抜毛症とは? わかりやすく解説

ばつもう‐しょう〔‐シヤウ〕【抜毛症】

読み方:ばつもうしょう

トリコチロマニア


抜毛症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 03:27 UTC 版)

抜毛症(ばつもうしょう、Trichotillomania、トリコチロマニア)とは、正常な毛を引き抜いてしまう癖によって脱毛斑が出現する精神障害。抜毛癖(ばつもうへき)[1]とも呼ばれ、また主に頭髪を引き抜く症例が目立つことから禿頭病(とくとうびょう)とも呼ばれる。DSM-IVICD-10では、衝動制御の障害に含まれる。本人が全く自覚せずに、無意識のうちに抜いている場合もある[2][1]。人によっては症状が5、6年経っても治らない人もいる。年齢別・男女比等の統計データ


  1. ^ a b c d e 嵯峨賢次 『家庭医学大全科-ビッグ・ドクター-最新版』「抜毛癖」 法研、2004年。
  2. ^ a b 小林太刀夫監修 『最新家庭の医学』 第12次改訂版、時事通信社、2001年。
  3. ^ 脱毛症の主な種類と原因|男女で違う?症状ごとの有効な治療法”. 男性ホルモン研究所. 2022年6月17日閲覧。
  4. ^ 2020年9月現在の 抜毛症 統計の発表”. 一般社団法人日本抜毛症改善協会. 2020年9月30日閲覧。
  5. ^ 小野真吾、天保英明、栗林理人、兼子直 (2001).毛症を伴った神経性食欲不振症の1女性例(第50回 日本心身医学会東北地方会 プログラム・抄録集).心身医学 2001年 41巻 6号 p.475-, doi:10.15064/jjpm.41.6_475_1
  6. ^ a b c d e f g 成瀬 栄一・信吉 真璃奈 (2021). “抜毛症・皮膚むしり障害(向身体性反復行動症群)の治療”. 精神科治療学 36: 98-99. 
  7. ^ Grant, J. E.; Odlaug, B. L.; Won Kim, S. (2009). “N-Acetylcysteine, a Glutamate Modulator, in the Treatment of Trichotillomania: A Double-blind, Placebo-Controlled Study”. Archives of General Psychiatry 66 (7): 756–63. doi:10.1001/archgenpsychiatry.2009.60. PMID 19581567. 


「抜毛症」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「抜毛症」の関連用語

抜毛症のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



抜毛症のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの抜毛症 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS