2002年のマレーシアグランプリ_(ロードレース)とは? わかりやすく解説

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2002年のマレーシアグランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/18 08:03 UTC 版)

  2002年のマレーシアグランプリ
レース詳細
2002年のロードレース世界選手権 全16戦中第14戦
決勝日 2002年10月13日
開催地 セパン・インターナショナル・サーキット
開催コース 常設サーキット
5.543km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
アレックス・バロス マックス・ビアッジ
2:04.487 2:04.925
表彰台
1. マックス・ビアッジ
2. バレンティーノ・ロッシ 3. アレックス・バロス


250 cc
ポールポジション ファステストラップ
フォンシ・ニエト フォンシ・ニエト
2:08.067 2:08.858
表彰台
1. フォンシ・ニエト
2. トニ・エリアス 3. ロベルト・ロルフォ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ
アルノー・ヴァンサン ルーチョ・チェッキネロ
2:13.563 2:13.919
表彰台
1. アルノー・ヴァンサン
2. ルーチョ・チェッキネロ 3. ダニ・ペドロサ


2002年のマレーシアグランプリは、ロードレース世界選手権2002年シーズン第14戦として、10月11日から13日までマレーシアセパン・インターナショナル・サーキットで開催された。

概要

125ccクラス決勝ではリザルトに混乱が起こった。アルノー・ヴァンサンが19周のレースを制覇、続いてダニ・ペドロサがファイナルラップにルーチョ・チェッキネロをオーバーテイクして2位でフィニッシュ、マヌエル・ポジャーリは4位を走行中のファイナルラップに転倒を喫して9位に沈んだ[1]。ところがレースオフィシャルが誤ってヴァンサンのゴール前にチェッカーフラッグを振っていたことが判明、規定により19周目は無効となり、18周目終了時点の順位が最終結果となった。これによりヴァンサンの勝利こそ変わりなかったものの、ポジャーリは4位に順位を戻し、ペドロサは3位に落ちることとなった。ポイントランキングでは、トップのヴァンサンと2番手ポジャーリの差が20ポイント、3番手ペドロサとの差は33ポイントに広がった[2]

今回マルコ・メランドリのタイトル獲得が掛かっていた250ccクラスでは、ランキング2位のフォンシ・ニエトがチームメイトのトニ・エリアスを従えてレースをリード、シーズン4勝目を挙げた。一方メランドリは1周目にマシントラブルが発生しリタイヤとなったため、フォンシとのポイント差は一気に詰まって27となり、チャンピオン決定は次戦以降に持ち越された[3]

MotoGPクラスでは、マックス・ビアッジRC211V勢とのトップ争いを制してシーズン2勝目を挙げた。今回よりYZR-M1を与えられた中野真矢ゴロワーズ・ヤマハ・テック3)は、カルロス・チェカとのバトルを制して6位フィニッシュとなった[4]

MotoGPクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 マックス・ビアッジ ヤマハ 44:01.592 2 25
2 バレンティーノ・ロッシ ホンダ +0.542 8 20
3 アレックス・バロス ホンダ +1.572 1 16
4 宇川徹 ホンダ +2.238 6 13
5 加藤大治郎 ホンダ +8.475 3 11
6 中野真矢 ヤマハ +23.000 16 10
7 カルロス・チェカ ヤマハ +24.360 5 9
8 ケニー・ロバーツJr. スズキ +24.709 12 8
9 ロリス・カピロッシ ホンダ +27.669 4 7
10 阿部典史 ヤマハ +41.811 11 6
11 梁明 スズキ +42.603 18 5
12 ジェレミー・マクウィリアムス プロトン +45.761 7 4
13 ユルゲン・ファン・デン・グールベルク ホンダ +48.316 10 3
14 セテ・ジベルナウ スズキ +1:01.270 15 2
15 ギャリー・マッコイ ヤマハ +1:13.096 9 1
16 ホセ・ルイス・カルドソ ヤマハ +1:15.503 21
17 レジス・ラコーニ アプリリア +1:21.513 20
18 ジョン・ホプキンス ヤマハ +1:42.684 19
19 アンドリュー・ピット カワサキ +1:48.156 22
Ret 青木宣篤 プロトン 棄権 13
Ret 原田哲也 ホンダ 棄権 14
Ret オリビエ・ジャック ヤマハ 棄権 17

250ccクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 フォンシ・ニエト アプリリア 43:28.624 1 25
2 トニ・エリアス アプリリア +0.412 3 20
3 ロベルト・ロルフォ ホンダ +2.947 6 16
4 セバスチャン・ポルト ヤマハ +7.910 8 13
5 フランコ・バッタイーニ アプリリア +8.581 5 11
6 ランディ・ド・プニエ アプリリア +8.706 7 10
7 松戸直樹 ヤマハ +19.155 14 9
8 エミリオ・アルサモラ ホンダ +22.459 13 8
9 シャロル・ユージー ヤマハ +22.694 12 7
10 ダビド・チェカ アプリリア +29.350 11 6
11 ケーシー・ストーナー アプリリア +36.502 10 5
12 青木治親 ホンダ +40.016 15 4
13 ロベルト・ロカテリ アプリリア +46.558 4 3
14 ジェイソン・ビンセント ホンダ +49.793 18 2
15 ヤロスラフ・ユレス ヤマハ +57.200 21 1
16 ヤコブ・シュムルツ ホンダ +1:02.918 23
17 レオン・ハスラム ホンダ +1:02.950 20
18 デューク・ヘイドルフ アプリリア +1:03.369 16
19 ユーゴ・マルシャン アプリリア +1:13.145 17
Ret エルワン・ナイゴン ホンダ 棄権 22
Ret エクトル・ファウベル アプリリア 棄権 19
Ret アレックス・デボン アプリリア 棄権 9
Ret ラウール・ハラ アプリリア 棄権 24
Ret マルコ・メランドリ アプリリア 棄権 2

125ccクラス決勝結果

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 アルノー・ヴァンサン アプリリア 40:32.656 1 25
2 ルーチョ・チェッキネロ アプリリア +0.278 7 20
3 ダニ・ペドロサ ホンダ +0.345 3 16
4 マヌエル・ポジャーリ ジレラ +0.813 2 13
5 パブロ・ニエト アプリリア +3.647 10 11
6 スティーブ・イェンクナー アプリリア +6.288 4 10
7 ミカ・カリオ ホンダ +13.020 14 9
8 エクトル・バルベラ アプリリア +13.028 5 8
9 東雅雄 ホンダ +13.255 9 7
10 アレックス・デ・アンジェリス アプリリア +21.494 19 6
11 シモーネ・サンナ アプリリア +25.209 22 5
12 宇井陽一 デルビ +30.511 6 4
13 ホアン・オリベ ホンダ +36.548 16 3
14 クラウス・ノーレス ホンダ +45.983 11 2
15 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ +46.435 17 1
16 ミルコ・ジャンサンティ ホンダ +46.466 15
17 マティア・アンジェローニ ジレラ +47.101 18
18 上田昇 ホンダ +47.692 26
19 ジーノ・ボルソイ アプリリア +47.724 20
20 ホルヘ・ロレンソ デルビ +48.079 24
21 トーマス・ルティ ホンダ +1:22.654 30
22 イムレ・トス ホンダ +1:22.721 28
23 アレックス・バルドリーニ アプリリア +1:22.867 32
24 ダリオ・ギウセペッティ ホンダ +1:23.046 29
25 チャズ・デイビス アプリリア +1:36.014 31
26 ミッシェル・ファブリツィオ ジレラ +1:36.792 21
Ret クリスチャン・ピストーニ イタルジェット 棄権 33
Ret Joshua Waters ホンダ 棄権 34
Ret ガボール・タルマクシ イタルジェット 棄権 23
Ret マルコ・シモンチェリ アプリリア 棄権 27
Ret アンドレア・バレリーニ ホンダ 棄権 13
Ret マックス・サバターニ アプリリア 棄権 8
Ret ステファノ・ビアンコ アプリリア 棄権 12
Ret ステファノ・ペルジーニ イタルジェット 棄権 25

脚注

参考文献


前戦
2002年のパシフィックグランプリ
ロードレース世界選手権
2002年シーズン
次戦
2002年のオーストラリアグランプリ
前回開催
2001年のマレーシアグランプリ
マレーシアグランプリ 次回開催
2003年のマレーシアグランプリ



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