しょうし‐なんこつ〔セウシ‐〕【硝子軟骨】
硝子軟骨
硝子軟骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 23:44 UTC 版)
最も一般的に見られる軟骨で、関節面を覆う関節軟骨、気管を潰れないように囲っている気管軟骨と甲状軟骨、胸郭の可動部分となる肋軟骨などがある。均質無構造であり、半透明であり、生涯見られる軟骨であるため永久軟骨という。一方、哺乳類の胎児期においては、全身の骨格が硝子軟骨として現れ、これが骨に置換されていく事が知られており、出生後も成長期においては、全身の長骨に骨端軟骨(成長軟骨)とよばれる一時軟骨の層があり、これが成長に合わせて骨に置換され続ける。このように軟骨が大まかな形をつくり、それが硬骨に置換される様式を軟骨性骨化という。
※この「硝子軟骨」の解説は、「軟骨」の解説の一部です。
「硝子軟骨」を含む「軟骨」の記事については、「軟骨」の概要を参照ください。
硝子軟骨と同じ種類の言葉
- 硝子軟骨のページへのリンク