ニコチンとは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 健康 > ニコチン > ニコチンの意味・解説 

ニコチン

分子式C10H14N2
その他の名称:ニコチン、ブラックリーフ40、β-ピリジル-α-N-メチルピロリジン、NicotineBlack Leaf 40、β-Pyridyl-α-N-methylpyrrolidine、(-)-3-[(2S)-1-Methyl-2-pyrrolidinyl]pyridine、3-[(2S)-1-Methyl-2-pyrrolidinyl]pyridine、ニコテルTTS、(S)-Nicotine、(S)-ニコチン、[S,(-)]-Nicotine、[S,(-)]-ニコチン、(-)-Nicotine(-)-ニコチン、l-ニコチン、(2S)-1-Methyl-2-(3-pyridyl)pyrrolidine、(2S)-1-Methyl-2-(3-pyridinyl)pyrrolidine、3-(1-Methylpyrrolidine-2α-yl)pyridine、l-Nicotine、Nicotell TTS
体系名:(2S)-1-メチル-2α-(3-ピリジニル)ピロリジン(-)-3-[(2S)-1-メチル-2α-ピロリジニル]ピリジン、3-[(2S)-1-メチル-2α-ピロリジニル]ピリジン、3-[(2S)-1-メチルピロリジン-2α-イル]ピリジン(-)-3-[(2S)-1-メチル-2-ピロリジニル]ピリジン、3-[(2S)-1-メチル-2-ピロリジニル]ピリジン、(2S)-1-メチル-2-(3-ピリジル)ピロリジン、(2S)-1-メチル-2-(3-ピリジニル)ピロリジン、3-(1-メチルピロリジン-2α-イル)ピリジン


(+)‐ニコチン

分子式C10H14N2
その他の名称:[R,(+)]-ニコチン、(+)-ニコチン、(+)-Nicotine、3-[(2R)-1-Methyl-2-pyrrolidinyl]pyridine、(+)-3-[(2R)-1-Methyl-2-pyrrolidinyl]pyridine、(R)-ニコチン、d-ニコチン、(R)-Nicotine、(2R)-1-Methyl-2-(3-pyridyl)pyrrolidine
体系名:(+)-3-[(2R)-1-メチル-2-ピロリジニル]ピリジン、3-[(2R)-1-メチル-2-ピロリジニル]ピリジン、(2R)-1-メチル-2-(3-ピリジル)ピロリジン


ニコチン

読み方にこちん
【英】:nicotine

化学物質としては毒物として指定されている。たばこの葉に含まれ、強い依存性がある。

 アルカロイド一種で、神経毒性の強い猛毒です。化学物質としては毒物指定されています。
 たばこの葉に含まれており、喫煙によって煙から体内取り込まれます。血液中のニコチンは急速に全身広がります。中枢神経にあるニコチン性アセチルコリン受容体 (nAChR) にニコチンが結合すると、報酬系呼ばれる神経回路作用して心地よさをもたらします。喫煙習慣をなかなか止めることができないのは、この仕組みが強い薬物依存引き起こすためです。また、強い血管収縮作用があるため毛細血管収縮させ血圧上昇させます中毒性があり、子供誤ってたばこの葉を食べたりすると中毒起こし死に至ることもあります。ニコチンそのものには発がん性認められていませんが、ニコチンが分解代謝されることによって生み出されるニトロソアミン類は発がん性があることが知られています。


ニコチン

【仮名】にこちん
原文nicotine

タバコ含まれる習慣性有毒な化学物質製造ラボでの産生も可能である。体内に入ると、ニコチンは心拍数増大させ、心臓による酸素消費増加させ、多幸感およびリラックスした感覚もたらす殺虫剤としても用いられている。

ニコチン【にこちん】


ニコチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 09:43 UTC 版)

ニコチン (nicotine) は、主としてタバコ Nicotiana tabacum の葉に含まれるアルカロイドの一種として知られる揮発性がある無色の油状液体精神刺激薬に分類され、血管を収縮し血圧を高める作用がある。また、生体において耐性と依存症を生じる[3]。日本では、毒物及び劇物取締法にて、医薬品および医薬部外品に使用されるもの以外は毒物に指定され[2]、生体に作用することを目的としたものは医薬品医療機器等法(旧薬事法)による医薬品であり[4][5][6]、2008年には安全性確認から市販のニコチン製剤の毒薬や劇薬の指定は解除され一般薬としても購入できるものがある[7]。たばこ製品はたばこ事業法が管轄する。(#日本での位置づけ)。


