小口

デジタル大辞泉

こ‐ぐち【小口】

読み方：こぐち

１ 切った所。切断面。切り口。

２ 書物の、背の部分を除いた三方の辺。上辺の天、下辺の地、背の反対側の前小口のこと。また、特に前小口をいう。

３ 事の始まり。端緒。いとぐち。「話の—」

４ 扱う金額・数量の少ないこと。「—の預金」⇔大口。

５ 「虎口(こぐち)」に同じ。

６ 「小口袴(こぐちばかま)」の略。

(1)天 (2)見返し (3)扉 (4)小口 (5)カバー (6)散り (7)喉

小口(2)

商品先物取引用語集

小口（こぐち）

少数の売買ないし注文のこと、または小数量の売買をする人のことをいいます。

印刷関係用語集

こぐち 【小口】

本の背を除く三方。背の反対側だけを指すことが多い。 ＞本の部位名

歴史民俗用語辞典

小口

読み方：コグチ（ｋｏｇｕｃｈｉ）

（１）城あるいはその各郭の出入口。
（２）江戸町方の名主組合。

別名 虎口

催奇形性所見用語集

小口〈症〉

【英】Microstomia
読み方：しょうこう〈しょう〉

異常に小さな口の開口部。

地名辞典

小口

読み方：オグチ（ｏｇｕｃｈｉ）

所在 滋賀県蒲生郡竜王町

小口

読み方：コグチ（ｋｏｇｕｃｈｉ）

所在 栃木県那須郡那珂川町

小口

読み方：コグチ（ｋｏｇｕｃｈｉ）

所在 新潟県新潟市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

小口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/19 20:06 UTC 版)

広義の小口(5–7)・前小口(6)

小口（こぐち、おぐち）

• 少量・小額
• 断面、切断面、柱体の底面
• 本（綴じ本）の上・下・外の裁断面。特に、前小口（外の裁断面）。本に力を加えて小口を少しずらした（変形させた）とき、何もなかった小口に現れる絵を「小口絵（英語版）]という。
• 小口瀬戸。石川県七尾市の能登島勝尾崎・能登半島観音崎間（七尾湾・日本海間）の海峡。
• 小口現金のこと
• 城の入口である虎口の別表記。
• 日本人の姓の一つ。

関連項目

• 「小口」で始まるページの一覧
• 大口 (曖昧さ回避)

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小口（こぐち）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/03/09 00:56 UTC 版)

「新関村」の記事における「小口（こぐち）」の解説

旧・小口村の区域。現在の新潟市秋葉区小口。

Weblio日本語例文用例辞書

「小口」の例文・使い方・用例・文例

• 最近から一般の投資家にも小口商品の販売を始めました
• 仕上げに、小口切りのねぎを散らす
• 小口現金出納帳
• 小口現金渡し
• 「状況報告を」「現在目標は目視４。最大７か。小口径火器を所有」
• 小口径ピストル.
• 小口を出して積んだ煉瓦
• 小口現金
• 小口預金
• 小口当座預金
• 品物を小口に分ける
• 小口から始める
• 大口の註文、小口の註文
• 小口径の速射砲は敵を悩ますに用いる
• 小口当座預金勘定
• （本のページについて）前小口でまだつながっている隣り合ったページの紙を持つ
• 機関銃を使用するために柔軟に結合されたストライプに詰められた弾薬（通常小口径の）
• 大口径の焦点と小口径の焦点の軽量レンズを形成するために配列された多数の小さなレンズから成るレンズ
• 正面の見解と目標が一列になる小口径で調節可能なアイピースを備えている後方射撃照準器
• 項を示すために本の前小口につけられた、一組の丸い切込み