けっ‐しょう〔‐シヤウ〕【血×漿】
血しょう
血漿 ( blood plasma )
血漿
血漿(Plasma)
血漿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 04:55 UTC 版)
血漿(けっしょう、英: Blood plasma、プラズマ)は、血液に含まれる液体成分の一つで、血液の55%を占める。血液を試験管にとって遠心沈殿すると、下の方に赤い塊りができ、上澄は淡黄色の液体になる。赤い塊りは主として赤血球の集りで、上澄の液体が血漿である。赤血球と血漿との容積の比はほぼ半々ぐらいである。血漿はアルブミンとグロブリンからなるタンパク質を約7.0%程度含んでおり、その他K、Na、Caなどの電解質やビタミンなどを含んでいる[2]。
- 1 血漿とは
- 2 血漿の概要
血漿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:09 UTC 版)
詳細は「血漿」を参照 血漿は血液の液体成分で、その90%を占める水は物質の運搬を担う。電解質は細胞へミネラルを補給したり、体液の浸透圧や緩衝作用に影響を与える。血漿タンパク質は浸透圧や緩衝作用調整のほかにも、アミノ酸やホルモン・ビタミン類の運搬や、フィブリノゲンが血液凝固に作用したり、抗体として免疫作用に関係したりと、多様な機能を持つ。
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血漿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 04:56 UTC 版)
血漿の適合性に関しては、赤血球の適合性チャートとは反対向きの関係があり、AB型からA,B,O型に与えることができ、A型,B型からO型に与えることができる。O型はどこへも与えることができない。 血漿の適合表受血者の血液型許容されるドナーの赤血球型AB — AB — — A A AB — — B — AB B — O A AB B O これらの性質を利用し、緊急時の危機的出血で血液型を確定できない場合には、交差適合試験抜きでO型の濃厚赤血球、AB型の新鮮凍結血漿や濃厚血小板を使う。しかし輸血前には必ず患者検体を確保し、後追いで検査を進める。また、輸血経過を記録し、使用済み製剤も回収して保存する。同意書は輸血後に確保してもいい。
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「血漿」の例文・使い方・用例・文例
- 医師はその患者に血漿交換療法を施した。
- 心臓によって体全体に供給され、血漿、血球および血小板を含んだ流体(脊椎動物では赤い)
- 血漿のカルシウム濃度を下げ、骨の吸収を抑制する傾向がある甲状腺ホルモン
- 血液全体や血漿の貯蔵場所
- それらの物理構造を破壊することなく、食物、血漿、医薬または組織を乾燥させる方法
- 血漿中にフィブリオゲンが欠如し、出血が止まりにくいこと
- 血漿中にフィブリノゲンが全く存在しないために凝固異常を起こす、稀な遺伝性疾患
- 血漿中の過度のヘモグロビンの存在
- アルカリ性で、高い電気泳動移動度を有する血漿または血清中のグロブリン
- 血漿中のタンパク質の総称
- 免疫反応に責任のある免疫グロブリンを含む血漿淡泊
- 血漿中に存在するタンパク質
- 破傷風のために予防接種を受けた人の血漿に由来するグロブリンの滅菌溶液
- 鉄を運ぶ血漿中のグロブリン
- 乾燥させた血漿
- 血漿という血液の成分
- プラスミノーゲンという,血漿蛋白質
- 血清アルブミンという血漿成分
血漿と同じ種類の言葉
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