カバーとは? わかりやすく解説

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cover

別表記:カバー

「cover」とは、覆いをかけることを意味する英語表現である。

「cover」とは・「cover」の意味

coverとは~の表面を覆うや、~に表紙をつけるなどとして使う他動詞である。報道するや、他の歌手によって歌われている曲を新たに録音するという意味でも使うことができる。インターネット上には、「歌ってみた」と称するジャンルがある。SNSや動画投稿サイトに見られ、自身が他の人の曲を歌っている動画をアップロードしている。この言葉が初めて使われたのは、動画投稿サイトのニコニコ動画だとされる。当初はアマチュア歌手が動画を上げていたが、現在ではプロの歌手も利用する。自動詞としての使い方は人の代理を務めるや、かばうなどとなる。名詞は覆いや蓋、本の表紙などの意味だ。避難所や代替要員を指すこともある。イギリスでは保険の補償範囲として使われるが、アメリカではcoverageが一般的である。coverageは、coverに接尾辞の‐ageがついた名詞で、‐ageがつくことで名詞化した派生語だ。意味は保険の補償(範囲)や、報道・取材(範囲)などとなる。

coverの動詞や名詞としての使い方の一部は、カタカナ語として日本でも普及している。具体的には動詞の~の表面を覆うや他の人の曲を録音する、代理を務めるなどである。動詞の場合は「カバーする」として使う。覆いの意味の名詞も、カタカナ語のカバーで通じる。日本で言う本のカバーは、英語ではcoverよりもjacketを使う方が適切である。

「cover」の活用変化一覧

coverの活用変化一覧は次のとおりである。
・cover動詞の原形
・covering現在分詞
・covered過去形
・covered過去分詞
・covers三人称単数現在形
・covers名詞の複数形

「cover」の語源・由来

coverの語源は印欧語根hepi(上に)と、wer-(覆う)が合わさったものである。ラテン語ではcooperio(完全に覆う)となった。これはラテン語のcon-(強調)と、operio(覆う)を組み合わせたものだ。古期フランス語ではcovrir(覆いを掛ける)へと変化した。語源としての主な意味は、完全に覆うこととなる。

「cover」を含む英熟語・英語表現

coverを含む英熟語・英語表現には次のようなものがある。

「for cover」とは


forは、~のためにを意味する前置詞である。前置詞のあとには名詞が来るため、coverは名詞だと考えられる。全体としては覆いのためにや、表紙のためになどの意味となる。

「cover letter」とは


letterは手紙を意味する名詞である。cover letterは送付状という意味だ。

「cover」の使い方・例文

coverの使い方・例文は次のとおりである。
・When I woke up in the morning and looked outside, fresh snow was covering the area.(朝起きて外を見ると、新雪が辺りを覆っていた)
・My sister puts handmade covers on all her precious books.(姉は、大切な本のすべてに手作りのカバーをかけている)
・The surroundings were noisy, so I covered the phone with my hand and told them to quiet down.(周りが騒がしいので、電話を手で覆い静かにするように言った)
・When his lies came to light, he smiled to cover his impatience.(嘘が発覚すると、彼は焦りを隠すように微笑んだ)

・My husband came home late, so I covered the plate with plastic wrap.(夫の帰りが遅かったので、皿をラップで覆った)
・I saw on TV news how the firefighters covered the victims with blankets.(消防士が被害者に毛布をかける様子をテレビのニュースで見た)
・The threat of infectious diseases has covered the whole world.(感染症の脅威が全世界に及んでいる)
・The law does not cover in all cases.(その法律は、すべての場合に当てはまるわけではない)
・My mother worked part-time to cover the shortfall in living expenses.(母はパートタイムで働いて、生活費の不足分を賄った)
・He took time off from his part-time job at a fast food restaurant, so I covered for him.(彼がファーストフード店のアルバイトを休んだので、私が代わりに入った)

・The cover of the sofa in my parents' house is floral.(実家のソファーカバーは花柄だ)
・My daughter was delighted because she got a cute cover at the bookstore.(本屋で可愛いカバーをつけてもらえたので、私の娘は喜んだ)
・He's good with his hands, so he covered the seat of his chair with leather.(彼は手先が器用なので、イスの座部を革張りにした)
・The electronics store where I bought the washing machine covers the whole country.(私が洗濯機を買った家電量販店は、全国をカバーしている)
・Wild animals are good at finding cover from storms.(野生動物は、嵐からの隠れ家を見つけるのが得意だ)
・Some kind of animal took aim at the garbage dump under cover of night.(何らかの動物が、夜陰に紛れてゴミ集積所を狙った)
・I was surprised to learn that high-end restaurants a cover charge.(高級なレストランには席料があると知って驚いた)

