フットレスト
運転時に左足を休めるために設置された足載せ台。一方、スポーツドライビング用としての機能もあわせもつ。ベタルと同様な位置で、クラッチペダルの左側、またクラッチペダルがない場合はクラッチペダル踏込み時の位置に設置される。スペースの関係で、FRタイプのMT仕様のセダン系車では、設置が困難なケースが多い。ただし乗用車は近年、FF車が増えたこと、またAT車で2ペダルのクルマが増えたことなどで、フットレストを設置するクルマが増えている。キャブオーバータイプのトラックではMT車においても、足元のスペースに余裕があり、長距離運転時など、足の疲れ防止に効果的であるため、フットレスト付きのクルマが増えている。
フットレスト
バイクに乗る際、足をのせる場所。運転者が使用する方をいわゆるフットレストと呼び、タンデマー(後ろに乗る人)側はタンデムフットレストと呼ばれている。 オートバイのカテゴリーによってだいぶその形状、大きさが変わり、たとえばスーパースポーツなどスポーツ性能に特化したモデルにはアルミ削り出しの小さくて細いフットレストが採用されているし、逆にレトロなバイクやアメリカン(クルーザー)のフットレストは大きいゴム製のカバーが付けられたものが多い。 意外と知られていないのが基本的なフットレストの使い方。カカトと土踏まずの境目、もし靴にヒールがあるならば、それを引っかけるようにしてフットレストに足を置くのが、ペダル類も操作しやすい基本ポジションだ。 また、左右各ペダル操作はこのポジションからつま先で弧を描くようなつもりで操作する。もしそれでシフト/ブレーキペダルの踏みしろが合わないようならペダルの調整が必要だ。

【関連用語】アメリカン スーパースポーツ
フットレスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/08 04:29 UTC 版)
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フットレスト(英: foot rest)とは、着座中に足を置くための構造物である。日本語では足置き、足かけとも呼ばれる。同様の目的、機能で下脚部を乗せるものの場合はレッグレスト(英: leg rest)と呼ばれる。
概要
フットレストの機能は、着座中に足を置いて休めることのほか、足を使った機械操作の支点としての役割を持つものもある。家具などでは独立した台状のものが用いられるが、乗り物に備えられるものは車体あるいは車室内の構造物に固定されているのが通常である。
鉄道車両や航空機、バスなどのような旅客輸送では、長時間の着席に際して乗客の負担を軽減するため、座席の下部にフットレストが設置されている場合がある。
自動車の運転席では、クラッチペダルやブレーキペダルといった操作ペダルの左に、左足を置くためのフットレストが設けられている。
オートバイでは乗車装置の1つとしてフットレストが備えられていて、ステップ(英: step)あるいはフットペグ(英: footpeg)とも呼ばれる[1]。
脚注
関連項目
- オットマン (家具)
- 肘掛け(アームレスト)
- リストレスト - コンピュータのマウスやキーボードの手前に置き、手首を置いて休ませる。
- フットレストのページへのリンク