ICD-10とは? わかりやすく解説

疾病及び関連保健問題の国際統計分類

(ICD-10 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 05:58 UTC 版)

疾病及び関連保健問題の国際統計分類(しっぺいおよびかんれんほけんもんだいのこくさいとうけいぶんるい、略称:国際疾病分類英語: International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems、英語略称: International Classification of Diseases、ICD)は、世界保健機関(WHO)が死因疾病の国際的な統計基準として公表している分類である。死因や疾病の統計などに関する情報の国際的な比較や、医療機関における診療記録の管理などに活用されている[1]


  1. ^ a b 「疾病、傷害及び死因の統計分類」 - 厚生労働省、2014年7月閲覧
  2. ^ 国際疾病分類 第 11 回改訂”. www.mhlw.go.jp. 2019年8月21日閲覧。
  3. ^ 社会保障審議会 (統計分科会疾病、傷害及び死因分類部会)”. www.mhlw.go.jp. 2019年8月21日閲覧。
  4. ^ ICD-11 の日本への適用について(案)”. 厚生労働省. 2019年8月21日閲覧。
  5. ^ 国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)が公表されました”. www.mhlw.go.jp. 2019年8月21日閲覧。
  6. ^ ICD-11「精神、行動又は神経発達の疾患」および関連する疾患の「臨床記述と診断要件(CDDR)」の発表と英語版CDDRダウンロードについてのお知らせ”. 公益社団法人 日本精神神経学会 (2024年3月6日). 2024年3月12日閲覧。
  7. ^ International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems (ICD), 10th Revision, Version for 2007”. 2009年6月22日閲覧。
  8. ^ International Classification of Diseases (ICD)” (英語). www.who.int. 2022年9月26日閲覧。
  9. ^ 「疾病、傷害及び死因の統計分類」|厚生労働省”. www.mhlw.go.jp. 2022年9月26日閲覧。
  10. ^ 標準病名ハンドブック 標準病名マスター(ver.4.00)。医療情報システム開発センター・社会保険研究所。
  11. ^ 参考資料5 レセプト病名(標準病名マスター)とは、厚生労働省。
  12. ^ 平成26年患者調査(上巻)総患者数,性・年齢階級 × 傷病小分類別」
  13. ^ 診療報酬情報提供サービス、厚生労働省保健局・社会保険診療報酬支払基金。
  14. ^ 日本医学会医学用語管理委員会大江和彦電子カルテ用標準病名マスターについての報告』。
  15. ^ 疾患コード表。厚生労働省。
  16. ^ 第81回統計委員会 - 第81回統計委員会配布資料”. www.soumu.go.jp. 2022年9月26日閲覧。


「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」の続きの解説一覧

ICD-10

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場面緘黙症」の記事における「ICD-10」の解説

選択性緘黙とは、話す際に著しい、感情的に断固とした選択性があるのが特徴であり、子供がある若干状況言語能力を示すが、別の(定義可能な状況では話すことができないのである。この障害は、通常社交不安障害引きこもり過敏症または治療対す抵抗などを含む、際立った個性機能関係している。 ただし以下は除外する広汎性発達障害 統合失調症 言葉言語特異性発達障害 幼児分離不安一部としての一時的な緘黙

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ICD-10

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 23:07 UTC 版)

神経性大食症」の記事における「ICD-10」の解説

確定診断には、以下の障害のすべてが必要である。 (a)持続的な摂食への没頭食物への抗しがたい渇望存在する患者短時間大量食物食べつくす過食エピソード陥る(b)患者食物の太る効果に、以下の1つ上の方法抵抗しようとする。すなわち、自ら誘発する嘔吐緩下薬乱用交代して出現する絶食期、食欲抑制甲状腺末、利尿薬などの薬剤使用糖尿病患者過食症起こればインスリン治療怠ることがある(c)この障害精神病理肥満への病的な恐れから成り立つもので、患者は自らにきびしい体重制限課す。それは医師理想的または健康的考え病前体重比べてかなり低い。双方の問に数ヵ月から数年にわたる間隔をおいて神経性無食欲症病歴が、常にではないがしばしば認められる。この病歴エピソードは完全な形で現れることもあるが、中等度の体重減少および/または一過性の無月経伴った軽度はっきりしない形をとることもある。〈含〉特定不能過食神経性食欲亢進

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ICD-10

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 01:45 UTC 版)

神経性無食欲症」の記事における「ICD-10」の解説

確定診断のためには,以下の障害のすべてが必要である。 (a) 体重が(減少したにせよ、はじめから到達しかったにせよ)期待される値より少なくとも15%以上下まわること、あるいはQuetelet's body-mass indexBMI)が17.5以下、前思春期患者では、成長期に本来あるべき体重増加みられない場合もある。 (b) 体重減少は「太る食物」を避けること。また、自ら誘発する嘔吐緩下薬自発的使用過度運動食欲抑制および/または利尿薬使用などが1項以上ある。 (c) 肥満への恐怖存在するその際特有な精神病理学的な形をとったボディイメージのゆがみが、ぬぐい去りがたい過度観念として存在する。そして患者自分体重許容限度低く決めている。 (d) 視床下部下垂体性腺系を含む広汎内分泌系障害が、女性では無月経男性では性欲性的能力減退起こす明らかな例外としては、避妊ピルとして最もよく用いられているホルモン補充療法受けている無食欲症の女性で、性器出血持続することがある)。また成長ホルモンの上昇、甲状腺ホルモンによる末梢代謝変化インスリン分泌の異常も認められることがある(e) もし発症が前思春期であれば思春期に起こる一連の現象は遅れ、あるいは停止することさえある(成長停止少女では乳房発達せず、一次性無月経が起こる。少年では性器は子どもの状態のままである)。回復すれば思春期はしばし正常に完了するが、初潮は遅れる。

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疾病及び関連保健問題の国際統計分類」の記事における「ICD-10」の解説

各章の一覧を示す。 1 A00 - B99 感染症寄生虫症 2 C00 - D48 新生物 3 D50 - D89 血液造血器疾患および免疫機能障害 4 E00 - E90 内分泌栄養代謝疾患 5 F00 - F99 精神および行動障害 6 G00 - G99 神経系疾患 7 H00 - H59 眼および付属器疾患 8 H60 - H95 耳および乳様突起疾患 9 I00 - I99 循環器系疾患 10 J00 - J99 呼吸器系疾患 11 K00 - K93 消化器系疾患 12 L00 - L99 皮膚皮下組織疾患 13 M00 - M99 筋骨格系結合組織疾患 14 N00 - N99 腎尿路生殖器系疾患 15 O00 - O99 妊娠分娩産褥 16 P00 - P96 周産期疾患 17 Q00 - Q99 先天奇形変形および染色体異常 18 R00 - R99 症状・徴候・異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 19 S00 - T98 損傷中毒およびその他の外因影響 20 V01 - Y98 傷病および死亡外因 21 Z00 - Z99 健康状態影響を及ぼす要因および保健サービス利用 22 U00 - U99 特殊目的コード

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