カバー【cover】

読み方:かばー

[名](スル)

1 覆ったり、包んだりするもの。覆い。特に、汚れや破損を防いだりするためにかける布や紙など。「本の―」「枕―」「おむつ―」

2 不備・不足などを補うこと。「欠点を―する」

3 スポーツで、味方の選手の動きにより生じた弱点を他の選手が援護すること。特に、野球で、塁手が塁をあけたあとを、他の野手が代わって塁に入ること。→バックアップ

4 ある範囲にわたること。「全国を―する放送網」

5 《「カバーバージョン」から》ある演奏者・歌手のものとして発表された楽曲を、他の人が演奏したり歌ったりすること。「ビートルズの曲を―する」

[補説] 新刊書の表紙を覆う、標題などを印刷した紙は、英語ではbook jacketという。単にcoverという場合は表紙をさす。


カバー【Kabah】


カバー(cover)

 自分の持ち高を精算する方向で外国為替の売買を行うこと。買ったポジションを売ること。売ったポジションを買うこと。

カバー

光源を覆う部材。樹脂で成形されたものやガラス製の物が有る。

カバー

名前 Kabbah

カバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/18 10:14 UTC 版)

カバー、カヴァー(英: cover)は、ポピュラー音楽の分野で、ある人が発表した曲を他の人が歌唱・編曲・演奏して発表することである。元は代役を意味する言葉である。聞き手に新たな解釈を提示したもの。本人が発表した曲の場合はセルフカバーという。

なお、コード進行や一部の歌詞・旋律を引用することはサンプリングといい、カバーとは区別される。

カバーと著作権

日本では法的には日本音楽著作権協会(JASRAC)など[要検証] の音楽著作権管理団体の管理楽曲であれば、その団体に申請し、所定の著作権使用料を支払うことでカバーできる。

ただし、原曲に新たに編曲(アレンジ)を加えて使用する場合は注意を要する。楽曲を編曲する権利(翻案権)は著作権者が専有しており(著作権法27条)、著作者は自身の「意に反する」改変を禁じる権利(同一性保持権)を有している(著作権法20条)。これらのJASRACが管理していない権利(著作者人格権、楽曲の翻案権など)については、それぞれの権利者に許諾を得る必要がある。

そのため、PE'Zの「大地讃頌」のように、編曲に対して著作者である佐藤眞から同一性保持権の侵害が申し立てられた結果、CDの販売停止と同曲の演奏禁止という事態に発展した事例もある(大地讃頌事件)。また、ORANGE RANGEの一部作品に見られるように、当事者への申し入れがないままにサンプリングを行い、後日の話し合いでカバー曲として認知に至ったケースもある(ORANGE RANGE#盗作問題)。

歴史

日本

日本では、1936年のポリドールの正月新譜として『名曲玉手箱』が発表されている。これは当時のポリドールの花形歌手が他の歌手のヒット曲を一番ずつ歌うという企画であった[1]。

1955年、日本の童謡である「証城寺の狸囃子」(1929年の平井英子版が著名)を、米国のアーサー・キットが『Sho-Jo-Ji (The Hungry Raccoon) 』として歌唱し、日本国内で20万枚近くを売り上げるヒットとなった。また同曲は、朝鮮民主主義人民共和国でもその旋律が流用されており、『北岳山の歌(북악산의 노래)』という童謡に改編されている[2]。

1960年、小林旭の「ズンドコ節」、井上ひろしの「雨に咲く花」(関種子のカバー)など、過去のヒット曲のカバー・リメイク曲が次々とヒットし[3]、1960年〜61年頃にかけて日本の歌謡界にリバイバルブームが起こった[4]。また、1960年代にはシャンソンブームが到来し、フランス由来の楽曲の日本語カバーで越路吹雪による「愛の讃歌」、「サン・トワ・マミー」が著名となった。「ラストダンスは私に」、「オー・シャンゼリゼ」など米英由来の楽曲でもシャンソンとして認知されている場合もある。

1962年、コニー・フランシスの名曲を中尾ミエが「可愛いベイビー」としてカバーし大ヒット。また、ペギー葉山がブロードウェイミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』から「ドレミの歌」をカバー、またウェスタンやロカビリーの人気を背景に、平尾昌晃らのカバー曲が多数発表されるなど、日本語カバーを媒体とした米国文化の受容が大きく進んだ。

