常のレントゲン撮影(X線検査)の他に、骨量測定が大切である。dual energy X‐ray absorptiometry(DXAデキサ法)などが使われている。区別必要な病気は、骨軟化症、癌の骨転移多発性骨髄腫続発性骨粗鬆症原発性続発性副甲状腺機能亢進症などがある。治療は対症療法骨量減少抑制骨量増加目的とした治療法で、栄養生活様式改善運動療法理学療法薬物療法が行われる。

《参照》 骨壊死デキサ法


骨粗鬆症


骨粗鬆症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/06 01:47 UTC 版)

骨粗鬆症(こつそしょうしょう、骨粗しょう症、: osteoporosis)とは、後天的に発生した骨密度の低下、または骨質の劣化により骨強度が低下し、脆弱性骨折が発生し易くなる疾患、あるいは、そのようなの状態を指す[1]。なお、英語の「osteoporosis」は「osteo」が「骨の」という意味なので「骨が穴だらけになった状態」といった意味であり、日本語の「骨粗鬆症」は「骨の中身が粗く細かい穴が沢山できた状態」といった意味である。




「骨粗鬆症」の続きの解説一覧

骨粗鬆症

出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 12:38 UTC 版)

名詞

こつそしょうしょう

  1. 骨を形成する速度よりも、骨組織分解される速度が高いことにより、骨密度低下し、強い痛み感じたり、骨折やすくなる症状中年以降見られ患者の8割は女性である。

翻訳


「骨粗鬆症」の例文・使い方・用例・文例

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