オイルキャッチタンク
【関連用語】ブリーザーホース
クランクケースブリーザー
(オイルキャッチタンク から転送)
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クランクケースブリーザー(英: Crankcase breather)は、4ストローク機関においてクランクケースの圧力を逃がす通気口である。この項目ではクランクケースブリーザーから流出するエンジンオイルを受け止めるオイルキャッチタンク(英: Oil catch tank)についても包括して記述する。
- ^ a b 『大車林 自動車情報事典』三栄書房、2003年。ISBN 978-4-87904-678-9。
- ^ Toyota Motor Sales, U.S.A., Inc.. “EMISSION SUB SYSTEMS - Positive Crankcase Ventilation System” (pdf) (英語). Autoshop101. 2011年6月15日閲覧。[リンク切れ]
- 1 クランクケースブリーザーとは
- 2 クランクケースブリーザーの概要
- 3 概要
- 4 クランクケース内圧コントロールバルブ
- 5 関連項目
オイルキャッチタンク
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「クランクケースブリーザー」の記事における「オイルキャッチタンク」の解説
オイルキャッチタンク(Oil catch tank)は、クランクケースブリーザーの出口に設けてブローバイガスと共に排出されるオイルを受け止める部品である。オイルキャッチタンクはブローバイから水分やオイルミストを除去したり、ピストン吹き抜けを伴うエンジンブローが発生した際にオイルがエンジン外部に撒き散らされることを防止したりといった役割がある。 メーカー純正で取り付けられるものはオイルや水を溜めておくタンクではなく、オイルセパレーターとして機能し、分離された水分や油分はセパレーター底部の管を通ってクランクケースへ戻される。またブローバイの発生量が相対的に少ない軽自動車などには装備されないことも多い。 特にモータースポーツにおいてはコース上へのオイル飛散は、事故を引き起こす危険性が高いため、多くの場合はレギュレーションによってオイルキャッチタンクの取り付けが義務付けられている。あるいは、内圧コントロールバルブを取り付けた車両において、バルブ内へのオイルの混入を防ぐ目的でクランクケースと内圧コントロールバルブの中間にオイルキャッチタンクを設ける場合がある。
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