動脈とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 器官 > 動脈 > 動脈の意味・解説 

どう‐みゃく【動脈】


動脈

英訳・(英)同義/類義語:artery, arteries

血管系で、心臓から血液送り出す血管系総称
「生物学用語辞典」の他の用語
個体の器官や組織など:  副腎髄質  割球  効果器  動脈  動脈円錐  動脈幹  動脈血

動脈

【仮名】どうみゃく
原文artery

心臓から体内組織および臓器血液を運ぶ血管

動脈

読み方:どうみゃく

  1. 偽造通貨或は汁のことを云ふ。
  2. 贋造紙幣或いは汁のこと。

動脈

読み方:とうみゃくどうみゃく

  1. 汁ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・三重県
  2. 汁ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・大阪府
  3. 味噌汁ヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・京都府
  4. 汁ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・宮城県
  5. 汁ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・和歌山県
  6. 味噌汁ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・滋賀県
  7. 汁。〔第六類 器具食物

分類 三重県京都府和歌山県大阪府宮城県滋賀県

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

動脈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 22:37 UTC 版)

動脈
Artery(複数:Arteries)
ヒトの主な動脈
概要
表記・識別
ラテン語 Arteria (複数:arteriae)
MeSH D001158
TA A12.0.00.003、A12.2.00.001
FMA 50720
解剖学用語
動脈壁の概念図。動脈壁は外膜・中膜・内膜の3つからなる

動脈どうみゃく英語: artery)とは、動物血管系において、心臓から押し出される血液の流れる血管のことである。反対に、心臓へ流れ込む血液の流れる血管は静脈と呼ばれる。

構造・概要

動物の体液は、ある程度以上体の大きいものでは強制的に循環させる必要がある。その循環のためにポンプの役割をする器官があり、これが心臓である。心臓が押し出した血液の流れる管が動脈である。動脈は、その高い圧力に耐えるため、たとえば脊椎動物では外膜・中膜・内膜の3層からなる丈夫な構造を持つ。また、柔軟性に富むため心臓の収縮時と拡張時の血圧の差を吸収できるようになっている。

動脈は各組織へ血液を配分するために分岐していくが、分岐した枝同士が合流していることもある。これを吻合と言い、一方の血流が不十分でも組織が虚血に陥ることを避けられる。逆に、吻合のない動脈の支配領域はそれだけ虚血のリスクが高いと言える。

一般的に、大動脈を通じて全身へ送り出される血液は酸素に富んだ動脈血である。で酸素化を受けて心臓に戻ってくる血液は肺静脈を流れていても動脈血である点に注意を要する。

動脈の柔軟性が失われた状態が動脈硬化で、この状態では心臓の駆出力を十分に吸収できず、高血圧の原因になったりする。また、動脈硬化に伴い血管内腔が狭くなることで虚血の原因にもなる。

動脈は壁が丈夫且つ内部の血液には高い圧力がかかっているため、生きた動物を解剖すると、その段階で動脈血は出てしまうが、それでも壁はつぶれないので空気が入る。そのため、血液の循環が発見されるまでは、動脈は気体を送っていると考えられ、この気体が生気であると考えられたことがあった。

動脈の疾患

主な動脈

脚注

関連項目

  • 平滑筋 - 血管の一つである動脈を形作る一要素
  • 正中動脈英語版 - まれにヒトの前腕部に形成される動脈。1880年代では約10%のヒトに見られるとされたが、20世紀後半では約30%のヒトに見られるようになったとされる動脈。

外部リンク


「動脈」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



動脈と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「動脈」の関連用語

動脈のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



動脈のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2025 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2025 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの動脈 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの動脈 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS