せき‐にん【責任】
責任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 22:17 UTC 版)
責任(せきにん、英: responsibility/liability)とは、元々は何かに対して応答すること、応答する状態を意味しており、ある人の行為が本人が自由に選べる状態であり、これから起きるであろうことあるいはすでに起きたことの原因が行為者にあると考えられる場合に、そのある人は、その行為自体や行為の結果に関して、法的な責任がある、または道徳的な責任がある、とされる。何かが起きた時、それに対して応答、対処する義務の事。
注釈
- ^ 例えば、遠足で生徒の引率者(引率の責任がある者)が生徒たちを適切に引率し、遠足の目的を果たし、かつ無事に生徒らを家に帰宅させれば「責任を果たした」ということになる。反対に、たとえば途中で事故などに巻き込まれそうな事態になったのに、事故を回避するための反応・行動をとらなかった場合は「(引率者は)責任を果たさなかった」と表現される。また、その結果、引率者が解雇されたり、賠償したりする状態などに陥った場合に「責任を取った」と言う。
出典
- ^ 大辞泉「責任感」
- ^ 大辞泉「無責任」。(なお、責任が無いことも「無責任」と言う。(出典:大辞泉「無責任」)
- ^ 大辞泉「責任転嫁」
- ^ 進退については「知事としての責任は果たさなければならない」と述べるにとどめた
- ^ 大林検事総長は検察があるべき姿を取り戻すことが私の責任」と述べ、現段階での辞任を否定した
- ^ “運動会の選手宣誓のポーズ、「ナチスを想起させる」? ドイツ出身タレントの指摘で議論広がる (2017年6月21日)” (日本語). エキサイトニュース. 2020年11月3日閲覧。
- ^ “欅坂46「ナチス風衣装」の世界的炎上、いったい何が問題なのか?(辻田 真佐憲) @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2020年11月3日閲覧。
- ^ 藤田宙靖「自己責任」の社会と行政法
責任
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