dump
「dump」とは、捨てる・ゴミ捨て場・集積所のことを意味する英語表現である。
「dump」とは・「dump」の意味
「dump」とは、「どさっと降ろす・捨てる」といった動詞と、「ゴミ捨て場・集積所」といった名詞の意味を持つ言葉である。捨てる対象としては、ゴミや不用品といった物理的なものだけでなく、人間関係や仕事などを対象とすることもある。例えば「The woman was late for many meetings that he got dumped from the project.(その女性は、何度も会議に遅刻し、プロジェクトから外された)」のように、「get dumped from A」で「A(という仕事)から外された・首にされた」といった意味を持つ。あるいは「She got dumped by him.(彼女は彼に捨てられた)」といった形で、「(恋人・婚約者などを)振る・捨てる」という意味もある。また、完全なスラングとして「dump」を「うんこ・糞」と訳すこともある。「dump」の発音・読み方
「dump」の発音記号は「dʌmp」で、カタカナ読みすると「ダンプ」である。「dump」の語源・由来
「dump」の語源は、「どさっと落ちる」という意味を持つ、古ノルド後「dumpa」に由来するとされる。「dump」を含む英熟語・英語表現
「don't dump」とは
「don't dump」とは、「ゴミを捨てるな」といった意味を持つ英語表現である。「Don't dump garbage here.(ゴミをここに捨てるな)」といった使い方ができる。
「dump」に関連する用語の解説
「dumpor」とは
「dumpor」とは、インスタグラムを匿名・未ログインの状態で閲覧できるビューアである。インスタグラムの投稿を閲覧する場合は、原則として、自分のアカウントでログインした状態である必要がある。しかし「dumpor」を利用することで、アカウントを作らずに、指定したユーザーの投稿やストーリーズなどを閲覧できる。
「dumping」とは
「dumping」とは、「ゴミの(不法)投棄・投げ売り」といった意味を持つ英単語である。日本においては、カタカナ語「ダンピング」として定着しているが、こちらは「不当廉売」という意味を持ち、「低すぎる価格で、商品・サービスを提供する行為」あるいは「海外の市場において販路を確保するために、国内価格よりも低く設定した価格で海外に販売すること」を意味する。利益を無視したような価格設定により、競合他社が不当な価格競争に巻き込まれ、事業が成り立たなくなる可能性があるため、独占禁止法によって禁じられている。
「garbage dump」とは
「garbage dump」とは、「ゴミ捨て場・ゴミ集積場」を意味する英語表現である。
「photo dump」とは
「photo dump」とは、「大量の写真を、一度にSNSなどに投稿すること」を意味する英語表現である。SNSなどを使うユーザーの間で生まれた、新しいスラングと言える。
「humpty dumpty」とは
「humpty dumpty」とは、イングランドに伝わるマザー・グース(古い童謡)、および、その童謡に登場するキャラクターの名前である。元々は古くから伝わるなぞなぞの詩であったが、「不思議の国のアリス」において、個性のあるキャラクターとして登場したことにより、世界的に有名となった。
「dumping in economics」とは
「dumping in economics」とは、直訳すると「経済学におけるダンピング」を意味する言葉である。
「dump」の使い方・例文
「dump」は「捨てる・置く」という意味において、「どさっと落とす」ようなニュアンスが含まれる。遠くへ投げ捨てるというよりは、下に置くような様子を示す。「He dumped a stack of papers on his desk.(彼は書類の山を机の上にどさっと置いた)」や「She dumped the bag to the room.(彼女は鞄を部屋に放り投げた)」、「My grandmother dumped a lot of food scraps in the trash.(祖母は大量の山ゴミをゴミ箱に捨てた)」といった用い方ができる。粗雑に置く様子から転じて、「(恋人などを)振る・見捨てる・(仕事を)首にする」といった意味も持つ。例文としては「Jun was dumped by his girlfriend two months ago.(ジュンは二か月前に恋人に降られた)」や「She dumped him easily. Because he was a big liar.(彼女は彼をあっけなく見捨てた。なぜなら彼は大ウソつきだったからだ)」、「Tom got dumped from the company.(トムは会社を首になった)」となる。
名詞としての「dump」は「ゴミ捨て場・集積所」といった意味を持つため、「The garbage dump is over there.(ゴミ捨て場は向こうです)」や「I headed for the ammunition dump.(弾薬庫に向かった)」といった使い方ができる。スラングとして「うんこ・糞」という意味を持つが、「トイレに行って用を足す」という場面で用いることができる。「There’s some dog dump on the sidewalk.(歩道に犬の糞が落ちているぞ)」や「I wanna take a dump.(うんちしたい)」といった文章となる。便意を伝える表現については、こども、特に幼児の発言として使われることが多い。
ダンプ【dump】
ダンプ
ダンプとは、デバッグやデータ修復のために、ファイルやメモリの内容をディスクに出力することである。
ダンプされたファイルにはダンプ作成時のメモリ上のデータが丸ごと書き出される。プログラムの開発などを行う場面では、データをダンプしてデバッガに読み込ませると、プログラムの問題点を発見できることがある。特にUNIX系OSにおける、メモリを強制的に中断させて内容を書き出すことを、コアダンプと呼ぶ。
データベースにおいては、データベースの情報をファイルに書き出して保存することダンプと呼ぶ。これはデータベース移行の際に利用される。
dUMP
ダンプ
ダンプ(Dump、投げ下ろすという意味)
- ダンプカー(ダンプトラック)のこと。荷台を傾けて荷物を降ろすことができる。
- デバッグやデータの修復のために、メモリの内容やファイルの内容をディスプレイや、プリンタ、ファイルに出力すること(コアダンプなど)。また、それを行うデバッガの一種。
- 16進ダンプ
- データベースダンプ
- ウィキペディアで記事などを収めて一括ダウンロードできるファイルについては「Wikipedia:データベースダウンロード」を参照。
- スノーダンプの略称。
- 競艇で故意に相手の艇に接触させ相手艇の勢いを減退させ順位を上げる戦法の事。
- アイスホッケーでセンターラインを越えてから相手陣地へパックを打つ事。「ダンプイン」とも言う。
人物
関連項目
DUMP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 04:26 UTC 版)
ファイルの16進ダンプツール。アセンブリソースコードが添付されており、プログラミングのサンプルでもあった。特に、ASCIIダンプがついていなかったため、この機能を追加することは定番の改造だった。
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