細胞内液とは? わかりやすく解説

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さいぼうない‐えき〔サイバウナイ‐〕【細胞内液】

読み方:さいぼうないえき

体液のうち細胞内にあるものをいうカリウム多く含む。→細胞外液


細胞内液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 06:14 UTC 版)

体重70Kgの男性の体液の内訳[1]
全水分量42ℓ 細胞外液14ℓ 血漿(血管内)2.8ℓ
間質液11.2ℓ
細胞内液28ℓ

細胞内液(さいぼうないえき、: intracellular fluid)は、体液のうち細胞内に存在するものの総称。動物種により異なるが、体重の30~40%程度を占め、細胞の種類によりその含有率は異なる。細胞膜を介して物質交換を行っており、同一の細胞であっても活動状況によりその組成は異なる。

なお、細胞内液等における無機塩類の代表的な濃度は表のとおりである[2][3]

イオン 血漿等細胞外濃度(mMol/L) 細胞内濃度(mMol/L)
ナトリウム(Na+) 145 12
カリウム(K+) 4 140
マグネシウム(Mg2+) 1.5 0.8
カルシウム(Ca2+) 1.8 <0.0002
塩素(Cl-) 116 4
リン酸(HPO4 2-) 1 35

脚注

  1. ^ 血圧と血中ナトリウム量の関係について教えてください(日本心臓財団、2009年4月)
  2. ^ [出典無効] 水・無機質 講義資料のページ
  3. ^ [出典無効] 都筑生命医学 I 6 細胞膜 第2回 「細胞内液・外液の組成」 2006年11月28日講義のプリント[1]

参考文献

  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4885006104

関連項目


「細胞内液」の例文・使い方・用例・文例

  • 細胞内液
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