トレッド

デジタル大辞泉

トレッド【tread】

読み方：とれっど

１ 自動車で、左右のタイヤの接地面中心間の距離。

２ 自動車タイヤの地面に接する部分。また、その部分に刻まれた溝。

大車林

トレッド

英語 track； tread

自動車の基本諸元値のひとつで、左右タイヤの、接地面の中心間の距離。ホイールトレッドともいう。トラック、バス後輪の複輪(ダブルタイヤ)の場合には複輪間隔の中心間の距離を指す。公式書類上では輪距という。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

バイク用語辞典

トレッド

タイヤの路面と接する部分のこと。水はけをよくするなどの目的で溝が切られていて(デコボコしていて)、その模様をトレッドパターンという。地面と接するところなので、トレッドゴムの質しだいでタイヤの特性はかなり変わる。レース用のタイヤはトレッド面が柔らかくできており、路面と接触する面積を少しでも増やすことで、より強いグリップ力を得ている。 用語としては、トレッド自体を単体で使うことはまれで、むしろトレッドパターンという単語を使用する機会が多い。

【関連用語】オフロード タイヤ

ウィキペディア

トレッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/17 05:36 UTC 版)

トレッド(tread)とは、車両における左右の車輪の接地中心間の距離のこと。輪距ともいう。

概要

4輪自動車の場合は、フロントトレッド、リアトレッドと表記されることがあり、単位は mmやインチ で表示されることが多い。

ホイールベース（軸距）とのバランスが重要だが、一般的に広いほうがコーナリング性能と小回り性が向上する。

ホイールベースとの基準の違い

ホイールベースが車輪の中心（ホイールセンター）を基準に定義されているのに対し、トレッドの方は接地中心が基準となっている。

関連項目

• シャシ (自動車)
• フレーム形式 (自動車)
• サスペンション
• ホイールベース
• ホイール・アラインメント
• オーバーハング (自動車用語)

Weblio日本語例文用例辞書

「トレッド」の例文・使い方・用例・文例

• （タイヤに）新しい滑り止めのトレッドをつける
• 柔軟なトレッドと比較的固い側壁を持った古い種類の自動車タイヤの、または、柔軟なトレッドと比較的固い側壁を持った古い種類の自動車タイヤに関する
• 滑り止めのトレッドの下にストリップを有し、側壁に比較的小さく補強されている自動車タイヤの、または、自動車タイヤに関する
• 心臓の呼吸数がモニターされる間、患者が可動トレッドミルの上を歩くストレス試験
• 映画｢ボーン｣シリーズの前３作は，CIAの極秘プログラム｢トレッドストーン計画｣の元暗殺者，ジェイソン・ボーンを軸に展開する。
• 同シリーズは，３作目の｢ボーン・アルティメイタム｣で，トレッドストーン計画の責任者たちが暴かれたことによって終結したかのように見えた。
• トレッドストーン計画のほかにも進行中の諜(ちょう)報(ほう)プログラムがある。