一次性
一次性(遺伝性)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 03:03 UTC 版)
家族性血球貪食症候群(familial hemophagocytic lymphohistiocytosis; FHL)常染色体劣性遺伝による。血球貪食症候群を唯一の表現型として発症する。Perforin、syntaxin11、Munc13-4、Munc18-2などが原因遺伝子として報告されているが、遺伝子が特定されていないものもある。 型蛋白責任遺伝子FHL1 HPLH1 不明 FHL2 PRF1 Perforin FHL3 UNC13D Munc13-4 FHL4 STX11 Syntaxin11 FHL5 STXBP2 Munc18-2 X連鎖リンパ増殖性疾患(Duncan病、X-linked lymphoproliferative disorder; XLP)伴性遺伝による。EBウイルスに対する異常な免疫応答を特徴とする。 型蛋白責任遺伝子XLP1 SLAM-associated protein SH2D1A XLP2 X-linked inhibitor of apoptosis(XIAP) BIRC4 白子症を伴う免疫不全症候群2型Griscelli症候群(Griscelli syndrome, type 2; GS II)常染色体劣性遺伝による。 Chediak-Higashi症候群(Chédiak-Higashi syndrome; CHS)常染色体劣性遺伝による。白子症と血球貪食症候群の発症、並びに細胞内巨大顆粒の存在を特徴とする。 2型Hermansky-Pudlak症候群(Hermansky-Pudlak syndrome, type 2; HPS II)常染色体劣性遺伝による。白子症と血小板機能障害による出血傾向を特徴とする。 型蛋白責任遺伝子Griscelli Syndrome ll Rab27A RAB27A Chédiak-Higashi Syndrome LYST(Lysosomal trafficking regulator) CHS1/LYST Hermansky-Pudlak Syndrome ll AP3のβサブユニット AP3B1
※この「一次性(遺伝性)」の解説は、「血球貪食症候群」の解説の一部です。
「一次性(遺伝性)」を含む「血球貪食症候群」の記事については、「血球貪食症候群」の概要を参照ください。
- 一次性のページへのリンク