うんどう‐しょうがい〔‐シヤウガイ〕【運動障害】
読み方:うんどうしょうがい
⇒運動症
運動障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/13 03:28 UTC 版)
運動障害 | |
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概要 | |
診療科 | 神経学 |
分類および外部参照情報 | |
ICD-10 | F44.4, F98.4, G25.8-G25.9, R25 |
ICD-9-CM | 333.9, 781.0 |
MeSH | D009069 |
運動障害(うんどうしょうがい、英: Movement disorder)とは、人体の運動機能において何らかの永続的な障害が存じており、それが日常生活に不自由をもたらすほどの状態。治療法はその疾患によりけりである。
概要
身体障害者福祉法、障害者総合支援法、学校教育法等の法律では、肢体不自由と称する(ただし、肢体不自由者に対する教育を、運動障害教育[1]とする専門家もいる[注釈 1])。病弱に伴う運動障害も肢体不自由の領域で行うことが多い。
先天性の場合と後天性の場合がある。運動障害とされている人の状況や重度は様々であり、自分自身で大抵のことができる者から他人の介護なしでは生活することが不可能な者まで存在する。
分類
25の障害と、18の下位分類を挙げることができる。
- アカシジア
- 運動機能低下症(Hypokinesia)
- アテトーゼ
- 失調
- Bradykinesia
- 脳性麻痺
- 舞踏運動 (chorea)
- ジスキネジア
- ジストニア
- 本態性振戦
- Geniospasm
- ミオクローヌス
- Metabolic General Unwellness Movement Syndrome (MGUMS)
- Mirror movement disorder
- むずむず脚症候群
- パーキンソン病
- Paroxysmal kinesigenic choreoathetosis
- むずむず脚症候群
- 痙攣
- Stereotypic movement disorder
- 常同症 (Stereotypy)
- チック症
- 振戦
- ウィルソン病
- 発達性協調運動障害
関連項目
- 肢体不自由者 - 書籍等により、運動障害がある者を肢体不自由者という場合がある。
- 脳性麻痺 - 運動障害の約7割が何らかの脳疾患が原因とされ、そのほとんどが脳性麻痺によるものとされる。
- 重症心身障害 - 児童福祉法上、知的障害と運動障害の重複障害で、かつ双方の障害の重い状態を指す。いわゆる「医療的ケア」が必要な場合もある。学校教育法上は、重複障害のうち重度のものに包括される。
脚注
注釈
出典
外部リンク
運動障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 21:21 UTC 版)
運動神経神経線維は感覚神経線維と同様に初期から障害されるが糖尿病性多発神経障害で筋力低下が初期から目立つことはない。運動神経の緩徐変性では生存運動神経線維による脱神経筋線維再支配が有効に作用するためである。つまり、筋力低下は筋力維持機構破綻の結果であり、進行した患者に限られる。遠位部優位性障害の糖尿病性多発神経障害で運動神経系の破綻が最初にみられるのは足部の筋である。特に短趾伸筋の萎縮はアキレス腱反射低下や振動覚低下と同様の重要な無症候性徴候である。足趾を背屈させて短趾伸筋が確認できなければ萎縮していると考えられる。
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