中胚葉
中胚葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 08:44 UTC 版)
中胚葉(ちゅうはいよう 英:mesoderm)とは、動物の発生初期に区別される細胞群の名称である。外胚葉と内胚葉の間を埋めるように発達し、筋肉や体腔などを作る。中胚葉を持つ動物を三胚葉性動物という。
- ^ 浅島・武田(2007),p.115
- ^ 木原・岡田編(1950)p.13
- ^ 白山(2000),p.17
- ^ 白山(2000)p.17
- ^ 白山(2000),p.20
- ^ a b 西川(2000),p.252
- ^ 古川・西沢代表(1969)p.66
- ^ 東中川他(2008),p.67-68
- ^ 白山(2000),p.16-20
- ^ 東中川他(2008),p.49
- ^ 浅島・武田(2007),p.41
- ^ 東中川他(2008),p.106-108
- ^ 浅島・武田(2007),p.43-44・東中川他(2008),p.108-115・Gilbert(2015),p.421-433
- ^ 浅島・武田(2007),p121
- ^ 東中川他(2008),p.83-84
- ^ 浅島・武田(2007),p119
中胚葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 06:56 UTC 版)
中胚葉 (ちゅうはいよう、英: Mesoderm) は外胚葉と内胚葉の間の、胞胚腔の中に形成されるが、その起源は動物群によって異なる。中胚葉が進化したことにより、複雑な器官が発達し、体腔も成立した。体腔内に形成された器官は体壁と独立に発達することができる一方、体液により保護されることとなった。中胚葉は体腔およびそれを裏打ちする中皮、筋肉、骨格、皮膚真皮、結合組織、心臓・血管(血管内皮も含む)、血液(血液細胞も含む)、リンパ管や脾臓、腎臓および尿管、性腺(精巣、子宮、性腺上皮)となる。
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「中胚葉」の例文・使い方・用例・文例
- 胚子中胚葉層から発達した卓越した構造(骨、筋肉、および結合組織)に特徴付けられる 頑丈な筋肉のがっしりした体質を持つさま
- 脊索を形成する中胚葉区
- 結合組織と血と平滑筋形成する中胚葉性組織
- 中胚葉に関して、または中胚葉から生じる
- 中胚葉起源の上皮
- 胚子中胚葉に由来する上皮
- 中胚葉由来の組織で、例えばコラーゲン線維芽細胞と脂肪細胞から成る
- 目の水晶体を覆う薄い中胚葉膜
- 食細胞になりうる中胚葉起源の神経膠組織
- 人間において胸腔、囲心腔、腹腔のもととなる胎児の中胚葉にある腔
- 側板という,脊椎動物の発生初期において,中胚葉が形成する構造
- 中胚葉という動物の器官
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