ストラップフォン
【英】Strapphone
ストラップフォンとは、ウィルコムが2011年秋冬モデルとして発表した小型のPHS端末の名称である。端末はエイビットが製造している。
ストラップフォンは、70mm×32mm×10mmという小型の本体サイズを最大の特徴としている。これは清涼菓子の「FRISK」とほぼ同じサイズであり、テンキー付きの携帯電話やPHSの端末意としては、2011年9月時点で世界最小であるという。重さは33グラムで、こちらも世界最軽量となっている。
ストラップフォンの待ち受け時間は約300時間、連続通話時間は約2時間、そのほかに赤外線通信機能を備え、microUSB端子が用意されている。名称のとおりストラップがわりに身に付け、通話専用端末として利用するなどの用途が想定されている。
ストラップフォンは2011年9月に発表された。発売日は12月頃の予定と発表されている。
参照リンク
WX03A(ストラップフォン)~フリスクサイズ 世界最小最軽量ケータイ~ - (ウィルコム)
ストラップフォン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/04 02:10 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ストラップフォンとは、FRISKのケースとほぼ同じサイズの超小型PHS[1]。初代のWX03Aが2012年に発売された後、ストラップフォン2としてWX06Aが発売されている。キャリアはウィルコム、ワイモバイル。
WX03A
キャリア | ワイモバイル |
---|---|
製造 | エイビット |
発売日 | 2012年1月25日 |
概要 | |
音声通信方式 | |
形状 | ストレート型 |
サイズ | 70 × 32 × 10.5 mm |
質量 | 33 g |
連続通話時間 | 2時間[2] |
連続待受時間 | 200時間[3] |
充電時間 | 2時間 |
バッテリー | 360mAh |
外部メモリ | なし |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | なし |
外部接続 | microUSB |
メインディスプレイ | |
方式 | 有機ELディスプレイ |
解像度 | 96×64ドット[1] |
サイズ | 1型 |
表示色数 | 6万5536色[4] |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
なし | |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
ブラック | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
ストラップフォンは、世界最小・最軽のPHSとして、「スマートフォンのストラップに付けて持ち運べる電話」というコンセプトのもと開発された[5]。クリアキーなどは省略されたほか、各ボタンは押しやすいよう工夫されている[4]。
連続待ち受け時間について、当初は300時間と案内されていたが、実測試験の結果をうけ、200時間へと修正されている[6]。
機能
音声通話の他、ライトメール、赤外線通信などが搭載されている。電話帳は1000件まで登録可能で、1件当たり最大3つの電話番号を設定できる[3]。
WX06A
キャリア | ワイモバイル |
---|---|
製造 | エイビット |
発売日 | 2013年3月21日 |
概要 | |
音声通信方式 | |
形状 | ストレート型 |
サイズ | 70 × 32 × 10.7 mm |
質量 | 32 g |
連続通話時間 | 2時間[1] |
連続待受時間 | 300時間[1] |
充電時間 | 2.5時間 |
バッテリー | 400mAh |
外部メモリ | なし |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | なし |
外部接続 | microUSB |
メインディスプレイ | |
方式 | 有機ELディスプレイ |
解像度 | 96×64ドット[1] |
サイズ | 1型 |
表示色数 | |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
なし | |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
ホワイト | |
ブラック | |
ピンク | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
ストラップフォン2(WX06A)は、2013年3月21日に1万2000台限定で発売された[7][8]。WX03Aと比べると、縦の長さが0.2mm長くなり、1gほど軽くなっている他、可動式のアンテナを追加して通話時のノイズが軽減されたり、Eメール機能が追加されている[1]。
2015年に一部のワイモバイルショップ等で再発売された[9]。
機能
電話やメール、赤外線通信、アラームなどの機能が搭載されている[1]。電話帳は1000件まで登録可能で、1件当たり最大3つの電話番号と3つのメールアドレスを設定できる[7]。
脚注・出典
- ^ a b c d e f g “超小柄ながらも高性能な「ストラップフォン2」を使う理由”. ascii×デジタル (2013年3月26日). 2015年4月10日閲覧。
- ^ “ウィルコム、「ストラップフォン WX03A」を1月25日に発売”. ITmedia (2011年12月26日). 2015年4月10日閲覧。
- ^ a b “超絶小型PHS「ストラップフォン」こそがスマートなフォンだ!(2ページ)”. ascii×デジタル (2012年4月17日). 2015年4月10日閲覧。
- ^ a b “写真で見る「ストラップフォンWX03A」”. ITmedia (2011年10月4日). 2015年4月10日閲覧。
- ^ “世界最小、フリスクサイズの「WX03A ストラップフォン」超速攻フォトレビュー”. GIGAZINE (2011年9月21日). 2015年4月10日閲覧。
- ^ “ウィルコム、「ストラップフォン WX03A」のスペック変更を案内”. ITmedia (2012年1月24日). 2015年4月10日閲覧。
- ^ a b “超小型携帯「ストラップフォン2」をさっそくネチネチ触る!”. ascii×デジタル (2013年3月7日). 2015年4月10日閲覧。
- ^ “ウィルコム、「ストラップフォン」「イエデンワ」の第2弾”. ケータイwatch (2013年3月5日). 2015年4月10日閲覧。
- ^ “フリスクとほぼ一緒の大きさの極小PHS『ストラップフォン2』が帰って来た!”. ascii×デジタル (2015年4月3日). 2015年4月10日閲覧。
外部リンク
- ストラップフォンのページへのリンク