2002年のポルトガルグランプリ_(ロードレース)とは? わかりやすく解説

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2002年のポルトガルグランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/18 08:02 UTC 版)

  2002年のポルトガルグランプリ
レース詳細
2002年のロードレース世界選手権 全16戦中第11戦
決勝日 2002年9月8日
開催地 エストリル・サーキット
開催コース 常設サーキット
4.182km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
カルロス・チェカ バレンティーノ・ロッシ
1:39.793 1:52.302
表彰台
1. バレンティーノ・ロッシ
2. カルロス・チェカ 3. 宇川徹


250 cc
ポールポジション ファステストラップ
セバスチャン・ポルト フォンシ・ニエト
1:41.708 2:00.120
表彰台
1. フォンシ・ニエト
2. マルコ・メランドリ 3. セバスチャン・ポルト
125 cc
ポールポジション ファステストラップ
ダニ・ペドロサ スティーブ・イェンクナー
1:46.664 2:01.050
表彰台
1. アルノー・ヴァンサン
2. シモーネ・サンナ 3. スティーブ・イェンクナー


2002年のポルトガルグランプリは、ロードレース世界選手権2002年シーズン第11戦として、9月6日から8日までポルトガルエストリル・サーキットで開催された。

概要

エストリルは週末何度か雨に見舞われた。日曜日の決勝は全てのクラスがウェットレースとなり、転倒者が続出した。125ccクラスでは、33台中19台がリタイヤとなるサバイバルレースを制したアルノー・ヴァンサンがシーズン4勝目を挙げた。チャンピオンを争うマヌエル・ポジャーリは転倒リタイヤ、ダニ・ペドロサも転倒で下位に沈んだため、ヴァンサンはポジャーリに23ポイント、ペドロサに28ポイント差をつけてポイントリーダーに返り咲いた[1]

250ccクラスでは序盤から他を圧倒する速さを見せた松戸直樹ヤマハ)が独走していたが、22周目に転倒リタイヤとなってしまう。代わってトップに立ったフォンシ・ニエトがシーズン3勝目、続いてマルコ・メランドリは2位となり、連勝記録は6でストップした。この結果、ポイントリーダーのメランドリと2位のフォンシとの差は32ポイントとなった[2]

MotoGPクラスでは、序盤からテレフォニカ・モビスター・スズキセテ・ジベルナウが後続を引き離してレースをリードしていたが、残り3周時点で転倒リタイヤ。2番手につけていたバレンティーノ・ロッシがシーズン9勝目を挙げることとなった。ロッシはポイントランキング2位の宇川徹との差を再び広げて89ポイントとした[3]

MotoGPクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 バレンティーノ・ロッシ ホンダ 54:12.962 3 25
2 カルロス・チェカ ヤマハ +22.200 1 20
3 宇川徹 ホンダ +24.220 8 16
4 ケニー・ロバーツJr. スズキ +40.832 12 13
5 アレックス・バロス ホンダ +42.709 4 11
6 マックス・ビアッジ ヤマハ +44.064 5 10
7 阿部典史 ヤマハ +1:49.012 13 9
8 ジョン・ホプキンス ヤマハ +2:03.101 15 8
9 ジェレミー・マクウィリアムス プロトン +1 Lap 6 7
10 原田哲也 ホンダ +1 Lap 18 6
11 ギャリー・マッコイ ヤマハ +1 Lap 16 5
12 中野真矢 ヤマハ +1 Lap 17 4
Ret セテ・ジベルナウ スズキ 棄権 9
Ret 加藤大治郎 ホンダ 棄権 2
Ret ロリス・カピロッシ ホンダ 棄権 7
Ret レジス・ラコーニ アプリリア 棄権 14
Ret 青木宣篤 プロトン 棄権 11
Ret ユルゲン・ファン・デン・グールベルク ホンダ 棄権 10
Ret オリビエ・ジャック ヤマハ 棄権 19
Ret ペレ・リバ ヤマハ 棄権 20

250ccクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 フォンシ・ニエト アプリリア 53:58.901 3 25
2 マルコ・メランドリ アプリリア +0.684 2 20
3 セバスチャン・ポルト ヤマハ +7.342 1 16
4 ロベルト・ロルフォ ホンダ +23.576 4 13
5 ロベルト・ロカテリ アプリリア +49.234 11 11
6 エミリオ・アルサモラ ホンダ +1:00.628 7 10
7 レオン・ハスラム ホンダ +1:36.634 14 9
8 ダビド・チェカ アプリリア +1:39.550 19 8
9 デューク・ヘイドルフ アプリリア +2:12.740 21 7
10 エクトル・ファウベル アプリリア +1 Lap 22 6
11 ラウール・ハラ アプリリア +1 Lap 23 5
12 エルワン・ナイゴン ホンダ +1 Lap 20 4
13 トニ・エリアス アプリリア +3 Laps 6 3
Ret グレゴリー・ルフォー アプリリア 棄権 24
Ret シャロル・ユージー ヤマハ 棄権 12
Ret 松戸直樹 ヤマハ 棄権 8
Ret フランコ・バッタイーニ アプリリア 棄権 5
Ret ケーシー・ストーナー アプリリア 棄権 13
Ret 青木治親 ホンダ 棄権 15
Ret ジェイソン・ビンセント ホンダ 棄権 18
Ret エリック・バタイユ ホンダ 棄権 17
Ret アレックス・デボン アプリリア 棄権 10
Ret ヤロスラフ・ユレス ヤマハ 棄権 16
Ret ランディ・ド・プニエ アプリリア 棄権 9

125ccクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 アルノー・ヴァンサン アプリリア 49:05.300 9 25
2 シモーネ・サンナ アプリリア +0.867 6 20
3 スティーブ・イェンクナー アプリリア +2.600 4 16
4 パブロ・ニエト アプリリア +48.520 21 13
5 東雅雄 ホンダ +57.972 20 11
6 ルーチョ・チェッキネロ アプリリア +1:10.035 8 10
7 ジーノ・ボルソイ アプリリア +1:14.682 15 9
8 ミカ・カリオ ホンダ +1:27.994 5 8
9 トーマス・ルティ ホンダ +1:39.443 29 7
10 ダニ・ペドロサ ホンダ +1:50.519 1 6
11 チャズ・デイビス アプリリア +1:54.525 30 5
12 クリスチャン・ピストーニ イタルジェット +1 Lap 33 4
13 マルコ・シモンチェリ アプリリア +1 Lap 32 3
14 フリアン・シモン ホンダ +1 Lap 27 2
Ret アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ 棄権 18
Ret マヌエル・ポジャーリ ジレラ 棄権 2
Ret ステファノ・ビアンコ アプリリア 棄権 13
Ret 上田昇 ホンダ 棄権 16
Ret ミッシェル・ファブリツィオ ジレラ 棄権 19
Ret マティア・アンジェローニ ジレラ 棄権 23
Ret イムレ・トス ホンダ 棄権 31
Ret エクトル・バルベラ アプリリア 棄権 14
Ret アレックス・バルドリーニ アプリリア 棄権 26
Ret ステファノ・ペルジーニ イタルジェット 棄権 28
Ret ホルヘ・ロレンソ デルビ 棄権 25
Ret ガボール・タルマクシ イタルジェット 棄権 11
Ret クラウス・ノーレス ホンダ 棄権 22
Ret アンドレア・バレリーニ ホンダ 棄権 17
Ret アレックス・デ・アンジェリス アプリリア 棄権 10
Ret ミルコ・ジャンサンティ ホンダ 棄権 7
Ret マックス・サバターニ アプリリア 棄権 24
Ret 宇井陽一 デルビ 棄権 3
Ret ホアン・オリベ ホンダ 棄権 12

脚注

参考文献


前戦
2002年のチェコグランプリ
ロードレース世界選手権
2002年シーズン
次戦
2002年のブラジルグランプリ
前回開催
2001年のポルトガルグランプリ
ポルトガルグランプリ 次回開催
2003年のポルトガルグランプリ



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