結合組織

デジタル大辞泉

けつごう‐そしき〔ケツガフ‐〕【結合組織】

読み方：けつごうそしき

動物体の組織間を満たして、それらを結合・支持する組織。細胞間質（間充質）をもち、靭帯など繊維成分に富む組織のほか、軟骨・骨・血液・リンパなども含めていう。結締組織。結合織。線維性結合組織。

生物学用語辞典

結合組織

同義/類義語：結合織, 支持組織
英訳・(英)同義/類義語：connective tissue, connective tissues

動物の組織や器官の間隙を埋める組織で、コラーゲンやエラスチンなどの線維タンパクと多糖類からなる細胞外マトリックスで形成される。骨組織や脂肪組織もこの中に含まれる。

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個体の器官や組織など：

組織液  組織球  組織系  結合組織  結合組織基質  結腸  維管束

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結合組織

【仮名】けつごうそしき
【原文】connective tissue

他の組織や臓器を取り囲む支持組織。特殊な結合組織としては、骨、軟骨、血、脂肪がある。

ウィキペディア

結合組織

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/04 14:53 UTC 版)

結合組織（けつごうそしき、英: connective tissue）は、伝統的な分類における組織の4種のうちの1種（他に上皮組織、筋組織、神経組織がある）。詳細に定義された分類ではなく、むしろ他組織に当てはまらない組織を集合させたことによる大きなカテゴリである。ただし、結合組織に分類される全て（あるいはほとんど）の組織は以下のような類似点を持っている。

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「結合組織」の例文・使い方・用例・文例

• 【解剖】 結合組織.
• 動物の結合組織
• 病気の兆候は、靱帯および結合組織の問題から起こるという考えに基づいた、薬剤を用いない治療法
• 胚子中胚葉層から発達した卓越した構造（骨、筋肉、および結合組織）に特徴付けられる　頑丈な筋肉のがっしりした体質を持つさま
• 筋肉や骨、軟骨や血、結合組織に発達する中間胚葉
• 結合組織と血と平滑筋形成する中胚葉性組織
• 疎性結合組織
• 網の目または網で調整された繊維を持つ繊維性結合組織
• 例えば結合組織や血管と対比される器官の本質的な部分を構成する動物組織
• 脊椎動物の骨格を構成する堅い結合組織
• 骨髄腔を満たす結合組織の脂肪性の網状組織
• 骨、軟骨、腱や他の結合組織の繊維性硬蛋白質
• 主に皮膚の真皮、静脈と動脈の壁、またいくつかの腱と靭帯で見つかる弾性繊維から成る結合組織
• 神経での個々の神経線維の周りの繊細な結合組織
• 通常の結合組織に見られるような主として繊維から構成される軟骨
• 束になった神経繊維を包む結合組織の覆い
• 筋繊維の束と覆う結合組織のさや
• 血管と結合組織を含んで、骨の中でネットワークを形成する多くの小さい運河のいずれも
• 粘膜下の結合組織
• そこから結合組織が発達する細胞