1970年代以降、多くの日本歌謡曲が香港や台湾でカバーされ人気を博した。(後半の項に詳述。)複数の歌詞で、あるいは複数の歌手が同じ曲を競作でカバーすることもある。逆にアジア由来のメロディとしては、韓国トロットを源流とする「釜山港へ帰れ」や、北朝鮮由来のフォークソングである「イムジン河」、中国歌謡から戦後輸入カバーされ、中華圏のビジネスマン接待カラオケで人気となった「夜来香」があり、認知度の高い楽曲である。

1971年、尾崎紀世彦は全曲洋楽のカバーアルバム『尾崎紀世彦ファースト・アルバム』を発売、オリコンチャート2位、年間10位のヒットとなる。シャンソンの「雪が降る」(サルヴァトール・アダモ)のカバーでも人気を博した。

1975年、かぐや姫の「なごり雪」をイルカがカバーし、大ヒットする。

1977年、吉田拓郎のカバーアルバム『ぷらいべえと』がカバーアルバムとして初のオリコン1位を獲得[5]。

1979年、西城秀樹がヴィレッジ・ピープルの「Y.M.C.A.」を「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」としてカバーし、大ヒット。洋楽のカバー曲として初めて日本歌謡大賞を受賞した。これを切っ掛けとして1980年代に欧米のディスコ・ミュージックに日本語詞を付けるカバー曲が流行した。中でも荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)」は1986年から流行し、所収のアルバム『NON-STOPPER』は1987年度のオリコンアルバム売上年間1位を記録、2010年代にもリバイバルで再注目された。

1980年代には、大映ドラマの主題歌に洋楽のカバーが多数起用され、麻倉未稀の「What a feeling 〜フラッシュダンス」・「ヒーロー」、MIEの「NEVER」、椎名恵の「今夜はANGEL」・「愛は眠らない」などヒットを量産した。また、トレンディドラマの主題歌としても、石井明美の「CHA-CHA-CHA」、森川由加里の「SHOW ME」が大ヒットした。

1980年代前半は女性アイドル全盛の時代でもあり、カバー曲としては1980年に高田みづえの「私はピアノ」(原曲:サザンオールスターズ)、1981年には柏原よしえの「ハロー・グッバイ」(原曲は、香港出身のアグネス・チャンによる「ハロー・グッドバイ」)、岩崎宏美の「すみれ色の涙」(原曲:ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)がヒットとなった。

1984年、イタリアのガゼボの名曲をカバーした「雨音はショパンの調べ」(小林麻美)がヒットし、3週連続オリコン1位となった。

1987年、ソビエト連邦(原曲:ラトビア語)の名曲をカバーした「百万本のバラ」がロングヒットとなった。加藤登紀子版が特に著名である。

1988年、薬師丸ひろ子が中島みゆきの「時代」をカバーし、ヒット[6]。続いて1989年、斉藤由貴が井上陽水の「夢の中へ」を、森高千里が南沙織の「17才」を、小泉今日子がフィンガー5の「学園天国」をカバーしそれぞれヒット[6][7]。これをきっかけとして当時の若手歌手が過去のヒット曲をカバーすることが流行した[6][7]。

1980年代末〜1990年代前半には、欧米のアーティストがJ-POPの楽曲をカバーしたいわゆる「逆カバー」がブームになった[8][9]。ブームのきっかけは1989年にレイ・チャールズがサザンオールスターズの「いとしのエリー」を「Ellie My Love」としてカバーしヒットしたことだとも[10]、1990年に発売されたA.S.A.P.が松任谷由実の楽曲をカバーしたアルバム『GRADUATION』がヒットしたことだとも言われる[9]。

1994年、中森明菜がカバーアルバム『歌姫』を発売、30万枚のヒット。2002年と2004年には続編も発表され、累計で100万枚を売り上げる[11]。

1995年、新進タレントであった安室奈美恵がユーロビートのカバーとして『TRY ME 〜私を信じて〜』[12]で本格的にブレイク、続く『太陽のSEASON』『Stop the music』と欧州由来の楽曲を相次いでカバーし、3作連続で50万枚以上という記録を達成、人気シンガーとしての地位を確固たるものとした。安室はキャリア後半の2008年においても、企画シングル『60s 70s 80s』にて過去の洋楽をカバーし、ヒットさせている。

