生体インピーダンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 17:03 UTC 版)
体組織の解析や生体運動の解析を行う上で、人体を抵抗成分や静電容量成分などから構成される生体インピーダンスとして解析する手法がある。 簡単な例では、生体組織が細胞と細胞外液から構成され、細胞が細胞膜と細胞内液から構成されることから、細胞膜が持つ静電容量成分、細胞内液・細胞外液が持つ抵抗成分の回路網として表すことができる(右図(a)、(b))。この等価回路を用いて体組成計における体脂肪率等の計測が行われる。 なお、右図の2つの等価回路では、それぞれの素子の抵抗値、静電容量を適切に設定することで特性は一致する。
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