2002年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)とは? わかりやすく解説

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2002年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/18 07:53 UTC 版)

  2002年のオーストラリアグランプリ
レース詳細
2002年のロードレース世界選手権 全16戦中第15戦
決勝日 2002年10月20日
開催地 フィリップアイランド・サーキット
開催コース 常設サーキット
4.445km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
ジェレミー・マクウィリアムス バレンティーノ・ロッシ
1:31.919 1:32.233
表彰台
1. バレンティーノ・ロッシ
2. アレックス・バロス 3. 宇川徹


250 cc
ポールポジション ファステストラップ
フォンシ・ニエト マルコ・メランドリ
1:33.904 1:34.072
表彰台
1. マルコ・メランドリ
2. フォンシ・ニエト 3. セバスチャン・ポルト
125 cc
ポールポジション ファステストラップ
マヌエル・ポジャーリ ダニ・ペドロサ
1:38.632 1:37.983
表彰台
1. マヌエル・ポジャーリ
2. ルーチョ・チェッキネロ 3. パブロ・ニエト


2002年のオーストラリアグランプリは、ロードレース世界選手権2002年シーズン第15戦として、10月18日から20日までオーストラリアフィリップアイランド・サーキットで開催された。

概要

125ccクラス決勝では、ポイントランキング2位のマヌエル・ポジャーリがシーズン4勝目を挙げ、ランキングトップのアルノー・ヴァンサンが4位に終わったため、両者のギャップは8ポイントに縮まって最終戦での決着を迎えることとなった。ランキング3位のダニ・ペドロサは今回5位に終わり、タイトル獲得の可能性が消えた[1]

250ccクラスでは、ポイントリーダーのマルコ・メランドリがランキング2位のフォンシ・ニエトとの激しいバトルを僅差で制してシーズン8勝目を挙げた。この結果メランドリは、20歳と74日というクラス史上最年少(当時)のワールドチャンピオンに輝いた[2]

MotoGPクラス予選では2ストロークマシン勢が速さを見せ、ジェレミー・マクウィリアムスプロトンKR)がポールポジションを獲得、以下ギャリー・マッコイレッドブル・ヤマハWCM)、青木宣篤(プロトンKR)、ユルゲン・ファン・デン・グールベルクカネモト・ホンダ)が続いてフロントロウを独占した[3]

日曜日の決勝レースでは4ストローク勢が強さを取り戻し、チャンピオンバレンティーノ・ロッシアレックス・バロスとのバトルを制してシーズン11勝目、3位には宇川徹、4位には加藤大治郎が続いてRC211Vが上位を占めた。今回よりYZR-M1に乗り換えた阿部典史アンテナ3・ヤマハ・ダンティーン)は土曜朝のフリー走行での転倒で怪我を負い、決勝は欠場となった[4]

MotoGPクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 バレンティーノ・ロッシ ホンダ 42:02.041 7 25
2 アレックス・バロス ホンダ +9.782 5 20
3 宇川徹 ホンダ +11.134 6 16
4 加藤大治郎 ホンダ +11.327 10 13
5 ユルゲン・ファン・デン・グールベルク ホンダ +11.414 4 11
6 マックス・ビアッジ ヤマハ +20.937 8 10
7 青木宣篤 プロトン +22.505 3 9
8 オリビエ・ジャック ヤマハ +26.642 17 8
9 ケニー・ロバーツJr. スズキ +26.692 12 7
10 ジェレミー・マクウィリアムス プロトン +31.994 1 6
11 カルロス・チェカ ヤマハ +34.563 20 5
12 セテ・ジベルナウ スズキ +38.827 15 4
13 中野真矢 ヤマハ +45.418 16 3
14 原田哲也 ホンダ +52.542 18 2
15 ホセ・ルイス・カルドソ ヤマハ +52.565 21 1
16 ジョン・ホプキンス ヤマハ +1:12.169 14
17 アンドリュー・ピット カワサキ +1:12.196 19
18 ギャリー・マッコイ ヤマハ +1 Lap 2
Ret 伊藤真一 ホンダ 棄権 13
Ret レジス・ラコーニ アプリリア 棄権 11
Ret ロリス・カピロッシ ホンダ 棄権 9

250ccクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 マルコ・メランドリ アプリリア 39:44.293 2 25
2 フォンシ・ニエト アプリリア +0.007 1 20
3 セバスチャン・ポルト ヤマハ +5.766 3 16
4 ロベルト・ロルフォ ホンダ +16.042 9 13
5 トニ・エリアス アプリリア +18.917 4 11
6 ランディ・ド・プニエ アプリリア +18.985 5 10
7 フランコ・バッタイーニ アプリリア +21.349 6 9
8 ダビド・チェカ アプリリア +39.582 12 8
9 アレックス・デボン アプリリア +46.230 8 7
10 ケーシー・ストーナー アプリリア +50.645 13 6
11 青木治親 ホンダ +55.268 15 5
12 ヤロスラフ・ユレス ヤマハ +55.288 7 4
13 エミリオ・アルサモラ ホンダ +1:07.391 11 3
14 松戸直樹 ヤマハ +1:09.565 16 2
15 シャロル・ユージー ヤマハ +1:09.973 18 1
16 デューク・ヘイドルフ アプリリア +1:10.270 21
17 ヤコブ・シュムルツ ホンダ +1:10.368 22
18 レオン・ハスラム ホンダ +1:10.966 10
19 エクトル・ファウベル アプリリア +1:25.241 19
20 Russel Holland ヤマハ +1 Lap 25
Ret ユーゴ・マルシャン アプリリア 棄権 23
Ret ラウール・ハラ アプリリア 棄権 24
Ret ジェイソン・ビンセント ホンダ 棄権 17
Ret ロベルト・ロカテリ アプリリア 棄権 14
Ret エルワン・ナイゴン ホンダ 棄権 20

125ccクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 マヌエル・ポジャーリ ジレラ 38:08.028 1 25
2 ルーチョ・チェッキネロ アプリリア +1.252 5 20
3 パブロ・ニエト アプリリア +1.310 6 16
4 アルノー・ヴァンサン アプリリア +1.414 2 13
5 ダニ・ペドロサ ホンダ +1.575 10 11
6 シモーネ・サンナ アプリリア +5.615 7 10
7 スティーブ・イェンクナー アプリリア +16.861 4 9
8 東雅雄 ホンダ +21.544 17 8
9 ホアン・オリベ ホンダ +21.833 16 7
10 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ +22.168 9 6
11 アンドレア・バレリーニ ホンダ +28.012 12 5
12 ステファノ・ペルジーニ イタルジェット +32.645 13 4
13 宇井陽一 デルビ +33.386 14 3
14 エクトル・バルベラ アプリリア +39.047 19 2
15 ミルコ・ジャンサンティ ホンダ +39.117 24 1
16 ガボール・タルマクシ イタルジェット +39.282 20
17 マックス・サバターニ アプリリア +55.604 21
18 クラウス・ノーレス ホンダ +57.689 25
19 マティア・アンジェローニ ジレラ +57.861 27
20 アレックス・バルドリーニ アプリリア +58.141 28
21 上田昇 ホンダ +58.148 26
22 チャズ・デイビス アプリリア +1:28.678 29
23 イムレ・トス ホンダ +1:32.597 30
24 ダリオ・ギウセペッティ ホンダ +1:32.853 33
25 Joshua Waters ホンダ +1 Lap 32
26 Peter Holmes ホンダ +1 Lap 35
27 Jeremy Crowe ホンダ +1 Lap 36
Ret ミッシェル・ファブリツィオ ジレラ 棄権 23
Ret ホルヘ・ロレンソ デルビ 棄権 22
Ret アレックス・デ・アンジェリス アプリリア 棄権 3
Ret ミカ・カリオ ホンダ 棄権 11
Ret トーマス・ルティ ホンダ 棄権 31
Ret クリスチャン・ピストーニ イタルジェット 棄権 34
Ret ジーノ・ボルソイ アプリリア 棄権 15
Ret ステファノ・ビアンコ アプリリア 棄権 8
Ret マルコ・シモンチェリ アプリリア 棄権 18

脚注

参考文献


前戦
2002年のマレーシアグランプリ
ロードレース世界選手権
2002年シーズン
次戦
2002年のバレンシアグランプリ
前回開催
2001年のオーストラリアグランプリ
オーストラリアグランプリ 次回開催
2003年のオーストラリアグランプリ



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