1997年頃から、往年の大スターの曲を聴いて育った世代のミュージシャンたちが、オリジナルを自身のアレンジで吹き込み直し、そのスターに捧げるという意味でのカバーバージョン集「トリビュート・アルバム」が増える[13]。

1998年初出の森山良子による楽曲『涙そうそう』(作曲:BEGIN)は、BEGIN自身によるシングル化を経て、2001年の夏川りみによるカバーに火がつき、2004年度のJASRAC賞(著作権分配額を表彰する)で銀賞受賞など、国民的に著名な楽曲となった。

カバー版が原曲を上回る人気を博す例は他にも多く、『夏祭り』(原曲:JITTERIN'JINN、1990年)は10年後の2000年8月にWhiteberryによってカバーされ40万枚超の大ヒット[14][15]、また竹内まりやの1987年のアルバム『REQUEST』は、他アーティストへ提供済みの楽曲のセルフカバーが中心ながら、むしろこの竹内版が繰り返し多くのCM等に起用されることとなった[16]。SMAPが歌い80万枚のヒットとなった『青いイナズマ』も、林田健司の1994年のシングルのカバーである。

民放の連続ドラマにおいて、歌手を演じる役柄の俳優が劇中で歌う楽曲を現実にシングル発売するケースがあり(所謂、バーチャルアーティスト作品)、1993年の久保田利伸『夢 with You』を同年に三上博史が(役名の「本城裕二」名義で)カバー[17]、また『ZOO』(初出:川村かおり、1988年)を2000年に菅野美穂が(役名の「蓮井朱夏」名義で)カバーし[18]、それぞれ好評を博した。

1999年、郷ひろみがリッキー・マーティン「Livin' la Vida loca」をカバーし、「GOLDFINGER'99」として発売し大ヒット。長いキャリアを持つ郷は80年代にも「セクシー・ユー(モンロー・ウォーク)」、「哀愁のカサブランカ」のカバーヒットを達成している。

2000年代初頭の日本の音楽業界では、CD不況の影響を受けてCDが売れないため、レコードを多く買っていた団塊の世代を狙った形での過去のヒット曲のカバーが非常に増えた。2000年代初頭の日本の音楽業界におけるカバーブームのきっかけとなったとされるのは、2001年に発売された井上陽水のカバーアルバム『UNITED COVER』である[4][19][20]。同年には坂本九の「明日があるさ」をウルフルズやRe:Japanらがカバーしてヒットさせた[20]。2002年にはヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」を島谷ひとみがカバーしてヒットさせ、また様々なアーティストがカバーアルバムを発表[20]。さらにはテレビ東京で『カヴァーしようよ!』が放送された[20]。

2005年9月に発売された、徳永英明が女性アーティストの曲をカバーしたアルバム『VOCALIST』は、日本ゴールドディスク大賞『企画アルバム・オブ・ザ・イヤー』を受賞。『VOCALIST 2』『VOCALIST 3』『VOCALIST 4』も含めて大ヒットした。

2005年秋から翌年にかけ、映画『NANA-ナナ-』の劇中歌として大ヒットした伊藤由奈の『ENDLESS STORY』は、元々1993年のアメリカ映画「Indecent Proposal」(邦題:幸福の条件)の劇中歌“If I'm Not in Love With You”であったが、1998年のジョディ・ワトリーや1999年のフェイス・ヒルらによって相次いでカバーされていた楽曲である。

2000年代後半には、J-POPの楽曲をボサノヴァやレゲエ風のソフトアレンジでカバーしたアルバムが多く発売される。代表的なアーティストとしてSOTTE BOSSEがある[21]。

2006年、アリスターが日本向け企画アルバムとして発売した『Guilty Pleasures』がヒットし、欧米アーティストがJ-POPの楽曲をカバーした作品が再び注目されるようになる[22]。

2008年11月元MR. BIGヴォーカリスト、エリック・マーティンによる日本の女性ヴォーカルの曲をカバーしたアルバム『MR.VOCALIST』が話題になる[23]。

2010年には男性デュオコブクロが40万枚限定で『ALL COVERS BEST』を発売し、オリコンチャートの初動売り上げで29.1万枚を記録。同チャートにてカバーアルバム史上最高の初動売り上げとなった。

2013年、クリス・ハートがJ-POPの楽曲をカバーしたアルバム『Heart Song』を発売。続編を含めると、累計で100万枚を超える出荷枚数を記録している[24]。

