どう‐よく【動翼】
動翼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/30 04:35 UTC 版)
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動翼(どうよく、操縦翼面、英: moving surface, flight control surface)は、航空機の構成要素の一種。補助翼・方向舵・昇降舵などの主操縦翼面(いわゆる舵面)に加え、フラップ・スポイラー・エアブレーキなどの二次操縦翼面を含めた可動する平板状装置全般を指すことが多い。ただし回転翼(プロペラ、ローター)は動翼とは呼ばれない。
ほかに、ミサイルやロケットなどの可動する翼面も動翼と呼ばれる。
動翼に対して、可動しない平板状構造(主翼を除く)は安定板と呼ばれる。
また、ターボファンエンジンなどのガスタービンエンジンでは、回転部分に使用されるタービン・ブレードなどを動翼、ステーター・ベーンやノズルなどの静止部分に使われる翼を静翼と呼ぶことが多い。

種類

- 主操縦翼面 (primary control surfaces)
- 2役
関連項目
外部リンク
動翼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:07 UTC 版)
蒸気からエネルギを得て回転する翼(翼列)である。初段では短い動翼も終段に近くなるに従って少しずつ長くなる。発電用のものでは翼高さが最長1mを越す。動翼は共振を避けるために互いが連接して隙間を作らないようにされる。動翼のルートが羽根車に植え込まれただけでは振動に弱いため外周部でのシュラウドバンドやダンピングワイヤーで横同士がつながれる。また、大きな遠心力にも耐える必要がある。大きなローターではシュラウド・リングと回転軸の中間にもバンディング・ワイヤと呼ばれる金具が付けられる。固有振動数を高くするために先端を細く根元を太くしたテーパー翼形状や、翼先端部と翼根元部での周速度の違いから生じる蒸気流入角度の差を最小にする「ねじれ羽根」が採用されている。低圧段の羽根には翼に付く凝集水分をタービン・ケーシングのドレン溝へ誘導する溝が掘られているものがある。
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