ドライブシャフト
独立懸架方式の前輪駆動車や後輪駆動車において、終減速機から車輪へ駆動トルクを伝達するシャフトをいう。ドライブシャフトには前輪用と後輪用がある。前輪用は車輪側と終減速機側に等速ジョイントを使い、前者は前輪舵角に応じて40度以上の屈曲角がとれるものとし、後者はサスペンションの上下に伴い、軸方向伸縮が可能なタイプとし、アイドリング時の振動対策で摺動抵抗の少ないものにする。シャフトは中実で、表面は高周波焼入れして強度を上げ、車輪側はハブに、終減速機側はサイドギヤに嵌合する。後輪用は、車輪側に固定型あるいは摺動型、終減速機側に摺動型等速ジョイントを使用する。
ドライブシャフト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 04:46 UTC 版)
ドライブシャフト(英: Drive shaft, driveshaft)は、自動車や船舶で、原動機の動力を車輪またはプロペラに伝えるために用いられる回転軸である。
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- 1 ドライブシャフトとは
- 2 ドライブシャフトの概要
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