2018年、イタリアのジョー・イエローが1992年にリリース発売した「U.S.A.」を、DA PUMPが、シングルカバー曲として発売。「いいねポーズ」や「ヒゲダンス」など真似しやすい振り付けを取り入れたMVの再生回数は1億回を突破する[25]など、大ヒットした。共に1980年代ユーロビートの再来を彷彿とさせた。

2020年、松原みきの「真夜中のドア〜Stay With Me」(1979年初出)が、インドネシアの歌手でYouTuberであるRainychによりカバーされた事が要因の1つとなって、同楽曲の人気に火が付き、41年の時を経て世界各国のサブスクリプションで上位にランクイン、また日本のシティポップの世界的なブームの火付け役ともなった。

2021年3月22日、天月-あまつき-がMONGOL800の「小さな恋のうた」をカバーした動画が、カバー曲の動画(歌ってみた動画)として日本人初の1億回再生を突破したと発表された[26][27][28]。

2020年代においては、上記の「歌ってみた」動画に取り組むアマチュアの「歌い手」が、ニコニコ動画やYou tubeなどの動画共有サイトへのアップロードを行う文化が拡大しており、これをカバーと称する場合もあるが[29]、それが大手検索エンジンにおいて上位に載る(=彼らにとっての収益化となる)ことに対する批判も根強い。

日本発祥の楽曲の外国語カバー

1980年代には千昌夫の「北国の春」、谷村新司の「昴」、喜納昌吉の「花〜すべての人の心に花を〜」が中華圏・東南アジア全域でヒットし、多くの歌手にカバーされた。 1990年代以降には、日本発のドラマコンテンツ、またアニメなどが運び手となり、多くの日本発祥楽曲がカバーされるようになった。

その他、アジア各国では日本アニメが国民的に浸透しており、アニメ主題歌は現地語バージョンが作られる場合もあり、浸透度は極めて高い。

欧米では、坂本九の「上を向いて歩こう」は本家版が全米1位となった1963年から時を経て、カバーしたテイスト・オブ・ハニー版も1981年にビルボード3位に入ったほか、欧州・南米でもカバーされ世界的スタンダードナンバーとなっている。また、YMOの「ビハインド・ザ・マスク」はマイケル・ジャクソン、のちにエリック・クラプトンによってカバーされた稀有な例である。

邦画のテーマ

大ヒット邦画の主題歌(OPまたはED)にカバー曲が起用された例も多い。


その他

2008年、立川談春が落語として脚色してさだまさしのステージトーク「お父さんとポチ」をカバー。さだのトリビュート・アルバム『さだまさしトリビュート さだのうた』に収録される。歌ではなく、ステージトークをカバーすると言う珍しい例

主な年間チャート上位曲(日本)

原曲歌手によるリメイク、複数歌手により同一時期に発売された競作、作詞・作曲者によるセルフカバーはここには含まない。

オリコンシングルランキング

曲名 歌手名 原曲歌手名 チャート
黒ネコのタンゴ 皆川おさむ ヴィンチェンツァ・パストレッリ 1969年度5位
1970年度1位
ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ 田端義夫 1970年度2位
圭子の夢は夜ひらく 藤圭子 園まり 1970年度3位
京都の恋 渚ゆう子 ザ・ベンチャーズ 1970年度10位
知床旅情 加藤登紀子 森繁久彌 1971年度2位
また逢う日まで 尾崎紀世彦 ズー・ニー・ヴー 1971年度3位
別れの朝 ペドロ&カプリシャス ウド・ユルゲンス 1972年度8位
22才の別れ 風 かぐや姫 1975年度7位
岸壁の母 二葉百合子 菊池章子 1976年度5位
フィーリング ハイ・ファイ・セット モーリス・アルバート 1977年度10位
Mr.サマータイム サーカス ミッシェル・フュガン(フランス語版) 1978年度8位
YOUNG MAN (Y.M.C.A.) 西城秀樹 ヴィレッジ・ピープル 1979年度7位
みちづれ 牧村三枝子 渡哲也 1979年度9位
別れても好きな人 ロス・インディオス & シルヴィア 松平ケメ子 1980年度8位
哀愁でいと 田原俊彦 レイフ・ギャレット 1980年度10位
矢切の渡し 細川たかし ちあきなおみ 1983年度2位
CHA-CHA-CHA 石井明美 フィンツィ・コンティーニ 1986年度1位
愛が止まらない 〜Turn it into love〜 Wink カイリー・ミノーグ 1989年度5位
涙をみせないで 〜Boys Don't Cry〜 Wink ムーラン・ルージュ 1989年度10位
全部だきしめて KinKi Kids 吉田拓郎とLOVE2 ALL STARS 1998年度10位
大きな古時計 平井堅 2002年度7位
Jupiter 平原綾香 2004年度3位
ロコローション ORANGE RANGE リトル・エヴァ 2004年度7位
Mickey Gorie with Jasmin & Joann レイシー
トニー・バジル
2004年度10位
千の風になって 秋川雅史 新井満 2007年度1位

