下気道とは? わかりやすく解説

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か‐きどう〔‐キダウ〕【下気道】

読み方:かきどう

呼吸器系気管支・肺などの総称。⇔上気道


下気道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/02 04:05 UTC 版)

下気道(かきどう、英語: Lower respiratory tract)とは、気道のうち声帯よりも下側(肺側)の部分で、気管から気管支、細気管支を経て、終末の肺胞までのこと。声帯よりも上側(口側)の上気道とは異なり、咳やくしゃみとしての反射や、気道に存在する繊毛による粘液の分泌とその繊毛運動により異物を体外に運ぶ、いわゆる自浄作用。また、肺胞での肺胞マクロファージによる免疫機構などにより、呼吸器感染の成立を防いでいる。


  1. ^ a b 坂井建雄、河原克雅『カラー図解 人体の正常構造と機能 第3版』日本医事新報社、2017年、14頁


「下気道」の続きの解説一覧

下気道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:04 UTC 版)

呼吸」の記事における「下気道」の解説

鼻腔咽頭喉頭よりも奥に存在する呼吸器系組織気管気管支次第細かく狭い気道分岐している。ヒトの気管気管支上部には平均23個の分岐が、マウスには最大13個の分岐存在しており、より奥の気管支肺胞空気を送る機能を持つ。また、肺の内部存在する気管支の下部肺胞ガス交換特化している 気道入った空気の内、死腔領域入った空気ガス交換利用されずに次の呼気外界排出される呼気が終わると死腔肺胞空気満たされ、その空気吸気の際に肺胞戻される最初空気となり、次の呼気ではこの空気先に吐き出される典型的な成人死腔容積は約150mlである。

※この「下気道」の解説は、「呼吸」の解説の一部です。
「下気道」を含む「呼吸」の記事については、「呼吸」の概要を参照ください。

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