  1. ^ 安全化学等安全シート 昭和化学株式会社
  2. ^ a b 法令文の引用: 第二条 この法律で「毒物」とは、別表第一に掲げる物であつて、医薬品及び医薬部外品以外のものをいう。 出典: 毒物及び劇物取締法 (e-Goc)
  3. ^ a b c d 世界保健機関 (1994) (PDF). Lexicon of alchol and drug term. World Health Organization. pp. 29. ISBN 92-4-154468-6. http://whqlibdoc.who.int/publications/9241544686.pdf. HTML版 introductionが省略されている)
  4. ^ 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律”. 2018年12月22日閲覧。
  5. ^ a b ニコチンを含む電子タバコへの注意を呼び掛け 都道府県には販売業者などへの監視指導の徹底を依頼”. 厚生労働省 (2010年8月8日). 2018年12月10日閲覧。
  6. ^ a b 電子たばこ ニコチン販売サイトを閉鎖 厚労省が違法判断”. 日本経済新聞 (2017年11月15日). 2017年12月20日閲覧。
  7. ^ a b “薬事・食品衛生審議会 一般用医薬品部会 議事録”. 2008年2月29日. (2008-2-29). https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/02/txt/s0229-5.txt 
  8. ^ a b c d e f g h i j Nicotine”. 薬物に関する独立科学評議会. 2017年12月20日閲覧。
  9. ^ a b WHO/Addiction to Nicotine2014年8月2日
  10. ^ ニコチン | e-ヘルスネット 情報提供 - 厚生労働省 2017年12月22日
  11. ^ a b c d e f g Mayer, Bernd (2013年). “How much nicotine kills a human? Tracing back the generally accepted lethal dose to dubious self-experiments in the nineteenth century”. Archives of Toxicology 88 (1): 5–7. doi:10.1007/s00204-013-1127-0. PMC 3880486. PMID 24091634. https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00204-013-1127-0. 
  12. ^ McElvain, S. M. Organic Syntheses, Coll. Vol. 1, p.385 (1941); Vol. 4, p.49 (1925). オンライン版
  13. ^ 中西弘則 喫煙と循環器機能-血液循環動態に及ぼす喫煙の影響喫煙科学研究財団)2013年6月22日閲覧
  14. ^ 有吉 範高、北田 光一、「2. 臨床におけるCYP研究とその意義」『臨床薬理』 Vol. 34 (2003) No. 4 P 141-148
  15. ^ a b マリー・デュミエール (2015年8月25日). “【写真特集】紫煙に覆い隠された、たばこ産業の現実”. ニューズウィーク. http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/08/post-3854_1.php 2015年8月30日閲覧。 
  16. ^ a b タバコの葉摘みで身体を壊す子どもたち〜マラウィの調査報告〜”. プラン・ジャパン (2009年8月29日). 2015年8月30日閲覧。
  17. ^ “Development of a rational scale to assess the harm of drugs of potential misuse”. Lancet 369 (9566): 1047–53. (2007年3月). doi:10.1016/S0140-6736(07)60464-4. PMID 17382831. https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0140-6736(07)60464-4. 
  18. ^ a b c American Psychiatric Association (2000), Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fourth Edition, Text Revision (DSM-IV-TR), ISBN 978-0890420256 .(翻訳書は アメリカ精神医学会 『DSM-IV-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル(新訂版)』、高橋三郎・大野裕・染矢俊幸訳 医学書院2004年ISBN 978-4260118897 )§ニコチン関連障害
  19. ^ 禁煙の医学 - 日本医師会
  20. ^ 柳田知司 ニコチン依存性の生理・薬理 喫煙科学研究財団 2013年7月19日
  21. ^ “The Reinforcing Effects of Nicotine in Humans and Nonhuman Primates: A Review of Intravenous Self-Administration Evidence and Future Directions for Research”. Nicotine Tob. Res. 17 (11): 1297–310. (2015年). doi:10.1093/ntr/ntv002. PMID 25673111. https://academic.oup.com/ntr/article/17/11/1297/1071512. 
  22. ^ “Nicotine self-administration research: the legacy of Steven R. Goldberg and implications for regulation, health policy, and research”. Psychopharmacology (Berl.) 233 (23-24): 3829–3848. (2016年). doi:10.1007/s00213-016-4441-4. PMC 5588156. PMID 27766371. https://link.springer.com/article/10.1007/s00213-016-4441-4. 