RIAJ有料音楽配信チャート

曲名 歌手名 原曲歌手名 チャート
Lifetime Respect -女編- RSP 三木道三 2007年度7位(着うたフル)[31]
また君に恋してる 坂本冬美 ビリー・バンバン 2010年度6位(着うたフル)[32]

Billboard Japan Hot 100

曲名 歌手名 原曲歌手名 チャート
レット・イット・ゴー〜ありのままで〜 松たか子 イディナ・メンゼル 2014年度7位[33]
U.S.A. DA PUMP ジョー・イエロー 2018年度2位[34]
2019年度9位[35]

フル配信ミリオン認定作品(日本レコード協会)

原曲歌手によるリメイク、複数歌手により同一時期に発売された競作、作詞・作曲者によるセルフカバーはここには含まない。

曲名 歌手名 原曲歌手名 認定月
また君に恋してる 坂本冬美 ビリー・バンバン 2014年1月
レット・イット・ゴー〜ありのままで〜 松たか子 イディナ・メンゼル 2014年6月
アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士 DJ OZMA ボニーM
DJ DOC
2014年12月
銀河鉄道999 EXILE feat.VERBAL(m-flo) ゴダイゴ 2017年3月

ストリーミング累計1億回再生突破作品(Billboard Japan)

原曲歌手によるリメイク、複数歌手により同一時期に発売された競作、作詞・作曲者によるセルフカバーはここには含まない。

曲名 歌手名 原曲歌手名 認定日
U.S.A. DA PUMP ジョー・イエロー 2025年7月8日[36]
NEW LOOK MISAMO 安室奈美恵 2025年7月8日[36]

