2002年のスペイングランプリ (ロードレース)とは

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2002年のスペイングランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2015/09/18 07:55 UTC 版)

2002年のスペイングランプリ

レース詳細

2002年のロードレース世界選手権全16戦中第3戦

決勝日

2002年5月5日

開催地

ヘレス・サーキット

開催コース

常設サーキット
4.423km

MotoGP

ポールポジション	ファステストラップ
バレンティーノ・ロッシ	バレンティーノ・ロッシ
1:42.193	1:42.920
表彰台
1. バレンティーノ・ロッシ
2. 加藤大治郎	3. 宇川徹

250 cc

ポールポジション	ファステストラップ
フランコ・バッタイーニ	フォンシ・ニエト
1:44.803	1:45.243
表彰台
1. フォンシ・ニエト
2. ロベルト・ロルフォ	3. エミリオ・アルサモラ

125 cc

ポールポジション	ファステストラップ
パブロ・ニエト	ルーチョ・チェッキネロ
1:49.018	1:48.620
表彰台
1. ルーチョ・チェッキネロ
2. アルノー・ヴァンサン	3. スティーブ・イェンクナー

2002年のスペイングランプリは、ロードレース世界選手権の2002年シーズン第3戦として、5月3日から5日までスペインのヘレス・デ・ラ・フロンテーラにあるヘレス・サーキットで開催された。

概要

125ccクラス決勝では、ルーチョ・チェッキネロがマヌエル・ポジャーリ、アルノー・ヴァンサンらとの集団バトルを制してシーズン初優勝を挙げた。ポジャーリはレース終盤にアレックス・デ・アンジェリスと接触してコースアウトさせた行為により、失格処分となった^[1]。

250ccクラスでは地元フォンシ・ニエトがロベルト・ロルフォらとのバトルを制し、グランプリ初優勝を果たした。中量級クラスでのスペイン人の優勝は1990年のカルロス・カルダス以来、12年ぶりの快挙となった。3位にも地元エミリオ・アルサモラが入った^[2]。

MotoGPクラス決勝ではバレンティーノ・ロッシが序盤出遅れたものの、その後巻き返しを見せてシーズン2勝目を挙げた。続いて前年の250ccクラスチャンピオン、フォルツナ・ホンダチームでNSR500を駆るルーキーの加藤大治郎が2位表彰台に立つ活躍を見せた。3位にはアレックス・バロスとのバトルを制した宇川徹が続いた^[3]。

MotoGPクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	バレンティーノ・ロッシ	ホンダ	27	46:51.843	1	25
2	加藤大治郎	ホンダ	27	+1.190	4	20
3	宇川徹	ホンダ	27	+2.445	6	16
4	ロリス・カピロッシ	ホンダ	27	+2.830	3	13
5	アレックス・バロス	ホンダ	27	+4.117	2	11
6	阿部典史	ヤマハ	27	+18.517	10	10
7	青木宣篤	プロトン	27	+31.785	15	9
8	ケニー・ロバーツJr.	スズキ	27	+33.876	9	8
9	セテ・ジベルナウ	スズキ	27	+38.762	13	7
10	原田哲也	ホンダ	27	+39.975	11	6
11	オリビエ・ジャック	ヤマハ	27	+47.496	8	5
12	ユルゲン・ファン・デン・グールベルク	ホンダ	27	+47.930	17	4
13	ジョン・ホプキンス	ヤマハ	27	+50.249	16	3
14	レジス・ラコーニ	アプリリア	27	+50.729	19	2
15	ギャリー・マッコイ	ヤマハ	27	+53.293	18	1
16	ジェレミー・マクウィリアムス	プロトン	27	+54.171	12
17	中野真矢	ヤマハ	27	+1:24.014	14
Ret	カルロス・チェカ	ヤマハ		棄権	5
Ret	ペレ・リバ	ヤマハ		棄権	20
DSQ	マックス・ビアッジ	ヤマハ		失格	7

250ccクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	フォンシ・ニエト	アプリリア	26	46:03.241	2	25
2	ロベルト・ロルフォ	ホンダ	26	+1.987	5	20
3	エミリオ・アルサモラ	ホンダ	26	+5.355	9	16
4	フランコ・バッタイーニ	アプリリア	26	+11.484	1	13
5	ロベルト・ロカテリ	アプリリア	26	+11.982	12	11
6	ケーシー・ストーナー	アプリリア	26	+16.476	7	10
7	セバスチャン・ポルト	ヤマハ	26	+23.987	4	9
8	アレックス・デボン	アプリリア	26	+33.173	8	8
9	松戸直樹	ヤマハ	26	+33.473	11	7
10	トニ・エリアス	アプリリア	26	+44.011	10	6
11	エクトル・ファウベル	アプリリア	26	+47.047	17	5
12	青木治親	ホンダ	26	+48.583	15	4
13	シャロル・ユージー	ヤマハ	26	+1:01.097	18	3
14	エリック・バタイユ	ホンダ	26	+1:01.120	21	2
15	関口太郎	ヤマハ	26	+1:01.429	16	1
16	ラウール・ハラ	アプリリア	26	+1:01.659	13
17	ジェイソン・ビンセント	ホンダ	26	+1:06.893	19
18	ヴァンサン・フィリップ	アプリリア	26	+1:09.713	23
19	レオン・ハスラム	ホンダ	26	+1:15.733	24
20	ヤルノ・ヤンセン	ホンダ	26	+1:46.456	20
Ret	マルコ・メランドリ	アプリリア		棄権	3
Ret	ランディ・ド・プニエ	アプリリア		棄権	6
Ret	ダビド・チェカ	アプリリア		棄権	14
Ret	ユーゴ・マルシャン	アプリリア		棄権	22
Ret	デューク・ヘイドルフ	アプリリア		棄権	25

125ccクラス決勝結果

順位	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	ルーチョ・チェッキネロ	アプリリア	23	42:08.107	6	25
2	アルノー・ヴァンサン	アプリリア	23	+2.274	2	20
3	スティーブ・イェンクナー	アプリリア	23	+2.773	5	16
4	ダニ・ペドロサ	ホンダ	23	+8.618	13	13
5	ミカ・カリオ	ホンダ	23	+13.089	17	11
6	宇井陽一	デルビ	23	+13.624	10	10
7	シモーネ・サンナ	アプリリア	23	+15.181	8	9
8	東雅雄	ホンダ	23	+19.116	19	8
9	ホアン・オリベ	ホンダ	23	+19.185	11	7
10	ジーノ・ボルソイ	アプリリア	23	+24.193	7	6
11	マックス・サバターニ	アプリリア	23	+34.510	22	5
12	エクトル・バルベラ	アプリリア	23	+34.563	16	4
13	ヤコブ・シュムルツ	ホンダ	23	+37.315	20	3
14	ミルコ・ジャンサンティ	ホンダ	23	+37.950	15	2
15	アンドレア・バレリーニ	ホンダ	23	+39.897	29	1
16	ステファノ・ペルジーニ	イタルジェット	23	+57.693	12
17	上田昇	ホンダ	23	+1:03.935	23
18	ミッシェル・ファブリツィオ	ジレラ	23	+1:03.959	31
19	ステファノ・ビアンコ	アプリリア	23	+1:03.971	18
20	ガボール・タルマクシ	イタルジェット	23	+1:05.248	21
21	アレックス・バルドリーニ	アプリリア	23	+1:05.515	30
22	ホルヘ・ロレンソ	デルビ	23	+1:11.361	32
23	マティア・アンジェローニ	ジレラ	23	+1:13.117	34
24	チャズ・デイビス	アプリリア	23	+1:17.907	27
25	アルバロ・バウティスタ	アプリリア	23	+1:20.614	26
26	ヤルノ・ミュラー	ホンダ	23	+1:23.174	24
27	イムレ・トス	ホンダ	23	+1:50.192	35
Ret	Ruben Catalan	アプリリア		棄権	36
Ret	クラウス・ノーレス	ホンダ		棄権	33
Ret	アンドレア・ドヴィツィオーゾ	ホンダ		棄権	9
Ret	アレックス・デ・アンジェリス	アプリリア		棄権	4
Ret	フリアン・シモン	ホンダ		棄権	28
Ret	パブロ・ニエト	アプリリア		棄権	1
Ret	ヤロスラフ・ユレス	アプリリア		棄権	25
Ret	アンヘル・ロドリゲス	アプリリア		棄権	14
DSQ	マヌエル・ポジャーリ	ジレラ			3

脚注

参考文献

“MotoGP official website”. 2011年3月18日閲覧。

前戦 2002年の南アフリカグランプリ	ロードレース世界選手権 2002年シーズン	次戦 2002年のフランスグランプリ
前回開催 2001年のスペイングランプリ	スペイングランプリ	次回開催 2003年のスペイングランプリ