アイピースとは? わかりやすく解説

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アイピース【eyepiece】

読み方:あいぴーす

接眼レンズ。特に、望遠鏡用いものをいう

カメラファインダーの接眼部


アイピース

読み方あいぴーす

カメラ被写体を見るファインダーの接眼部目を付け部分)。
順光撮影するとき、一眼レフカメラ場合、このアイピースから入った光(逆入射光などと言う)が内蔵露出計受光素子入射して、そのぶん露出アンダーになってしまうことがあるこのため、アイピースから目を離して撮影する三脚使用時のために、アイピースにカバーをして遮光する機構内蔵している機種もある。これをアイピース・シャッターと呼ぶ。
また、メガネ使用者はどうしても目がアイピースからある程度離れてしまう。このとき、アイピースのからどのぐらい目を離してファインダー視野見わたすことができるかが重要となる。この、目を離せる距離を アイポイント と言い最近一眼レフでは17〜20mm程度アイポイントがある。それらを“ ハイ・アイポイント ”または“ロングアイポイント”という。ただし、アイポイント長く設計すると、ファインダー倍率低下する傾向にある。

接眼レンズ

(アイピース から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/09 10:18 UTC 版)

接眼レンズ(せつがんレンズ、 : ocular)、とは望遠鏡双眼鏡顕微鏡などの光学機器で目に接する側に取り付けるレンズ。対物レンズや主鏡で集めた光によって焦点に作られた実像を拡大する。アイピース(: eyepiece)。


注釈

  1. ^ ハイゲンス・ミッテンゼーとは普通呼ばない。
  2. ^ しかし現実の製品のほとんどは結構歪曲が大きい。瞳距離の確保を優先するための設計と言われる。
  3. ^ 実際にこの略号が使われているアイピースは1990年代に発売されていたツァイス社の製品だけではなかろうか。
  4. ^ しかし現実には安物も多いので、アッベほどネームバリューが高くない。
  5. ^ 1.25インチをミリに換算するなら、31.75mmサイズ、あるいは四捨五入して31.8mmサイズではないか?と思われるかもしれないが、31.7mmサイズと呼ぶのが現在の望遠鏡業界での通例である。

出典

  1. ^ a b c d e f 『天文アマチュアのための望遠鏡光学・屈折編』pp.201-234「接眼鏡」。
  2. ^ 光技術用語辞典


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