脚注

  1. ↑ LPレコード『懐かしのメロデー 日本歌謡史 第5集 昭和11年』(国際情報社)付属ライナーノーツ、18頁。(同ページの著者は森一也)
  2. ↑ 北朝鮮では、鉄道唱歌もカバーされているが、こちらは"反日革命歌"となっている。https://www.youtube.com/watch?v=Usi-YZH5gWw
  3. ↑ 『読売新聞』1960年11月7日付夕刊、5頁。
  4. 1 2 戦後60年に去来したブームたち 音楽のブーム、月刊基礎知識 2005年2月号、自由国民社
  5. ↑ 徳永英明、カバー作で15年10ヶ月ぶりの1位獲得! ニュース-ORICON STYLE
  6. 1 2 3 「井上陽水、南沙織の『リメーク曲』がモテるわけ」『週刊ポスト』1989年6月30日号、65-66頁。
  7. 1 2 「ザ・トレンド 歌謡界のリバイバルブーム」『近代中小企業』1989年9月号、13頁。NDLJP:2653866/7
  8. ↑ 『朝日新聞』1991年8月10日付夕刊、12頁。
  9. 1 2 飯塚恆雄『ニッポンのうた漂流記 ロカビリーから美空ひばりまで』2004年、河出書房新社、229-230頁。ISBN 4-309-01659-6。
  10. ↑ 「日本の音楽洋才で サザン、ユーミンに英語版」『日経流通新聞』1990年6月14日付、27頁。
  11. ↑ デビュー30周年を目前に…。記録以上に記憶に残る“歌姫・中森明菜”の衝撃!!、文化通信.com、2010年10月28日。(2010/12/28閲覧)
  12. ↑ 今作のみ、「安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S」名義。
  13. ↑ “トリビュート・アルバムー古い音源への興味高まる(ヒット直送便)”. 日本経済新聞. 東京: 日本経済新聞社. 1997年8月16日. p. 31.
  14. ↑ JITTERIN'JINN原曲が旧ゴールド認定(20万枚)、Whiteberryによるカバー版が旧プラチナ認定(40万枚)である。https://www.riaj.or.jp/data/gd/search/
  15. ↑ Whiteberry版は2010年代に下り、ダウンロードでもダブル・プラチナ認定(50万DL)を達成するロングセラーとなった。https://www.riaj.or.jp/data/hs/search/
  16. ↑ 「駅 (中森明菜の曲)#竹内まりやのセルフカバー」、「元気を出して#竹内まりやのセルフ・カバー」の項を参照。
  17. ↑ 久保田原曲が旧プラチナ認定(40万枚)、三上によるカバー版は旧ゴールド認定(20万枚)となった。https://www.riaj.or.jp/data/gd/search/
  18. ↑ 菅野によるカバー版は旧プラチナ認定(40万枚)、詞曲の辻仁成が歌うECHOESによるセルフカバー版も同様に旧プラチナ認定となった。https://www.riaj.or.jp/data/gd/search/
  19. ↑ 街にあふれるカバー曲/懐かしい歌、若者には新鮮、東奥日報、2002年7月27日。
  20. 1 2 3 4 カバーブーム|時事用語事典、情報・知識&オピニオン imidas - 2021年8月12日閲覧。
  21. ↑ J-POPのカバーで脅威の70万枚ヒット! 「Sotte Bosse」の人気のワケは?、日経トレンディネット、2007年12月3日。
  22. ↑ J・ポップに新たな命 欧米の人気歌手がカバー、読売新聞、2009年1月30日。
  23. ↑ “邦楽カバー・マーケット”を大きく拡大 エリック・マーティンのヒット、オリコン、2009年3月3日(元記事は『ORICON BiZ』2009年3月2日号)。
  24. ↑ クリス・ハート、5年ぶりのオリジナルアルバム『COMPLEX』7月14日リリース 9月からは発売を記念した全国ホールツアーもスタート、ぴあ、2021年5月7日。
  25. ↑ DA PUMP「U.S.A.」YouTube再生数1億回を突破、Billboard Japan、2018年10月27日。
  26. ↑ 天月-あまつき-の「歌ってみた」動画、日本初1億回再生突破 活動の“原動力”であるファンに感謝、ORICON NEWS、2021年3月22日。
  27. ↑ 天月の「小さな恋のうた」、カバー曲として日本人初の再生1億回、スポーツ報知、2021年3月22日。
  28. ↑ 天月「小さな恋のうた」カバー動画で日本人初の再生1億回!発表5年で大台到達、スポーツニッポン、2021年3月22日。
  29. ↑ https://filmora.wondershare.jp/video-editing-tips/singing-video-copyrights.html
  30. ↑ チョウ・ユンファ主演「男たちの挽歌Ⅲ」主題歌。その他、台湾でも北京語カバーとして『風中的承諾』(リンダ・リー)が知られている。
  31. ↑ 2007年有料音楽配信チャート(通称:レコ協チャート)(「着うたフル(R)」)、日本レコード協会、2008年3月21日。
  32. ↑ レコード協会調べ 2009年12月16日~2010年12月14日「着うたフル(R)」 2010年有料音楽配信「年間チャート」(通称:レコ協チャート)、日本レコード協会、2010年12月20日。
  33. ↑ Billboard Japan Hot 100 Year End 2014、Billborad JAPAN - 2019年3月31日閲覧。
  34. ↑ Billboard Japan Hot 100 Year End 2018、Billborad JAPAN - 2019年3月31日閲覧。
  35. ↑ Billboard Japan Hot 100 Year End 2019、Billborad JAPAN - 2020年6月25日閲覧。
  36. 1 2 【ビルボード】ストリーミング1億回突破曲一覧 新たに387曲が判明、Billboard JAPAN、2025年7月8日。

関連項目

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カバー(can't hold me back)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/29 16:06 UTC 版)

