2002年のチェコグランプリとは? わかりやすく解説

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2002年のチェコグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/18 07:56 UTC 版)

  2002年のチェコグランプリ
レース詳細
2002年のロードレース世界選手権 全16戦中第10戦
決勝日 2002年8月25日
開催地 ブルノ
開催コース 常設サーキット
5.403km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
マックス・ビアッジ 加藤大治郎
1:59.646 2:00.605
表彰台
1. マックス・ビアッジ
2. 加藤大治郎 3. 宇川徹


250 cc
ポールポジション ファステストラップ
フォンシ・ニエト マルコ・メランドリ
2:03.037 2:04.039
表彰台
1. マルコ・メランドリ
2. セバスチャン・ポルト 3. トニ・エリアス
125 cc
ポールポジション ファステストラップ
アレックス・デ・アンジェリス ルーチョ・チェッキネロ
2:08.746 2:08.903
表彰台
1. ルーチョ・チェッキネロ
2. ダニ・ペドロサ 3. アルノー・ヴァンサン


2002年のチェコグランプリは、ロードレース世界選手権2002年シーズン第10戦として、8月23日から25日までチェコブルノ・サーキットで開催された。

概要

125ccクラス決勝では、8台の大集団によるトップ争いを制したルーチョ・チェッキネロがシーズン3勝目を挙げた。ポイントランキングでは、今回5位に終わったマヌエル・ポジャーリとの差をアルノー・ヴァンサンが僅か2ポイントに、ダニ・ペドロサが11ポイントに詰めた[1]

250ccクラスでは、終盤にフォンシ・ニエトがラインを外して後退、ロベルト・ロルフォが転倒を喫する中、絶好調を維持しているマルコ・メランドリが6連勝・シーズン7勝目を挙げた。これでチャンピオン争いでは、メランドリがフォンシに対し37ポイントのアドバンテージを築いた[2]

MotoGPクラスでは、マールボロ・ヤマハマックス・ビアッジが独走を遂げ、YZR-M1に初勝利をもたらした。2位には、今回から4ストロークマシンのホンダ・RC211Vを与えられた加藤大治郎が入った。バレンティーノ・ロッシはリヤタイヤのトラブルからピットイン、このシーズン初のリタイヤに終わった。しかしポイントランキングでは、ロッシと2番手の宇川徹との間には依然80ポイントの大差が残った[3]

MotoGPクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 マックス・ビアッジ ヤマハ 44:36.498 1 25
2 加藤大治郎 ホンダ +2.755 2 20
3 宇川徹 ホンダ +7.598 8 16
4 セテ・ジベルナウ スズキ +11.889 12 13
5 カルロス・チェカ ヤマハ +14.029 6 11
6 ロリス・カピロッシ ホンダ +18.260 5 10
7 ジェレミー・マクウィリアムス プロトン +24.840 10 9
8 阿部典史 ヤマハ +26.572 15 8
9 アレックス・バロス ホンダ +28.741 16 7
10 オリビエ・ジャック ヤマハ +29.156 14 6
11 ケニー・ロバーツJr. スズキ +32.920 19 5
12 ユルゲン・ファン・デン・グールベルク ホンダ +38.670 11 4
13 ギャリー・マッコイ ヤマハ +45.144 4 3
14 梁明 スズキ +51.932 20 2
15 原田哲也 ホンダ +1:02.171 18 1
16 レジス・ラコーニ アプリリア +1:02.238 17
17 シルバン・ギュントーリ ヤマハ +1:13.465 21
Ret バレンティーノ・ロッシ ホンダ 棄権 3
Ret ジョン・ホプキンス ヤマハ 棄権 7
Ret 青木宣篤 プロトン 棄権 13
Ret 中野真矢 ヤマハ 棄権 9

250ccクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 マルコ・メランドリ アプリリア 41:41.572 2 25
2 セバスチャン・ポルト ヤマハ +7.023 6 20
3 トニ・エリアス アプリリア +8.135 7 16
4 フォンシ・ニエト アプリリア +8.307 1 13
5 ケーシー・ストーナー アプリリア +11.322 19 11
6 ランディ・ド・プニエ アプリリア +11.636 9 10
7 ロベルト・ロカテリ アプリリア +16.988 3 9
8 松戸直樹 ヤマハ +20.984 8 8
9 青木治親 ホンダ +21.002 12 7
10 ダビド・ガルシア ホンダ +30.259 14 6
11 ラルフ・ウォルドマン アプリリア +30.357 10 5
12 ジェイソン・ビンセント ホンダ +30.805 23 4
13 アレックス・デボン アプリリア +43.592 11 3
14 デューク・ヘイドルフ アプリリア +44.141 21 2
15 ラウール・ハラ アプリリア +50.513 16 1
16 エルワン・ナイゴン ホンダ +1:02.225 22
17 レオン・ハスラム ホンダ +1:04.058 17
18 ダビド・チェカ アプリリア +1:15.519 13
19 ヘンク・ファン・デ・ラグマート ホンダ +2:05.290 25
20 ガボール・リズマイヤー ホンダ +1 Lap 27
Ret フランコ・バッタイーニ アプリリア 棄権 4
Ret エクトル・ファウベル アプリリア 棄権 20
Ret ロベルト・ロルフォ ホンダ 棄権 5
Ret ヤロスラフ・ユレス ヤマハ 棄権 24
Ret シャロル・ユージー ヤマハ 棄権 18
Ret Vladimir Castka ヤマハ 棄権 26
Ret ユーゴ・マルシャン アプリリア 棄権 15

125ccクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 ルーチョ・チェッキネロ アプリリア 41:18.287 6 25
2 ダニ・ペドロサ ホンダ +0.202 3 20
3 アルノー・ヴァンサン アプリリア +0.278 8 16
4 エクトル・バルベラ アプリリア +0.494 9 13
5 マヌエル・ポジャーリ ジレラ +0.495 4 11
6 スティーブ・イェンクナー アプリリア +0.717 5 10
7 シモーネ・サンナ アプリリア +0.901 2 9
8 アレックス・デ・アンジェリス アプリリア +1.309 1 8
9 ジーノ・ボルソイ アプリリア +5.579 10 7
10 ミカ・カリオ ホンダ +7.091 14 6
11 ガボール・タルマクシ ホンダ +7.360 11 5
12 東雅雄 ホンダ +14.326 19 4
13 ステファノ・ビアンコ アプリリア +14.345 15 3
14 ミルコ・ジャンサンティ ホンダ +16.990 21 2
15 マックス・サバターニ アプリリア +18.106 22 1
16 クラウス・ノーレス ホンダ +18.186 17
17 宇井陽一 デルビ +22.341 13
18 ステファノ・ペルジーニ イタルジェット +22.408 16
19 トーマス・ルティ ホンダ +22.442 18
20 ホルヘ・ロレンソ デルビ +41.048 27
21 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ +41.208 20
22 ジョエレ・ペリーノ アプリリア +44.018 26
23 ロビン・ハームス ホンダ +50.207 28
24 マティア・アンジェローニ ジレラ +50.372 35
25 ミッシェル・ファブリツィオ ジレラ +50.451 29
26 イムレ・トス ホンダ +50.700 30
27 マルコ・シモンチェリ アプリリア +50.746 24
28 Igor Kalab ホンダ +51.560 34
29 ダリオ・ギウセペッティ ホンダ +1:07.328 32
30 Matej Smrž アプリリア +1:47.385 33
Ret ルーカス・ペセック ホンダ 棄権 25
Ret アンドレア・バレリーニ ホンダ 棄権 23
Ret パブロ・ニエト アプリリア 棄権 7
Ret ホアン・オリベ ホンダ 棄権 12
Ret クリスチャン・ピストーニ イタルジェット 棄権 31

脚注

参考文献


前戦
2002年のドイツグランプリ
ロードレース世界選手権
2002年シーズン
次戦
2002年のポルトガルグランプリ
前回開催
2001年のチェコグランプリ
チェコグランプリ 次回開催
2003年のチェコグランプリ



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