  23. ^ 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 (e-gov)
  24. ^ 原田修一「毒物及び劇物取締法」、『日本農薬学会誌』第40巻第1号、2015年、 90-96頁、 doi:10.1584/jpestics.W14-32NAID 130005096504
  25. ^ 厚生省医薬安全局毒物劇物研究会 『毒物・劇物取扱の手引』 時事通信社、1998年、改訂新版。ISBN 4-7887-9815-8
  26. ^ 厚生省医薬安全局毒物劇物研究会 1998.
  27. ^ グリーン・タバコ病”. フィリップモリス. 2015年8月30日閲覧。
  28. ^ a b 柳田知司ニコチン依存性の生理・薬理喫煙科学研究財団
  29. ^ Green, Sharon H.; Bayer, Ronald; Fairchild, Amy L. (2016年). “Evidence, Policy, and E-Cigarettes — Will England Reframe the Debate?”. New England Journal of Medicine 374 (14): 1301–1303. doi:10.1056/NEJMp1601154. PMID 27050203. http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMp1601154. 
  30. ^ Farsalinos, K. E.; Polosa, R. (2014年). “Safety evaluation and risk assessment of electronic cigarettes as tobacco cigarette substitutes: a systematic review”. Therapeutic Advances in Drug Safety 5 (2): 67–86. doi:10.1177/2042098614524430. PMC 4110871. PMID 25083263. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4110871/. 
  31. ^ 経皮吸収ニコチン製剤 2016年8月(改訂第9版) - 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
  32. ^ “Causal Factors of Increased Smoking in ADHD: A Systematic Review”. Subst Use Misuse: 1–14. (2017年). doi:10.1080/10826084.2017.1334066. PMID 29039714. https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/10826084.2017.1334066. 
  33. ^ “Acute nicotine improves cognitive deficits in young adults with attention-deficit/hyperactivity disorder”. Pharmacol. Biochem. Behav. 88 (4): 407–17. (2008年). doi:10.1016/j.pbb.2007.09.014. PMID 18022679. 
  34. ^ Nicotine treatment of obsessive-compulsive disorder.Lundberg S, Carlsson A, Norfeldt P, Carlsson ML. Source Psychiatric Clinic, Kungälvs Sjukhus, Kungälv, Sweden.Prog Neuropsychopharmacol Biol Psychiatry. 2004 Nov;28(7):1195-9. [1]
  35. ^ a b c d e f g h i j 日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会「タバコの誤飲に対する処置について」、『日本小児科学会雑誌』第102巻第5号、1998年5月1日、 613頁、 NAID 10008125255
  36. ^ a b c 黒川顕 『中毒症のすべて―いざという時に役立つ、的確な治療のために』 永井書店、2006年、278-282頁。ISBN 4-8159-1741-8
  37. ^ 黒川顕 『中毒症のすべて―いざという時に役立つ、的確な治療のために』 永井書店、2006年、378-384頁。ISBN 4-8159-1741-8
  38. ^ 三角順一、小山和作、三浦創、たばこ収穫作業者における"生葉たばこ病"の2症例およびラットにおけるニコチンの経皮吸収について 産業医学 25巻 (1983) 1号 p.3-9, doi:10.1539/joh1959.25.3
  39. ^ たばこ 日本中毒情報センター (PDF)


「ニコチン」の続きの解説一覧



ニコチンと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ニコチン」の関連用語

ニコチンのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



ニコチンのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2019 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
JabionJabion
Copyright (C) 2019 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
厚生労働省厚生労働省
(C)2019 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
e-ヘルスネット
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2019 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
QUPiOQUPiO
Copyright © 2019 Healthcare Committee, Inc. all rights reserved
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのニコチン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2019 Weblio RSS