鉛蓄電池とは? わかりやすく解説

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なまり‐ちくでんち【鉛蓄電池】

読み方:なまりちくでんち

正極二酸化鉛負極に鉛、電解液希硫酸用い蓄電池自動車用蓄電池をはじめ、現在最も広く使用されている。


鉛蓄電池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/30 23:21 UTC 版)

鉛蓄電池(なまりちくでんち)とは、二次電池の一種で電極を用いるものの総称。単セル電圧が公称2.1ボルト(V)と比較的高めで、かつ安価であることから広く用いられている。多くの製品は、内部で複数セルが直列に繋がれ、12 Vや 24 V で構成されている。




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鉛蓄電池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 07:16 UTC 版)

電気自動車用蓄電池」の記事における「鉛蓄電池」の解説

詳細は「鉛蓄電池」を参照 液式鉛蓄電池は、自動車用電池の中では最も安価で、かつては最も一般的なものであった。鉛蓄電池には大きく分けて自動車用エンジン始動蓄電池とディープサイクル蓄電池2種類がある。自動車用エンジン始動蓄電池は、エンジン始動するために高い充電率提供するため、容量わずかな比率を使ように設計されているのに対して、ディープサイクル蓄電池は、フォークリフトやゴルフカートなどの電気自動車を動かすために継続的に電力供給するように設計されている。ディープサイクル蓄電池は、レクリエーショナル・ビークル補助蓄電池としても使用されているが、異なる多段階充電が必要である。電池寿命短くなるため、鉛蓄電池は容量50%以下まで放電すべきではない。液式の蓄電池は、電解液の量を点検し通常の充電サイクル中に気化しを時々交換する必要がある以前は、ほとんどの電気自動車が、技術的に成熟していること、入手しやすいこと、安価であることから、鉛蓄電池を使用していた。ただし、ニッケル・鉄電池使用していたデトロイト・エレクトリック(英語版のような初期一部BEV例外である。ディープサイクル鉛蓄電池は高価で、車両本体よりも寿命短く通常3年ごとに交換が必要となる。 電気自動車使用される鉛蓄電池は、最終的に車両重量25%から50%という大きな割合占めます。他の電池同様に、鉛蓄電池の比エネルギー石油燃料比べて著しく低い。この場合30 - 50 Wh/kgとなる。EVでは駆動系ドライブトレイン)が軽量化されているため、車両重量の差はそれほど大きくnaiが、どんなに優れた蓄電池でも、通常の航続距離の車に適用すると、重くなる傾向がある。現世代一般的なディープサイクル鉛蓄電池の効率70 - 75%)と蓄電容量は、気温が下がると低下し加熱コイルを動かすために電力迂回させると、効率航続距離最大40%低下する[要出典]。 蓄電池充電して作動させると、通常水素酸素硫黄排出される。これらは自然界存在するものであり、適切に排気されていれば通常は無害である。初期シティカー英語版)の所有者は、適切に換気されていない場合充電直後不快な硫黄の臭いが車内漏れることに気付いた。 鉛蓄電池は、初代EV1のような現代初期電気自動車搭載されていた。

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鉛蓄電池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 15:50 UTC 版)

メモリー効果」の記事における「鉛蓄電池」の解説

鉛蓄電池では全くメモリー効果生じない

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「鉛蓄電池」を含む「メモリー効果」の記事については、「メモリー効果」の概要を参照ください。

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鉛蓄電池

出典:『Wiktionary』 (2014/05/27 23:07 UTC 版)

名詞

蓄電池なまりちくでんち

  1. 正極酸化鉛()、負極電解液希硫酸用いた二次電池起電力は約2V自動車バッテリーなどとして利用される

翻訳

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