軟音化
軟音化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 18:30 UTC 版)
軟音化を受けた子音は以下のように変化する。 元表記 > 変化後表記 /音/ の順に記す。ここに挙げた子音は非口蓋化音(広子音)で代表させた。 p > ph /f/ b > bh /v/あるいは/w/ f > fh(無音) t > th /h/ d > dh /ɣ/ s > sh /h/ c > ch /x/ g > gh /ɣ/ m > mh /v/あるいは/w/ おおむね、破裂音が摩擦音ないしは接近音に変化する。dとg、bとmはこの軟音化の結果、同じ音を表すことになる。 一例として、名詞の女性単数主格形に定冠詞anが付く場合にこの軟音化が起こる。 男性名詞 fear (a man) > an fear (the man) 女性名詞 bean (a woman) > an bhean (the woman)
※この「軟音化」の解説は、「アイルランド語」の解説の一部です。
「軟音化」を含む「アイルランド語」の記事については、「アイルランド語」の概要を参照ください。
- 軟音化のページへのリンク