覆土
覆土
覆土
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 04:52 UTC 版)
接種から約2週間で菌糸体が十分に蔓延する。蔓延の状態を見極め、培地全体を滅菌処理して水分を60 - 65%、pH7.0 - 7.5に調整した廃堆肥(育成用コンポスト)、ピートモス、土(関東ローム層土、赤玉土ほか)などで3 - 4センチメートルの厚みで覆い、培地の湿度を85%を保つように管理する。蔓延不足の場合は発生量が減少し、蔓延過剰の場合は子実体の大きさが小さくなる。覆土が刺激となって子実体が発生を始めるのかの理由は明らかになっていないが、覆土の刺激により子実体原基が形成されて発生が始まる。覆土物質は、菌糸体の病害虫からの保護、子実体の保持、乾燥防止の役目も持っている。発生までの期間を短縮する目的で、覆土物質に菌糸体を混入しておく場合もある。
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品詞の分類
名詞およびサ変動詞(土木) | 土盛り 土崩 覆土 床締め 地均し |
名詞およびサ変動詞(覆う) | 被覆 掩蔽 覆土 包裹 カバー |
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