破骨細胞とは? わかりやすく解説

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はこつ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【破骨細胞】

読み方:はこつさいぼう

骨の内側の骨表面にあり、古くなった骨を吸収する働きをもつ細胞新しい骨をつくる骨芽細胞とともに骨組織発達代謝重要な役割を果たす。破骨細胞の機能亢進や、骨芽細胞とのバランス崩れ骨粗しょう症などの骨疾患原因とされ、治療緩和開発向けてメカニズム機能解明進められている。


破骨細胞

同義/類義語:溶骨細胞
英訳・(英)同義/類義語:osteoclast, , Osteoclasts

骨の維持サイクルに働く、造血幹細胞由来多核細胞で、骨に付着して溶骨しながら内部進入して穴を掘り次いで他の細胞侵入して内部から骨の再生を行うことで破骨と骨再生繰り返される

破骨細胞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/22 04:49 UTC 版)

破骨細胞(はこつさいぼう、: osteoclast)とは、再構築(骨リモデリング)過程において、骨を破壊(骨吸収)する役割を担っている細胞で、5個から20個(あるいはそれ以上)の核をもつ多核巨細胞である。ただし、単核の破骨細胞も確認されている。




  1. ^ 宇田川信之 ほか、「破骨細胞の分化と機能を調節する骨芽細胞の役割とその分子機構」『昭和歯学会雑誌』 21巻 1号 2001年 p.64-69, doi:10.11516/dentalmedres1981.21.64
  2. ^ 田中栄、「RANKL-RANK」『臨床整形外科』 2004年 39巻 1号, p.68-70
  3. ^ a b 臼井通彦 ほか、「歯周病における骨破壊メカニズム~破骨細胞を形成・活性化する因子~」『日本歯周病学会会誌』 57巻 3号 2015年 p.120-125, doi:10.2329/perio.57.120
  4. ^ 松下功、「関節リウマチにおける骨破壊のメカニズム」『臨床リウマチ』 26巻 3号 2014年 p.235-237, 臨床リウマチ, doi:10.14961/cra.26.235


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