言語障害とは? わかりやすく解説

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げんご‐しょうがい〔‐シヤウガイ〕【言語障害】

読み方:げんごしょうがい

言葉話した理解したりすることが正確にできないこと伝達障害失語症構音障害がある。言語症LDlanguage disorder)。


言語障害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 14:27 UTC 版)

障害 > 身体障害 > 言語障害

言語障害(げんごしょうがい、英:Language disorder)とは、言語の適切な理解表現が困難な病態(状態)を言う。『DSM‒5』では言語症も併記されている。

言語障害には、「音声機能の障害」と「言語機能の障害」とがある。前者は、音声、発音、話し方についてであり、後者は、表現や理解についてである。

症状

音声機能の障害

音声や構音(発音)、話し方の障害のことである。

  • 構音障害(機能性、器質性、運動障害性、聴覚性)
  • 吃音症(話し方の流暢性とリズムの障害)
  • 痙攣性発声障害(局所性ジストニア
  • 発話障害、速話症、乱雑言語症、早口言語症(en:Cluttering)等がある。早口言語症は、聴覚フィードバック系の機能不全であることが解っている。
  • また、脳性麻痺聴覚障害、口蓋裂、喉頭摘出、舌切除等によっても音声障害が生じる。

言語機能の障害

ことばの理解表現の障害である。

なお、言語発達障害には、特異的言語発達遅滞のほか、LDとの重なり、知的障害自閉症スペクトラム広汎性発達障害を含む)等に伴う場合がある。

治療法

言語障害に対するリハビリテーションは、医療機関等で言語聴覚士によって行われている。訪問リハビリテーションも実施されている。幼児、児童、生徒に対しては、幼児療育施設や、小学校中学校の言語障害通級指導教室、特別支援学級(言語障害学級)での言語指導が、言語聴覚士のほか、保育士教員等によっても行われている。

出典

外部リンク


言語障害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:19 UTC 版)

脳梗塞」の記事における「言語障害」の解説

言語了解発語障害失語症)や不明瞭な言語構音障害)。喉頭咽頭・舌の運動にも麻痺感覚障害が及ぶことで嚥下発声機能にも障害出現する構音障害後述する失語とは違い、脳の言語処理機能保たれながらも発声段階での障害のためにコミュニケーションが不十分となっているものである嚥下障害は、摂食が不十分となって社会復帰困難にしたり、誤嚥によって肺炎原因となるなど影響大きい。

※この「言語障害」の解説は、「脳梗塞」の解説の一部です。
「言語障害」を含む「脳梗塞」の記事については、「脳梗塞」の概要を参照ください。

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