しょうがい‐ねんきん〔シヤウガイ‐〕【障害年金】
障害年金/障害者年金
障害年金/障害者年金とは、年金に加入している間、または20歳になるまでに病気やけがをして治癒したのちも一定の障害が残った場合、その程度に応じて被保険者に支給される年金のことである。
特殊法人日本年金機構が管轄する公的年金の一種であり、加入している年金別に障害基礎年金と障害厚生年金に分けられる。
障害基礎年金とは国民年金に加入中に病気やけがが原因で、法令で定められた障害等級の1級ないし2級になったとき支給される年金である。
1)初診日において国民年金の加入者であること(国民年金加入中に該当の病気やけがについて医師の診断を受けたこと)
2)保険料納付済み期間と保険料免除期間とを合算した期間が初診日のある月の前々月までの加入期間の3分の2以上あること
3)初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと(保険料納付要件)
が挙げられる。
支給される金額は平成22年の時点で1級に対しては990,100円、2級に対しては792,100円である(成人の場合の金額はいずれも定額)。
障害年金
【概要】 病気やけが等で生活が長期にわたり困難な状態にある場合、生活費を保障する福祉制度が障害年金である。
【詳しく】 HIV感染症の場合、「その他の障害用」の診断書で申請する。初診日に加入している年金の種類によって、支給される障害年金の種類が異なる。申請するための条件は、初診日から1年6ヶ月経った日に一定の障害状態にあること、障害年金の受給資格があること、65歳以下であることなどである。 身体障害者手帳を持っていなくても、一定の要件を満たしていれば年金をもらうことができる。障害年金制度の障害等級は、身体障害者手帳の等級とは異なる基準によって決められているため。身体障害者手帳の等級と障害年金の等級は必ずしも一致しない。
《参照》 身体障害者手帳

障害年金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/26 09:20 UTC 版)
障害年金(しょうがいねんきん)とは、国民年金法、厚生年金保険法等に基づき、疾病又は負傷(傷病)によって、所定の障害の状態になった者に対して支給される公的年金の総称である。本項では同法に定める一時金についても取り扱う。
注釈
- ^ 条文上でいう「○○歳に達する(達した)日」とは、年齢計算ニ関スル法律の規定により、○○歳の誕生日の前日を指す。
出典
- ^ “平成27年9月以前に受給権が発生した共済年金 FAQ 障害共済年金は在職中でも支給されるのでしょうか。”. 国家公務員共済組合連合会. 2021年11月11日閲覧。
- ^ “[解説]被用者年金一元化 (PDF)”. 東京都職員共済組合. 2021年11月16日閲覧。
- ^ “年金の給付制限”. 全国市町村職員共済組合連合会. 2021年11月16日閲覧。“給付制限”. 日本私立学校振興・共済事業団. 2021年11月16日閲覧。
- ^ “特別障害給付金制度”. 日本年金機構 (2016年4月1日). 2016年4月4日閲覧。
- ^ 障害年金、請求漏れ2万人 厚労省調査 〜その対策は?
- ^ 衆議院議員長妻昭君提出障害年金に関する質問に対する答弁書
- ^ “障害年金判定に地域差 12年度不支給率、佐賀は最高”. 佐賀新聞 (共同通信). (2014年8月25日). オリジナルの2015年1月1日時点におけるアーカイブ。 2017年10月24日閲覧。
- ^ 千葉日報 2015年7月21日 1面
- ^ “【障害年金の審査に地域差】 「誤判定、確実に存在」 現場の医師、国に不満”. 47NEWS (共同通信). (2015年1月4日). オリジナルの2017年10月25日時点におけるアーカイブ。 2018年2月3日閲覧。
障害年金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 23:56 UTC 版)
詳細は「障害年金」を参照 症状によって生活や仕事の制限を受けるような場合、障害年金の支給対象となる場合がある。
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