軟骨および気管筋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 06:17 UTC 版)
上述のように、気管においては、C字型の硝子軟骨である気管軟骨輪(Tracheal ring)が構造の維持を担っている。食道と接する後面では、平滑筋である気管筋の横走線維が両側の軟骨端につく。葉気管支より末梢においては、硝子軟骨の形状はC字型でなくなり、断片的な軟骨片となる。 細気管支より末梢においては軟骨片も消失するが、粘膜固有層の豊富な弾性線維によって、形状は維持される。
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