尾翼とは? わかりやすく解説

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び‐よく【尾翼】

読み方:びよく

飛行機などの後端付近に取り付けられた翼。ふつう垂直尾翼水平尾翼からなる


尾翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/26 13:34 UTC 版)

尾翼(びよく、Empennage)とは航空機モーメントの釣り合いと安定性を与えるために使用される翼。通常は主翼の後方(重心から離れた位置)に垂直尾翼水平尾翼が取付けられる。潜水船にも付けられることが多い。





尾翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/16 05:49 UTC 版)

マスキュレアー2」の記事における「尾翼」の解説

可動方式昇降舵および方向舵を高剛性テーパー付き大径CFRPパイプ胴体接続したマスキュレアー1同様の形態踏襲した平面形は昇降舵方向舵ともに矩形で、胴体から下に突き出した特徴的な配置方向舵先端は、非常用尾橇テールスキッドとなっていた。また、ばねによる自動中立装置マスキュレアー1から引き継いだ

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尾翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/18 13:36 UTC 版)

SUMPAC」の記事における「尾翼」の解説

水平尾翼垂直尾翼は全可動式で、それぞれ昇降舵方向舵としても機能する。尾翼保護のために胴体後部下面設置された。垂直尾翼試験飛行開始早々に面積不足であることが判明したまた、昇降舵による操舵過剰な傾向にあったインペリアル・カレッジ・ロンドンでの改良により外皮透明なポリエチレンテレフタレートフィルム変更された。

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尾翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:56 UTC 版)

飛行機」の記事における「尾翼」の解説

上下方向装備されるものを垂直尾翼左右に伸びるものを水平尾翼呼んでいる。垂直尾翼は、胴体固定され部分垂直安定板その後ろの可動部分を方向舵(あるいはラダー)と呼ぶ。水平尾翼同様に水平安定板昇降舵エレベーターからなるのが一般的で、後者主翼からの洗流(英語:「down・wash」)を考慮して胴体への取付角度平よりやや上向きとしている。尾翼は一般にモーメント確保するために主翼から十分に離れた位置置かれる多く胴体後端設置されるが、胴体前部設置した先尾翼機エンテ型飛行機)もある。尾翼の構造主翼準じるが、主翼比べ強度上の問題小さく簡素である。尾翼(両方もしくは水平尾翼のみ)の無い飛行機無尾翼機呼ばれるまた、固定水平安定板持たず水平尾翼全体可動のフライング・テールと呼ばれる方式もある。この場合水平尾翼スタビレータースタビライザー + エレベーター)と呼ばれるこの方式は第一次世界大戦から現在まで運動性要求される戦闘機採用されることが多い。一方、翼面全体動翼となり効率が高いため、小さく軽い尾翼で済むという利点から小型機にも多く採用されている。亜音速から遷音速域を飛行するジェット旅客機動力操縦装置装備している機体には、トリム・タブ使用できないのと、昇降舵の舵の角度大きく取ると、舵面の先端から衝撃波発生して操舵力急に増加したり、舵の効き低下するため、水平安定板取付角度飛行中変化させて、昇降舵操舵量を小さくする方式採用されており調整安定板呼ばれている。この場合は、水平安定板長期的なピッチ姿勢安定トリム)、水平尾翼短期的なコントロール使用するエレベーター昇降舵)の動きとそれに伴うピッチング運動ラダー方向舵)の動きとそれに伴うヨーイング運動大型ジェット旅客機エアバスA380の尾翼、赤色部分垂直安定板桃色部分方向舵ラダー)・青色部分水平安定板水色部分昇降舵エレベーター)。

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尾翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 05:48 UTC 版)

エアバスA320」の記事における「尾翼」の解説

水平尾翼翼幅は12.45メートル垂直尾翼の高さは5.87メートルである。平・垂直尾翼ともに前と後外板リブ構成されボックス構造であり、ほとんどは複合材料製である。 水平尾翼水平安定板昇降舵構成される水平尾翼在来のような中央構造持たず左右の翼が胴体内で金具により結合されている。この結合部前方にジャッキ・スクリューが取り付けられており、水平安定板角度変えてトリム調整できる水平尾翼胴体との結合は、後左右一か所ずつ設けられ金具ベアリングにより行われる左右昇降舵アクチュエータを2か所ずつ備え左右独立して駆動される垂直尾翼垂直安定板方向舵構成される垂直尾翼最下部胴体結合されている。方向舵水平安定板の後ベアリング結合されており、アクチュエータにより駆動される

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尾翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 03:27 UTC 版)

人力飛行機」の記事における「尾翼」の解説

上下安定保ち昇降舵役目を持つ水平尾翼と、左右安定保ち方向舵役目を持つ垂直尾翼二つ分けられる構造としては主翼変わらない実用機異なり剛性確保構造簡略化のため尾翼はどちらも可動式である場合が多い。安定を保つ上で最も重要で、尾翼容積比と呼ばれるパラメータ参考にされる。翼形状には水平尾翼垂直尾翼共にNACA0009などの対称翼型が多く用いられているが、水平尾翼については安定性発進性能の向上の為に非対称翼型用いられる場合もある。また尾翼の位置飛行機の安定操縦特性機体見た目大きな影響与え特殊な形態としては、尾翼が主翼よりも前方にある先尾翼機や、尾翼が存在しない無尾翼機がある。

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