ストラット式サスペンション
ストラットは、力を受け持つ支柱である。サスペンション反力、制動駆動の反力をサイドフォースとして担うショックアブソーバーで、サスペンションストラットと呼ぶ。複筒ガス入りショックアブソーバーを内蔵し、伸縮自在に強化したものである。下方に車軸を取り付けたストラットが、下端ではコントロールアームを介し、上端ではマウントラバーを介して車体に接続し、ストラットに担わせたコイルばねで、車体を直接に支持する懸架方式をストラット式サスペンションと呼ぶ。マクファーソン式と同義語である。下部のコントロールアームが前後方向の力を受け持たない場合は、テンションロッドを前後方向に必要とする。後輪懸架にストラット式を採用する例が増えてきたが、ステアリングキングピンの役割も果たす前輪用マクファーソン式が主流である。
参照 マクファーソンストラット式サスペンションストラット式サスペンション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 22:09 UTC 版)
ストラット式サスペンション(ストラットしきサスペンション、英語: strut suspension)は、自動車等のサスペンション方式の一種で、テレスコピックショックアブソーバー(伸縮式緩衝器)自体を懸架装置とし、それにばねと車輪を取り付けた構造のものである。考案者のマクファーソンにちなんでマクファーソン・ストラット(McPherson Strut)とも呼ばれる。"Strut" は英語で支柱を意味する。
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