「愛情/can't hold me back」の記事における「カバー(can't hold me back)」の解説

香港の歌手・俳優、蘇永康によって、「造福百萬人」というタイトルで広東語カバーされた(2001年、作詞は甄健強、編曲は黃庚)。 表 話 編 歴 小柳ゆきシングル あなたのキスを数えましょう 〜You were mine〜 - fairyland - あなたのキスを数えましょう Opus II - 愛情/can't hold me back - be alive - Koyanagi the Christmas - beautiful world - DEEP DEEP - my all.. - remain〜心の鍵 - HIT ON - Endless - Lovin' you - ON THE RADIO - 恋のフーガ/会いたい - Love knot 〜愛の絆〜 - Crystal Days - 最期に記憶を消して - Fair Wind - 誓い - Rehab-女神たちの休息-/Listen(Yuki-K名義) - we can go anywhere - 悲しみがとまらない - MacArthur Park/All At Once - Believe In Yourself - ジェットコースター - ひまわり - One in a million/return to you - Here For You - LOVE DRIVE 〜恋はサーキットのように〜 アルバム オリジナル FREEDOM - EXPANSION - my all.. - buddy - Type - i'll be Travelin' Home - SUNRISE ベスト MY ALL <YUKI KOYANAGI SINGLES 1999-2003> - The Best Now & Then 〜10th Anniversary〜 - THE BEST OF YUKI KOYANAGI ETERNITY 〜15th Anniversary〜 - The Best of Yuki Koyanagi 2015 Here For You 〜Universal Selection〜 バラードベスト KOYANAGI THE BALLADS 1999-2001 カバー Koyanagi the Covers PRODUCT 1 - KOYANAGI the DISCO - KOYANAGI the COVERS PRODUCT 2 ライブ Koyanagi the Live in Japan 2000 - KOYANAGI THE LIVE IN JAPAN 2001-2002 - Acoustic Concert at Orchard Hall コラボレーション intimacy 映像作品 KOYANAGI THE MOVIES PRODUCT 1 - KOYANAGI THE MOVIES PRODUCT 2 - KOYANAGI THE BUDOKAN KOYANAGI THE LIVE IN JAPAN その他 Snake Eater - 元気ですか 表 話 編 歴 日本有線大賞第1回 - 第10回(1968年 - 1977年) 1 森進一「盛り場ブルース」 2 森進一「港町ブルース」 3 内山田洋とクール・ファイブ「噂の女」 4 鶴田浩二「傷だらけの人生」 5 欧陽菲菲「雨のエア・ポート」 6 内山田洋とクール・ファイブ「そして、神戸」 7 八代亜紀「愛ひとすじ」 8 野口五郎「私鉄沿線」 9 都はるみ「北の宿から」 10 沢田研二「勝手にしやがれ」 第11回 - 第20回(1978年 - 1987年) 11 沢田研二「ダーリング」 12 渥美二郎「夢追い酒」 13 小林幸子「とまり木」 14 竜鉄也「奥飛騨慕情」 15 細川たかし「北酒場」 16 都はるみ「浪花恋しぐれ」 17 テレサ・テン「つぐない」 18 テレサ・テン「愛人」 19 テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」 20 瀬川瑛子「命くれない」 第21回 - 第30回(1988年 - 1997年) 21 桂銀淑「夢おんな」 22 プリンセス プリンセス「Diamonds」 23 堀内孝雄「恋唄綴り」 24 香西かおり「流恋草」 25 藤あや子「こころ酒」 26 高山厳「心凍らせて」 27 藤あや子「花のワルツ」 28 長山洋子「捨てられて」 29 シャ乱Q「涙の影」 30 GLAY「HOWEVER」 第31回 - 第40回(1998年 - 2007年) 31 L'Arc〜en〜Ciel「HONEY」 32 GLAY「Winter,again」 33 小柳ゆき「愛情」/「be alive」 34 浜崎あゆみ「Dearest」 35 浜崎あゆみ「Voyage」 36 氷川きよし「白雲の城」 37 氷川きよし「番場の忠太郎」 38 氷川きよし「面影の都」 39 倖田來未「夢のうた」 40 氷川きよし「きよしのソーラン節」 第41回 - 第48回(2008年 - 2015年) 41 EXILE「Ti Amo」 42 氷川きよし「ときめきのルンバ」 43 氷川きよし「虹色のバイヨン」 44 ふくい舞「いくたびの櫻」 45 氷川きよし「櫻」 46 氷川きよし「満天の瞳」 47 水森かおり「島根恋旅」 48 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「Summer Madness」 この項目は、シングルに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:音楽/PJ 楽曲)。 ^ RIAJ 2015年4月度 (window.RLQ=window.RLQ||[]).push(function(){mw.log.warn("Gadget \"ReferenceTooltips\" styles loaded twice. Migrate to type=general. See \u003Chttps://phabricator.wikimedia.org/T42284\u003E.");});

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カバー

出典:『Wiktionary』 (2021/09/03 12:29 UTC 版)

語源

英語 cover

発音

名詞

カバー

  1. 覆うこと。また、覆うもの。覆い。
  2. 不備・損失などを補うこと。
  3. (音楽) ある歌手が発表した曲を別の歌手が演奏したり歌ったりして発表すること。
  4. 取り扱う範疇とすること。影響が及ぶ範囲に入れること。

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